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佐野市環境ネットワーク会議
事務局
(佐野市環境政策課)
担当;藤・小野
〒327-8501
佐野市高砂町1番地 佐野市役所5階
TEL0283-20-3013
FAX0283-20-3046
kankyou@city.sano.lg.jp
○環境教育の企画全般
〇環境教育題材探しの学校と題材を持っている団体・個人・法人との繋ぎ役
〇それぞれWeb公開することでマッチングを図る
〇イベントの模様を動画や画像で紹介
〇6部門それぞれの繋ぎ役
【氏名】大和田正勝
【勤務先】NPO法人エコロジーオンライン
【住所】佐野市植上町
【E-MAIL】ohwada@eco-online.org
【URL】 http://www.eco-online.org/
【ご挨拶】28年度より啓発かかりちょうに就任いたしました。
まだまだ、未熟ですが役員・会員のみなさまとともに頑張ります。
よろしくお願いします。
啓発かかりでは没後100年イベントの各種セミナーを中心に幅広く企画・運営・アナウンス等々して参ります。
2019年
6月
21日
金
【開催日時】
2019年7月15日(月) 14:00〜20:00
2. 【会 場】佐野駅前~佐野市役所付近
佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと、駅前交流広場、噴水広場
3. 【主旨】
地球温暖化防止と、これからの地球について考える
※昨年度まではライトダウンキャンペーン期間中に開催していたが、期間終了後とした。
≪ライトダウンキャンペーンとは≫
環境省では、2003年から地球温暖化防止のため、6月21日から7月7日までの間、ライトアップ施設や家庭の照明を消すよう呼び掛ける「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」を実施。
6月21日(夏至の日)と7月7日(クールアース・デー)両日の夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けます。
4. 【内 容】
■駅前交流広場(メインステージ)
①パフォーマンス
②ミニライブ
③軽食ブース
④EVカー展示・PR 交流広場に展示
(佐野市所有車 ※日産自動車から無償貸与)
⑤キャンドル演出
[噴水広場がメイン会場 交流広場ステージの階段にも一部演出]
■ぱるぽーと周り
★ワークショップ
★ケータリングカー
■噴水広場
イベント本部
エコブース
★企業・団体環境啓発ブースなど
★打ち水大行列(噴水広場~駅前通り)
ブランドールと一緒に打ち水
リサイクル回収品を打楽器に行進
★エコ・ミッション
受付14:00~17:30
2019年
5月
29日
水
令和元年5月27日、佐野市役所にて第9回佐野市環境ネットワーク会議の総会が開催されました。
平成30年度の事業報告及び決算報告、令和元年度の事業計画及び予算案が執行部と各かかりちょうから発表され、そのほか、定則変更、役員改選の議案もなされました。
参加者からも多種多様な意見交換も活発に行われました。
本会も10年目に突入です。
昨年改定された佐野市環境基本計画の推進、市内の環境活動に取組む企業、団体、教育関係、個人等をつなぐプラットホームとしての役割を進めてまいります。引き続き、佐野市環境ネットワーク会議をよろしくお願い致します。
2018年
11月
23日
金
佐野高校SGHが 東京農工大学佐藤先生の指導の下、佐野小学校で森林環境教育の実習を開催し、そのお手伝いを 佐野市環境ネットワーク会議の谷の方で でさせていただきました。
今回はそのレポートです。
10/24
森林環境教育講座 第1回
昨年に続いての2年目。小学校4年生2クラスを対象にした授業。
佐野高校生1年生19名参加。
農工大学学生教員によって、名札とバードコールつくり。
バードコールの使い方
五感
フォックスウォーク。
皆で一本の樹をつくる。
体育館へ移って
ウサギとキツネ(食う食われるの関係)
を行いました。
お昼の給食も小学生&高校生 皆と一緒に頂きました。
給食後、担任の教諭と本日の振り返り及び第二回、第三回の打ち合わせを行いました。
第二回からは一部のアクティビティを高校生が担います。
夕方 高校へ戻って参加生徒を集めての振り返り及び次回のアクティビティ決定。
第二回の森林環境教育講座が行われました。
今回は最初に東京農工大学による前回の振り返りと「葉っぱちゃんはお料理上手(光合成について)」を全体に対して行った後、各クラスに別れて 始めて高校生による授業が行われました。
「木からできるものクイズ」と
「間伐ゲーム」
佐野高1年が2グールプに別れて60分各2回行われました。
先週木曜日の放課後に模擬授業を行い、その反省を元に高校生独自の説明資料をパワーポイントで新たに作ってのものでした。
1回目は非常に緊張していましたが、1回目の後さらに反省し工夫をして2回目に望みました。
子供たちには好評で、その後の給食の時にも盛り上がってました。
高校生の授業後 また全体が集まってのクラス対抗「インパルス(両手を繋いで円をつくり同時に片方の手をつかみそれを次々と隣の人に伝えていくアクティビティ)」
高校生も入ってどうしたら早く伝わるかを皆で相談しながら戦略を立てて早さを競う。行う旅にタイムは早くなりました。
①観察力を養うためのアクティビティ
チェンジスリー(農工大)
鳥と虫(佐野高校)
②地球上における水の重要性
青い惑星(佐野高校)
大海の一滴(農工大)
次回は12月21日(金)
水性生物を扱ったアクティビティを全員で行った後、これまでの内容を含めた(ゴミ関係を含みます。)小学生がグループ毎に別れてテーマを決めての学習です。高校生がアドバイザーとして入ります。
各グループは2月に発表を行います。
(文責・写真 谷自然かかりちょう)
2018年
7月
30日
月
クールアースデー2018が無事終わりました。
驚愕の早い梅雨明けでいつもの天候の悩みはありませんでしたが、今度は熱中症の恐れが十分にあるのでそれはそれで関係者一同暑いけど冷や冷やものでイベントを見守ることになりました。
おかげさまで本当に一人の救護者も出すことなく終われたことにまずは大いにホッとしているところであります^^
オープニングはご存知ワンクッション&永井塁さんの急増トリオ「チーム50号線」のネタからの今回初企画環境○✖︎クイズでも進行をやっていただきました。
ボランティアの佐野清澄高校の生徒さんたちが大活躍をしてくれて初企画にしては何とか盛り上がって、これは来年以降の定番メニューとさせていただきます。
今年はエコミッションスタンプラリーが非常に参加者が多くて総合受付も大わらわ!
佐野市環境ネットワーク会議の田口代表や今年から会員になった菅原市議も休む間も無く働いていただきました。
栃木県地球温暖化防止活動推進センターさんのエコミッション。楽しそうですね!
佐野市水道局も名物佐野の名水利き水。関係者で毎年外しているくらいなので結構難しいのかもしれません。
ちなみに私は当てましたが^^
あと、これまた人気の水鉄砲!暑いこの日には一番の場所だったかもしれません。
これも毎年恒例、城南興業さんの排水管洗浄体験コーナー。
洗浄の仕組みも同時にわかって、楽しいゲームもあり、人気ですし、スタッフの皆さんも祭コスチュームでイベントを盛り上げてくれています。
佐野市クリーンセンターではバクテリアdeキエーロや小型家電、廃食油回収。
今年から初参加のフードバンク北関東さん。
こちらの活動ももっともっと広めていきたいですよね。
来年は更にパワーアップさせたいです。
グローバルアクションパートナーズさんの学生服、子供用黄色傘、そして今回新たに柔道着も回収増やしました。
柔道着も学生時代しか使わないケースが多くて比較的お高いのでなるべくはシェアしたいですよね。
今回は佐野市内中学制服3着、柔道着2着、ズボンとスカート各1着お持ちいただきました。
昨年より更に成績が良かったです。
歩道スペースはサンサンサロンさんが中心になって多くの出店者を集めていただきました。
毎年出てくれているとぢぎコープさんに今回からよつ葉生協さん、そしてパルシステムさんと御三家揃い踏み!
歩道を埋め尽くすほどの地産地消食材の販売も充実させていきたいです。
今回一番のヒットはエコミッションスタンプラリー!
昨年もやってはいましたがチラシの表現がわかりにくくほぼ不発に終わってしまいましたが今年は反省を生かしてかなり目立つようにさせたらアラびっくり!タークさんの方にミッションチャレンジいただいて昨年同様の出展者メンバーの方々でしたが異口同音に今年は休む間がなかったと嬉しい悲鳴をいただきました。
ミッション1
ガッツ会瓦さんもおなじみ瓦を使ったピンボールゲーム。
毎年人気ですね。
ミッション2
YKKAPさん。
ガラスの性能を体感する。性能の違いを実際手を当てて体感してもらいます。
大人も意外にこの事実を知りません。
家を建てる時は窓が超重要ですのでこの機会にお見知り置きを🎵
ミッション3
関東アキレスエアロンさん。
こちらは断熱材メーカーさんですので、断熱の性能をやはり体感してもらいます。
家を壁や屋根をしっかり断熱しないと暑くて寒い家ができてしまいます。
断熱材もちゃんとしたのを選ばないと地球温暖化防止防止になりません。
ミッション4
Forward to 1985 energy lifeさん。
ご存知佐々木ファミリー4人で毎年来てくれます。
最近は娘さんたちが省エネクイズの工夫をあれこれ考えてくれているそうで、将来楽しみなお子さん達です。
ミッション5
は栃木県地球温暖化防止活動推進センターさん。
受付まで戻って終了〜!
お疲れ様でした〜。
市役所の中はメイン中のメインワークショップ。
今年も多くの方にご協力いただきました。
今年初参加の葛生大工の会さんはかんながけ作業。
本職の大工さんでも一人前の腕になるのは難しいと言われるこの作業。
大人も真剣にチャレンジ!
佐野市地域おこし協力隊さんが8月3日ににぎわい広場で七夕イベントをやることになったのでそれの飾り付けワークショップ。
本番でしっかり輝けるかな?
常連さんの佐野共同高等産業技術学校さんは工作作り。毎年大人気で材料が最後には尽きてしまいました。
佐野日本短大さんは紙コップを使ってロケットをつくってますね。
さのエコキッズさんは木材端材をつかった工作を。
更にその後ろには佐野高校SGH(スーパーグローバルハイスクール)活動の展示。
足利大学飯野研究室は風車。学生さんたちも楽しみながら小さい子たちに接してくれていて嬉しいですね。
足利大学横山研究室は超電導。子ども達にとても人気のブースです。
吉川油脂さんは廃油を使ったオリジナルキャンドルつくり。
打ち水用の水を準備。
ちょっと早めにやったのでこの暑さで水が煮えた??来年は水の温度なんかも勘案した方がよさそうかもしれませんね。
時間は進んで15時からはタカパーチさんによる不用品による楽器作りワークショップからの皆んなで演奏ステージ。
ここでも清澄高校の皆さんが大活躍!
打ち水大行進では岡部市長が参戦!
号令をかけて出発~♪
「栃木県で一番暑い佐野を冷やすぞ~!」
「おおおおおーう!!!」
岡部市長と田口代表とタカパーチさんが先頭で張り切って打ち水!!
ブランドール達も参戦!!
シンガリはチーム50号線。
長蛇の列はおおよそ100人くらいになりましたかね?
折り返し地点で給水。
先頭は岡部市長!!さすが元陸上選手
・・・って競争ではないんですが、昔の血が騒いだのかな^^
横断歩道を気を付けながらわたって・・・。
最後はペットボトルとラベルとキャップの3分割。
佐野市のペットボトルの出し方もしっかり覚えてもらいました。
3分割みなさんも励行してくださいね。
終わったら少し休憩のち、キャンドル準備です。
清澄高校の生徒さん達がいなければ5000個のキャンドルなんてとてもとても準備できません。
本当に大助かりです。
だんだん太陽もくれていよいよメインイベントキャンドルナイトです。
19時にさのまる&田口会長の着火式。
今年も松桜高校のハンドベル&佐野日本短大のコーラスサークルのステージ。
日も完全に暮れていよいよ5000個のキャンドルが輝く~と思いきや・・・。
今回最大のミステークがこのキャンドルでして、わざわざキャンドル作家さんにつくってもらったのを用意しましたが、この素敵なデザインが仇となってしまいました。
つまり、まんなかの凹みに水が入ってしまって火が付かないパターンにほとんどなってしまったんです。
これは本当に想定外で最後の最後でやってしまいました(´;ω;`)
それでも、何とか無事終わることが出来、来年こそは5000個キャンドルを輝かせて佐野をヒトツにしたいと思います。
ご来場の皆様
関係者の皆様
本当にありがとうございました!
来年も更にパワーアップして参りますので何卒宜しくお願い致します。
【文・クールアースデー実行委員長&創省かかりちょう吉田】
2018年
6月
11日
月
1. 【開催日時】
2018年7月14日(土) 14:00〜20:00
2. 【会 場】佐野駅前~佐野市役所付近
佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと、駅前交流広場、噴水広場、駅前通り(歩道部)、佐野市庁舎市民スペース
3. 【主旨】
地球温暖化防止と、これからの地球について考える
※昨年度まではライトダウンキャンペーン期間中に開催していたが、期間終了後とした。
≪ライトダウンキャンペーンとは≫
環境省では、2003年から地球温暖化防止のため、6月21日から7月7日までの間、ライトアップ施設や家庭の照明を消すよう呼び掛ける「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」を実施。
6月21日(夏至の日)と7月7日(クールアース・デー)両日の夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けます。
4. 【内 容】
■駅前交流広場(メインステージ)
①パフォーマンス
②ミニライブ
③エコ縁日&軽食ブース
④EVカー展示・PR 交流広場に展示
(佐野市所有車 ※日産自動車から無償貸与)
⑤キャンドル演出
[噴水広場がメイン会場 交流広場ステージの階段にも一部演出]
■ぱるぽーと周り
★ケータリングカー
■噴水広場
イベント本部
エコブース
★企業・団体環境啓発ブースなど
※3店舗
★打ち水大行列(噴水広場~駅前通り)
ブランドールと一緒に打ち水
リサイクル回収品を打楽器に行進
★エコ・ミッション
受付14:00~17:30
■佐野駅前通り(歩道部)
★エコ品など販売
13店舗
★ワークショップ
11店舗
2017年
7月
27日
木
梅雨真っ只中で心配された天気もお陰様で終始崩れることなく開催することが出来ました。
今年初デビューのソーラーパワートラックでステージイベント全電源を太陽エネルギーで賄っています。
環境のイベントでエネルギーを浪費していたら本末転倒ですので、その点は電気だけに限らずクールア0-スデーそのものを常に環境負荷がかからないことを意識しています。
各ブースのご紹介をば。
小型家電、廃食油、インクカートリッジ、学生服、子ども用黄色傘を幅広く集めようとしましたが、まだまだ告知不足で奮いませんでしたが、廃食油は過去最大の成果が出ました。
来年は是非ご家庭のこれらをお持ちよりください!
普段でも各所で回収しておりますのでご不明点等々ありましたらお問い合わせください。
おなじみの佐野の名水利き水。
ミネラルウォーターと佐野の名水を当てます。これが本当に甲乙つけがたく、中々当たらないものです。
逆に、それだけ佐野の名水がうまい!って証拠ですね。
2017新企画!
中学生の学生服を回収してシルバーの方に修繕しただき、格安で販売しています。
今現在、まちなか活性化ビルのチャレンジショップに出店していますので、今回来れなかった方はお持ちいただくか、来年もやりますのでその時に是非お持ちください。
黄色い子ども傘も小さいときは必ず必要で、でもすぐ壊すので高いのが買えず、安いセールで多めに買ってしまって、中学に上がれば絶対使わない、でも、モッタイナイので捨てられない・・・。
こんなご家庭たくさんあると思いましてやりました。
来年もやります!
佐野市の3R大元締めではペットボトルの出し方が変わると告知や、生ごみを動力やコンポスターを使わずにバクテリアの力で消せてしまう「バクテリアdeキエーロ」の展示をしました。
キエーロを自分たちでつくるワークショップもみかもクリーンセンターで年に4回程度開催しています。
みかもクリーンセンターに届くゴミ全体の約40%が生ゴミですなんです!
生ゴミの処理もさることながら、その水分により焼却炉の温度を下げてしまい、その分追加のエネルギー投入が必要になっていまいますし、塩分等により焼却炉も痛めてしまうので本当にこれは減らさなくてはなりません。
これも昨年からの人気コーナーで、排水部材をつかった水鉄砲つくり&射撃。
自分で選んでつくるので、どんな精度になるかわからず、楽しいですね。
高圧洗浄体験。浄化槽保守管理会社ならではの企画。
河川の浄化にまだまだ欠かせない浄化槽の正しい理解や体験によりメンテナンスの重要性を理解してもらいます。
生徒たちがつくったミニ電車で8Mの旅へGo!
ぱるぽーとまるしぇは毎月第三土曜日に開催されていて、この日は毎年共催を取っていて、いつも以上の賑わいになりました。
昨年に引き続き大勢で参画していただきました。
打ち水やキャンドルナイトでも助けていただき、もはやなくてはならない存在です。
学生さんや生徒さんが自らワークショップを小さいお子さんに企画することでそれぞれが意味のあるイベントになると考え声をかけています。
昨年参加いただいた学生さんからは普段小さい子どもと触れ合う機会が無いので、自分自身が一番楽しめたかも!などなど嬉しいアンケートをいただいて、来年はもっと多くの学校関係の方に参画呼びかけをさせていただきます。
“プロのたまごが教える木工工作”は本格的な作業で大人もお子さんそっちのけではまってしまいます。
大工のたまごが未来の大工を生むなんて素敵なイベントですね(自画自賛^^)
昨年から始まったスーパーグローバルハイスクール事業の一環で生徒たちが調べた資料展示と昨年学内コンクールで1位を取った“かきなプリン”の試食でアンケートを取りました。
お味はとても美味しいと評判のようでした!
是非とも商品化までこぎつけて欲しいですね。
“スーパー竹とんぼ”なるものをつくるワークショップ。
これが恐ろしいくらい飛ぶので室内では飛ばすことが出来ません。
広い校庭で思いっきり飛ばさせてあげたいですね。
これも毎年人気♬
市内の廃食油のすべてを回収して、インクや飼料やバイオディーゼルへとリサイクルしている佐野市が誇る環境優等生企業です。
毎年恒例の廃食油でつくった石鹸を自分たちでコネコネして色んな形をつくります。
廃食油せっけんは肌にも優しく、一度使ったらやめられませんよ。
”ビー玉迷路”も人気ワークショップのひとつです。毎年多くの子ども達がチャレンジしています。
液体窒素で超電導をつくり走らせます。準備段階から大人達がかなり食いついていました。
もちろん、お子さんたちも初めてみる光景にみんな驚いていました。
こんな体験が未来のエジソンを生むかもしれません^^
このイベントにはなくてはならないNPOさんです。
小さなエネルギー紹介として、自転車発電体験や、ナノ発電所、ロケットストーブ等々誰でも身近に使うことが出来るグッズの紹介。
地球温暖化の主因は人類である。
待ったなしの問題に佐野市民一丸となって取り組んでいかなくてはなりません。
省エネの大本命。
住宅の断熱が家庭の省エネに大きなカギを握ります。
YKK APは窓を代えただけで温度が全然違うことを体感してもらい、関東アキレスアエロンは断熱材の威力を実物で容器をつくり、そこにアイスを入れて炎天下の中溶けずにキープさせていました。
もちろん、電気等の動力は使わずにです。
家の断熱をしっかりさせて我慢の省エネではなく、快適な省エネをめざしましょう。
1985年と今では使用していたエネルギーが2倍にもなっているんです。
ナノデ、まずは1985年ぐらいの使用量にすれば半分はエネルギーが必要なくなります。
そうすれば、CO2も排出せずにすみます。
佐野市民の過程それぞれが半分を目指せば、それは素晴らしい地球貢献となりますよね。
不要になった瓦を利用してピンボール台をつくりました。
また、不要瓦を防草砂利として使えたりも出来てここにもリユースリサイクルの可能性が見いだせます。
呑竜幼稚園の保護者がグループをつくってサイズオーバーの子ども服や使わなくなったおもちゃの販売。
また、隣ではワークショップもやり、初参加いただきましたが、大勢の方に張り切って参画いただきました。
オーバーサイズのいらなくなった子ども服の販売。
同団体もその名の通り、子育てしながら働いて充実した毎日を過ごそうとするママ達のグループです。
もし、何かの繋がりをご希望の方はドシドシお申し付けください!
大量生産でない作家さんの丹精込めた手つくり作品も多くの方にみていただいて身近に感じていただければ・・・。
オーバーサイズのいらなくなった子ども服の販売。
同団体もその名の通り、子育てしながら働いて充実した毎日を過ごそうとするママ達のグループです。
もし、何かの繋がりをご希望の方はドシドシお申し付けください!
打ち水大行進用に、色んなものを楽器につくって、タカパーチさんと一緒にステージで演奏して、そのまま行進してもらいました。
ちびっ子たち大活躍♬
佐野清澄高校、佐野日本大学短期大学ボランティアの皆さんに暑い中献身的にお手伝いいただきました!
キャンドルナイト用紙カップにエコアイデア、地球へのメッセージ、大切な人へのメッセージ等々を描く協力を呑竜幼稚園、犬伏小、閑馬小、佐野小、城北小、旗川小、佐野清澄高校、佐野日本大学短期大学のみなさんにいただき4000個という膨大な数を飾ることが出来ました。
本当に有難うございました。この場をお借りして感謝申し上げます。
真夏の夜に澄んだ音色が響き渡り、その周りでキャンドルの炎がまるで演者のように呼応しているシーンは今でも鳥肌ものです。
来年もまたこのシーンを体感したいですね。
佐野日本大学短期大学コーラスサークルの皆さんの歌声とキャンドルが本当に幻想的でした♬
『温暖化防止4000の祈り』
さすがにプロですね。素晴らしいコピーをいただきました。
佐野清澄高校の生徒さんの感想を読んで、我が意を得たり!の心境で本当に嬉しく感動いたしました。
全部のご紹介は出来ませんでしたが本当に天気に恵まれ無事何事もなく終われたことに感謝の気持ちで一杯です。
来年は更にパワーアップして開催できるよう実行委員一同全力を尽くしますので何卒宜しくお願い致します。
最後になりましたが、ご来場者の皆様、出展者の皆様、スタッフの皆様本当に有難うございました!!
2017年
6月
27日
火
【日にち】2017年7月15日(土)
【時 間】11:00~20:00
※各ブースで時間異なる
【場 所】佐野駅前~市庁舎
今年で8回目を迎えるさのクールアースデー!
目玉企画だらけです。
“回収大作戦”として
①家庭の廃食油回収
②小型家電回収
③市内学生服回収
④子ども用黄色い傘(使用可能品)回収
とこれまでにない規模でやります!
駅前ステージではソーラーパワートラックがやってきてイベント電源を自然エネルギーで供給します。
ステージではブランドールを筆頭に様々なジャンルのアーティストが素敵なショウを披露。
佐野松桜高校の生徒さんたちがつくった電車にGO!
市庁舎に向かう歩道にはエコグッズや佐野高校生徒さんが独自に開発した”カキナプリン”の試食会。
市庁舎では毎回好評のワークショップ各種。
16時からは打ち水大行進として、音楽を奏でながら打ち水をやります。ペットボトルを持って集合!
19時からはこれも昨年大好評のキャンドルナイト。昨年2000個から倍増の4000個のキャンドルが幻想的な雰囲気をつくってくれます。
紙コップにエコアイデアや大切な人へのメッセージを書きに来ませんか??
ナドナド素敵な企画盛りだくさんですので7月15日は佐野駅前に全員集合~♬
2017年
2月
10日
金
日本では「COOL CHOICE」を合言葉に、低炭素社会実現のために省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を始めました。
そして、佐野市では国の目標でCO2削減量26%を上回る30%削減を目標とする
“COOL CHOICE 30 SANO”にチャレンジしています。
そこで、平成29年2月18日(土)に佐野駅前交流プラザぱるぽーと2階の多目的ホールで、「体験教室を通して地球温暖化について考えよう」と題した、親子で考える地球温暖化「親子未来会議」を開催します。
第1部は廃油石鹸を使った石鹸アートづくりを通して、リサイクルを中心に温暖化防止について考えてもらいます。
第2部は端材を使った木琴づくりとエネルギーの勉強を通して、どうすれば温暖化防止に繋がるかを話しあいます。
1部、2部ともに定員がございます。
お早前の申し込みをお願いいします。
2017年
2月
08日
水
【日にち】2017年3月11日
【時間】13:30
【会場】みかもクリーンセンター
【定員】10名(事前受付・佐野市民優先)
【参加費】バクテリアdeキエーロ:3,000円 ベランダdeキエーロ:4,000円
【準備品】金槌、電動ドライバー、軍手
【服装】作業のできる服装
【共催】佐野市環境ネットワーク会議
【申込・問合せ】クリーン推進課 TEL(23)8153 FAX(22)3593
ワークショップでは、 「キエーロ」の利用方法についての説明 や製作を行います。製作したものは自宅へ持ち帰って利用して いただけます。 「キエーロ」は、次の2種類から選択できます。 ①土置き用の底のない「バクテリアdeキエーロ」(3,000円) ②土以外の場所に置く用の底のある「ベランダdeキエーロ」(4,000円)
2017年
2月
02日
木
第26弾団・談・暖のファシリテーターとして3年連続お招きいただきつとめさせていただきました。
今回のテーマ「葛生城開城」として、24弾の時に出た本丸のメイン中のメインにある旧吉澤邸を活性化の起爆剤にすべく、利活用だけに絞って未来工房をさせていただきました。
想像通りの白熱した自由闊達の意見が飛び交い今年も大成功裏に終えることが出来ました。
いつもなら第2幕の懇親会でグループ発表ですが、今回は飲まないですぐさま発表。
こちらの流れの方が良いですね^^
いよいよ色んなものが具体的になってきましたので、更に深くつめていき、どんどん行動に移して行って更なる葛生の発展を目指していただきたいですね。
今回も有難うございました!!
2016年
11月
30日
水
日本では「COOL CHOICE」を合言葉に、低炭素社会実現のために省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる促す国民運動を始め、
そして、佐野市では国の目標でCO2削減量26%を上回る30%削減を目標とする
“COOL CHOICE 30 SANO”に
チャレンジしています。
10月12日に開催された市民向けセミナーに続き、11月28日(月)に『グリーンマーケティングを学ぶ』~無理なくできる地球温暖化防止で業績アップさせよう!~と題して、企業向けセミナーを開催が開催されました。
一歩進んだ考え方であるグリーンマーケティングとはどういうものなのか?
佐野市環境ネットワーク会議、田口博一代表の挨拶を開会とし、地元佐野市で取り組んでいる企業のお話、まだまだ絞れるエネルギーの提案、今後おススメの企画等を3名の講師にお話頂きました。
まず、お話いただいたのは、栃木県佐野市高萩町に本社を置く、株式会社栃木パーツ代表取締役三枝透氏に「中古パーツでCO2削減~自動車ユーザーにも安くて、きれいで、安心な修理を提供」として、自社の環境の取り組みをはじめ、自動車のリサイクル事情、中古パーツのCO2削減効果について、詳しく教えていただきました。そうした中でも、請求書にCO2削減量を記載する取り組みには驚かされました。
つづいては、株式会社エナジー311 代表取締役小野村一博氏に「中小企業の電力の“ムダ”を斬る!設備投資ゼロでもできる節電方法」としまして、国のエネルギー対策や産業向けの省エネ補助金情報と解説、地域で取り組むプラットフォーム事業の解説を細かくして頂きました。後半は、機器の導入以前に見える化を図ることによって、つまみやスイッチの位置を変えるだどローテクな方法で、設備投資ゼロで実施できる提案をご教授頂きました。
最後は、「 “環境と経済の両立を目指して”エコ・アクション・ポイントを活用した企業価値創造」としまして、株式会社かんでんCSフォーラム 環境省エコ・アクション・ポイント事務局古川知之氏に環境省が推進するエコアクションポイントを活用した取組の紹介、エコアクションポイントを活用することで、企業価値だけではなく、コストカットや地域と連携した新たな取り組みなどご紹介頂きました。
今後、今回のお話頂いた内容を習得し、COOL CHOICE 30 SANO実現へ、行政、企業、市民が一体となって進んでいきましょう。
2016年
11月
11日
金
日本では「COOL CHOICE」を合言葉に、低炭素社会実現のために省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を始めました。
そして、佐野市では国の目標でCO2削減量26%を上回る30%削減を目標とする
“COOL CHOICE 30 SANO”にチャレンジしています。
10月12日に開催された市民向けセミナーに続き、11月28日(月)に【『グリーンマーケティングを学ぶ』~無理なくできる地球温暖化防止で業績アップさせよう!~】と題して、企業向けセミナーを開催します。
歩進んだ考え方であるグリーンマーケティングとはどういうものなのか?
地元佐野市で取り組んでいる企業のお話と、まだまだ絞れるエネルギーの提案、今後おススメの企画等を3名の講師が解説いたします。
日付 11月28日(月)
時間 15:00~18:00
場所 佐野市市庁舎(市民活動スペース)
〒327-0831 佐野市高砂町1
主催 佐野市
共催 佐野市環境ネットワーク会議
後援 佐野商工会議所
下野新聞社
*会場へお越しの際は、市営(高砂町・万町)駐車場をご利用ください。
*セミナープログラム*
①「中古パーツでCO2削減~自動車ユーザーにも安くて、きれいで、安心な修理を提供」
講師;三枝透氏 株式会社栃木パーツ 代表取締役
②「中小企業の電力の“ムダ”を斬る!設備投資ゼロでもできる節電方法」
講師;小野村一博氏 株式会社エナジー311 代表取締役
③「 “環境と経済の両立を目指して”エコ・アクション・ポイントを活用した企業価値創造」
講師;古川知之氏 株式会社かんでんCSフォーラム 環境省エコ・アクション・ポイント事務局
2016年
11月
03日
木
“地球温暖化防止”は、これからの地球のために、すべての人が取り組んでいかなければならない問題です。
佐野市では、国の目標を上回る二酸化炭素等の30%削減(2013年比)を目標とした“COOL CHOICE 30 SANO”にチャレンジします!
この目標をクリアするため、佐野市民が一丸となって考え、行動する“COOL CHOICE 30 SANO”を市民に呼びかけるポスターデザインを募集します。
○募集期間
2016年11月1日~2017年1月10日
(募集期間を延長しました)
○応募資格
佐野市に在住、通勤又は通学する方
○審査・発表
2017年1月下旬を予定
○表彰(各1名)
金賞:太陽光パネル・バッテリーのセット(そらべあバージョン)と
図書カード3,000円分
銀賞:簡易型太陽光パネルと図書カード1,000円分
銅賞:ソーラーランタンと図書カード500円分
※表彰作品は、今後の佐野市の地球温暖化防止活動に活用します。
※詳しくは、下記応募要項をご覧ください。
2016年
10月
17日
月
10月17~23日までみかもクリーンセンターで「もったいないフェア」開催します。
その中でも目玉企画がありますので是非ご来場ください!
10月22日は
10時から「もったいない」を鑑賞しその後14時から「キエーロ」ワークショップに出ていただくと1日有意義なもったいないを体験できます♪
2016年
10月
15日
土
喫緊の課題である地球温暖化防止に関する世界的義務を果たすパリ協定を受けて、
日本は2030年までに2013年比で26%の温室効果ガス削減を決めました。
日本では「COOL CHOICE」を合言葉に、低炭素社会実現のために省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を始めました。
そして、佐野市では国の目標を上回る30%削減を目標とする
“COOL CHOICE 30 SANO”にチャレンジします。
*挨拶と佐野市での取り組みを表明する岡部市長
田中正造の日(佐野市制定)でもある10月12日(水)14時より佐野市役所市民活動スペースにて、「佐野市民が貢献する地球温暖化防止」と題して、市民向けセミナーを岡部市長のご挨拶のもと、佐野市環境ネットワーク副代表・NPO法人ソーラーシティ・ジャパン専務理事、吉田登志幸氏を講師として開催され、市民・市役所職員、約60名が参加しました。
前半は、様々な資料を活用し、日本のエネルギー事情の説明(自給率約5%)をはじめとし、地球温暖化と温暖化が及ぼした世界各國の変動、そして、日本、佐野市の異変について、写真を交えながら説明をしていただきました。
中盤は、パリ協定ではどのようなことが、制定されたのか、そして、我が佐野市ではこのCOOLCHOICE事業で、まず、どのようなことを実施していくのか、意気込みを熱くご紹介いただきました。
後半は、「まず、では何をする?」の問いかけからはじまり、吉田氏が理事を勤める「一般社団法人Forward to 1985 energy life」が実施する省エネ診断サイト「1985アクションナビ」のご紹介、それに基づいた冬、夏の省エネ実践方法のご紹介を事例を交えてお話いただきました。
本、セミナーでは特に省エネ実践においては、参加者のうなずきやメモをとる作業が多く見られ、関心度が高さが伺われました。
次回のCOOLCHICEセミナーは11月28日、企業向けセミナーです。
詳細は告知ページをご覧下さい。
2016年
10月
04日
火
喫緊の課題である地球温暖化防止に関する世界的義務を果たすパリ協定を受けて、
日本は2030年までに2013年比で26%の温室効果ガス削減を決めました。
日本では「COOL CHOICE」を合言葉に、低炭素社会実現のために省エネ・低炭素型の製品・サービス・行動など、温暖化対策に資するあらゆる「賢い選択」を促す国民運動を始めました。
そして、佐野市では国の目標を上回る30%削減を目標とする
“COOL CHOICE 30 SANO”にチャレンジします。
その目標をクリアするためには佐野市民が一丸となって考え、行動するまさにCOOL CHOICEを実践していかなくてはなりません。
そこで、本事業では10月12日(水)14時より佐野市役所市民活動スペースにて、「佐野市民が貢献する地球温暖化防止」と題して、市民向けセミナーを実施します。是非、ご参加ください。詳細はクリックをお願いします。
*詳細
佐野市民が貢献する地球温暖化防止
日付 10月12日(水)
時間 14:00~15:30
場所 佐野市市庁舎(市民活動スペース)
〒327-0831 佐野市高砂町1
主催 佐野市
共催 佐野市環境ネットワーク会議
NPO法人ソーラーシティ・ジャパン
*会場へお越しの際は、市営駐車場をご利用ください。
*講師
吉田登志幸氏
佐野市環境ネットワーク会議副代表、NPO法人ソーラーシティ・ジャパン専務理事
会社設立時より環境問題に意識を持ち徐々に活動幅を広げていたが、
2011年3月11日東日本大震災と福島第一原発事故が大きなきっかけで、日本のエネルギー問題解決、地球温暖化防止少しでも寄与するべく、省エネ・創エネに携わる団体等を通じて啓発活動や具体的実践を行っている。
2016年
7月
19日
火
▼日時=7月23日(土) 午後1時30分~(できしだい終了)
▼会場=みかもクリーンセンター
▼定員=先着10名(佐野市民優先)
▼参加費=材料代3000円
▼準備品=金槌、プラスドライバー、軍手
▼服装=作業のできる服装
▼共催=佐野市環境ネットワーク会議
▼申込= クリーン推進課へ(℡23-8153)
2016年
7月
19日
火
クールアースデー2016無事終了しました。
週間天気予報では「雨」と非常な通告に関係者一同凹んでいましたが、皆様の日頃の行いのおかげで当日は雨も降らず、太陽がガンガンに照らず、丁度良いコンディションとなりました。
新市庁舎も完成したということで、第7回目の今回は駅前から市庁舎までの歩道も使い、過去最大級の規模での開催。
歩道ではエコグッズ販売や手作り雑貨等々の販売のお店が並びました。
噴水広場では環境に取り組む企業や団体、佐野市のクリーン推進課や水道局が出展。
クリーン推進課&吉川油脂が家庭の廃油回収や小型家電回収BOXを設置。
毎回好評の吉川油脂コネコネ石鹸アートも大繁盛♪
栃木県瓦工事組合連合会は瓦の廃材を利用したピンボールゲーム台を持ってきて大人気のブースとなっていました。
また、同じく廃瓦の粉砕砂利も無料でプレゼントコーナーもありました。
浄化槽関係でおなじみの城南興業は下水洗浄のデモとちょっとしたお遊びを取り入れてこれまた大人気。
水道局も今回から配管をつかった水鉄砲ワークショップをやったり、それの的当てゲームをやったりでここも大盛り上がり。
お馴染み、佐野の名水利き水も皆さん真剣な表情でやっていました。
因みに画像は手前から、佐野市環境ネットワーク会議代表・田口さん、佐野市議会議員・木村久夫さん、同じく佐野市議会議員・菅原達さんにもやってもらいました。
そして、佐野レクリエーション協会さんにご協力いただいて今回初企画の”エコ・ウォークラリー”も行いました。
周辺の5か所のポイントをまわり、環境についてのクイズをやり、一定の時間内に戻って点数を競います。
15組近くが参加してそれぞれみんな優秀な成績だったとか。
また、今回は規模も大きくなったということでいろんな方にボランティアでお手伝いいただきました。
佐野短大の学生さんには20名近くもお手伝いいただき、本当に助かりました。
市庁舎市民スペースではワークショップ。
どのブースも大変な賑わいでした。
建築家グループ”C+”では廃材利用のランタンつくり。さすが建築家だけあってつくるもののクオリティが高いです。
佐野共同高等産業技術学校の生徒さんによる、
椅子作りは本格的で、大好評♫
ワークショップの域を超えてました^^
大勢で頑張っていただいた佐野短大の学生さん!
やさしいおにいさん、おねえさん達と一緒の
リサイクル工作は、子供達の心をゲット!
笑顔万点ブースでした♫
初めての方が多くとても楽しく取り組めたとの感想をいただきました。
皆さん、本当に楽しそうですね。
廃材を利用して作るビー玉迷路!
それぞれ好きな廃材をチョイスし、子供の
発想力全開の作品を作っていました。
出来あがったビー玉迷路♪
大切に抱えてお持ち帰り。良いですね~。
全国地球温暖化防止推進センターからも多くの資料提供いただきました。
来場者も興味深々!
「ここから始めよう♪地球温暖化ストップ!!」
子供達の未来に、素敵な地球を残したいですね。
佐野市がメーカーから無償貸与されているEVカーも展示。
また、メインステージではバラエティーに富んだエンタメが。
ヒーローエコ劇場ではソラちゃんが共演!
そして、メインイベントのひとつ、打ち水大行列には岡部市長にも参列いただきました。
その前に佐野市が地球温暖化防止を活発に行うクールチョイスの宣誓から。
SANOブランドールを中心にご当地アイドルの皆さんに加わってもらい盛大にスタート。
約50名近い大行列!!
SANOブランドール・あいちゃんがここから打ち水の説明と全体の進行を完璧に努めてくれました。
穴あきペットボトルで楽しく散水。
アークステージで水の補給。
そして、最後には使用したペットボトルをボトル、ラベル、キャップの3種類にしっかり分別。
参加者にも分別方法が伝えられたので1石2鳥の企画になりましたね。
そして、これまたメインイベントのキャンドルナイト。
今回は初めて2000個というたくさんの数をやるにあたり、城北小学校、犬伏小学校、旗川小学校、閑馬小学校の児童、その他大勢に紙カップにエコアイデアや大切な人へのメッセージを描いてもらいました。
また、当日でもこのように描いてもらいました。
岡部市長には特大カップでお願いしました。
そして、このエコアイデアカップを噴水のまわりに置いていき、この中に水を入れます。
そうすることでカップの重みになります。
カップは風よけですね。
数が数なだけに、これは多くの方に協力いただいて本当に助かりました(^^;
こちらは大切な人へのメッセージが書かれたカップをセット。
するとジャ~ン!こんな感じに!!
薄暮にエコアイデアがゆらめきます。
19時にはさのまるによる点灯式。
1年ぶりのそらとのご対面
そうして、この時間帯の真打登場!JMCさんのゴスペル。
オーラスは名物ダジックアース!
いつみても凄い迫力ですね。
そんなこんなで心配された天気も問題なく、諸事何事もなく無事終了することが出来ました。
ご来場者の皆様有難うございました!
出展者・スタッフの皆様お疲れ様でございました!
来年も更にパワーアップさせて実り多いイベントにしたいと思っておりますので、来年も宜しくお願い致します。
【文・写真 創省かかりちょう 吉田登志幸】
2016年
6月
26日
日
1. 【開催日時】
2016年7月16日(土) 11:00〜20:00
※ ①ぱるぽーとマルシェ 11:00~ ②さのクールアースデー 11:00~(一部14:00)
2. 【会 場】佐野駅前~佐野市役所付近
佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと、駅前交流広場、噴水広場、駅前通り(歩道部)、佐野市庁舎市民スペース
3. 【主旨】
地球温暖化防止と、これからの地球について考える
≪ライトダウンキャンペーンとは≫
環境省では、2003年から地球温暖化防止のため、6月21日から7月7日までの間、ライトアップ施設や家庭の照明を消すよう呼び掛ける「CO2削減/ライトダウン キャンペーン」を実施。
6月21日(夏至の日)と7月7日(クールアース・デー)両日の夜8時から10時までの2時間を特別実施日として設定し、全国のライトアップ施設や各家庭の照明の一斉消灯を呼び掛けます。
4. 【内 容】
■駅前交流広場(メインステージ)
①パフォーマンス
★和芸(小太郎) ★エコクッキング(クックマン)
★バルーン(風船レディ かすみん) ★ご当地ヒーロー エコ劇場
★アクリジックアート(スプレーアーティスト:大川浩史)
②ミニライブ
★ご当地アイドル SANOブランドール 他
★ワンフリーナイン ★片山 遼
★JMC + HOPEぱるぽーと(ぱるぽーとカルチャークラス)
③ダジック・アース
4次元デジタル地球儀
④EVカー展示・PR 交流広場に展示
(佐野市所有車 ※日産自動車から無償貸与)
⑤キャンドル演出
[噴水広場がメイン会場 交流広場ステージの階段にも一部演出]
■ぱるぽーと館内
佐野駅前市場「ぱるぽーとマルシェ」
■ぱるぽーと周り
★ぱるぽーとマルシェ(一部)
★こども祭り
・縁日
・エコゲーム
★ケータリングカー
■噴水広場
エコブース
★企業・団体環境啓発ブースなど
※10店舗
★打ち水大行列(噴水広場~駅前通り)
ご当地アイドル&ヒーローと一緒に打ち水
※市長参加決定!
★エコ・ウォークラリー
受付14:00~17:30
■佐野駅前通り(歩道部)
★エコ品など販売
10店舗
★ワークショップ
10店舗
2016年
2月
26日
金
午前の部
①佐野地区視察会(10:00~12:00)
場所:葛生長坂地区・田沼多田地区
午後の部
②シンポジウム(13:00~14:30)
③ワークショップ(14:30~16:40)
場所:葛の里・2階 *参加費:無料
年齢制限無し(小学生以下は保護者同伴)
懇親会(17:00~)・・・「えん」(葛の里1階)
参加費:3000~4000円(ただし参加人数による)
2016年
2月
18日
木
▼日時=3月12日(土)
午後1時30分~(できしだい終了)
▼会場=みかもクリーンセンター
▼定員=先着10名(佐野市民優先)
▼参加費=材料代3000円
▼準備品=金槌、プラスドライバー、軍手
▼服装=作業のできる服装
▼共催=佐野市環境ネットワーク会議
▼申込= クリーン推進課へ(℡23-8153)
2016年
2月
08日
月
昨年に引き続き葛生地区むらおこし実行委員会主催の伝統ある団・談・暖にお招きいただきました。
昨年未来工房と言う手法で葛生をまちづくりを参加者全員で考えていただき、それはそれは素晴らしいアイデアが“噴出”。
この素晴らしいアイデアを埋もれさしておくのはモッタイないとしで私の方で集計してアイデアの多いものを是非具体的に取り組んでみませんか!?とご提案はしていましたが、それぞれのお仕事の都合もありそこまでは進めていませんでした。
というオファーから喜んで受けさせていただき、出来ていなかった次の動きをご提案すべく、わたしが集計したアイデアの中から人気の高かったアイデアや個人的にやって欲しいのもちゃっかり入れて、8つのプロジェクトに分けました。
昨年よりも参加者も増えてます。
当て字ですが「かっちゅうはっさく」と読んでください^^
葛生の葛と龍馬さまのアレですよね。
そのプロジェクトにも親しみやすい?タイトルをつけました。
ご紹介しますと・・・
①葛生ドリームツアー
②白壁&フレスコ
③小曽戸川リノベーション
④空き家復活
⑤名物戦略
⑥あくとプラザACT
⑦ヒーロー聖地
⑧ネイチャーアドベンチャー
前回は夢物語OKでしたが、今回の狙いは具体性。
そのために、各プロジェクトに専門家、佐野市担当職員、議員を招き入っていただきました。この人選や呼びかけは企画スタッフの方々が担当していただきましたが、大変だったと思います^^;
我らがSACO-netチームからもむらおこし実行委員でもある副代表谷さんが⑧班リーダー、佐藤街・町かかりちょうは④に、石川啓発かかりちょうは①の専門家枠としてそれぞれ参加。
その苦労の甲斐あり、狙い通り具体的な話で大盛り上がり!
最後に各班アイデアを総合した資料を作成して第一幕終了。
時間を延長しても多くが完成せず、二幕の出だしまでつくっていた班もあり、その熱心度が伝わります。
会場を移しての第二幕で各班それぞれの発表。
盛り上がり過ぎて時間を大幅に延長してしまいましたが、それはそれでご愛嬌^^
今度もこのアイデアを更に深堀してより具体性高い事業にして実際の行動へ移してもらうよう働きかけます。
参加者の皆様有難うございました。スタッフのみなさまお疲れ様でした!
【文/写真 吉田啓発かかりちょう】
2015年
10月
13日
火
もったいない"の心のもと、10月19日(月)~25日(日)の期間にみかもクリーンセンターで開催します。
期間中に行うイベント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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10月24日(土)のイベント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
10月25日(日)のイベント | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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2015年
8月
31日
月
2015年7月25日みかもクリーンセンターにてバクテリアdeキエーロワークショップが開催されました。
今回は8世帯の方に製作チャレンジ!
2014年10月26日が第1回で今回4回目となりのべ45世帯の方にチャレンジいただきました。
キエーロを活用し生ごみの減量化が更に進むことをご期待申し上げます。
参加者の皆様有難うございました。
【文・吉田啓発かかりちょう】
2015年
7月
17日
金
2015/3/1 平成26年度全国学びとまちづくりフォーラムIN佐野への参加
「全国学びとまちづくりフォーラムIN佐野」が開催され、田口代表が分科会での発表者
として参加しました。このフォーラムでは、全国各地からそれぞれの分野で優れた活動を
実践する団体が、取組内容を発表するものですが、佐野市環境ネットワーク会議が発表団
体に選ばれたことは、大変喜ばしいものでした。
2015年
7月
08日
水
7月4日COOL ERATH DAY 2015無事終了しました!
不安定な天候で委員会としては最後の最後まで晴れバージョンでやるか雨バージョンでやるか本当に悩んだ挙句、晴れ雨両方の準備で臨みました。
オープニングは田口代表のご挨拶から。
5回目を迎える今年は“3倍増”を合言葉に、それぞれの企画を3倍増で実施。
エンタメ会場では佐野ブランドールをはじめ多くのエンターティナーが素敵なステージを魅せていただきました。
散水車で打ち水!
城山会場も今年もエコ会場として大賑わい。椅子つくりワークショップ。
LEDによるてつくりランタン。
珍しい瓦葺体験。
廃油でつくるコネコネ石鹸。
佐野名水利き水体験。
とちのみストラップ。
その他多くのワークショップや販売ブースも大賑わい!
さらに今年は城山会場で太陽光でためたエネルギーで演奏を行うソーラーライブをやりました。
これも今年初、ご当地ヒーローが大集結!ただのヒーローショウではアースデーらしくないので、わたくしめが台本をつくらせていただき、エコ劇場に大変身して演じていただきました。
もちろん、そらちゃんも大活躍?
待ち時間には子ども達ともたくさんふれあってくれました。
ときには観客にも^^
そして、これも今年初!コスプレイヤー達も参加。
打ち水は天候がこんな感じでちょっと残念な感じに。。。
城山会場終了間際にポツポツと振ってしまいましたが、足利からのオリヒメヒメルはそれにも負けず悪を倒す!
18時を回り城山会場は終了。エンタメ会場は雨のためパルポート館内へ会場移動。
でも、メインのキャンドルは無事350個点灯!
葛生の秋山から持ってきていただいたチェンソーアートで飾り付け。
そうして、真打のJ.M.Cさんによるゴスペル♪
オーラスはやはりこれ!3次元プロジェクターで地球まるごとを映すダジックアース!!
室内で少し窮屈になってしまいましたが、それでもこの迫力。圧巻ですね~。
本当に天候との戦いでしたが無事終えることが出来てホッとしております。
ご来場いただいた方有難うございました。
また、参加者、スタッフの皆様お疲れ様でした。
来年も是非開催したいですね!
【文・啓発かかりちょう・COOL ERATH DAY2015実行委員長 吉田】
2015年
6月
22日
月
【日にち】2015年7月4日
【時 間】14:00~20:00(エコ会場は18:00まで)
【場 所】佐野駅前広場&城山公園
【内 容】毎年開催されている環境省のライトダウンキャンペーンに合わせ、地球温暖化防止についてイベントを通じて考える
楽しいワークショップやイベントを通じて地球温暖化について一緒に考えていきましょう。
2015年
5月
13日
水
5月20日(水)~5月24日(日)
【場所】みかもクリーンセンター(町谷町206-13)
【時間】9:00~17:00(24日は15:00まで)
【内容】”もったいない” の心のもと、「再生品展示提供」「フリーマケット」の
リユースイベントと「リメイクフェア2015」を開催。
20日(水)~24日(日)☆自転車・家具等を再生・展示し抽選により提供
23日(土)☆13:00~
『バクテリアdeキエーロ』制作ワークショップ
◎生ゴミ消滅ボックスをDIY!使い方も説明します。
◎募集定員:15名(お1人1基・先着順)
◎材料費:3000円
◎持参品:金槌・鋸・プラスドライバー・作業の出来る服装
<お申込み&お問合せ:クリーン推進課リサイクリ推進係 0283-23-8153>
協力:佐野市ネットワーク会議・佐野市
24日(日)☆9:00~15:00
『フリーマーケット・リメイクフェア・エコ料理』等
※エコキャップ・乳乳パック・ペットボトル等!身近な物で素敵にリメイク!
小さいお子さんから、大人の方まで楽しめる内容になっています。
2015年
4月
27日
月
5月16日(土)
【場所】イオンモール佐野新都市 1Fセントラルコート
【時間】10:00~15:00
【内容】「3R」と「もったいないが合言葉」
リサイクルワークショップ&廃材再利用木工作!
佐野共同高等産業技術学校のご協力のもと、第二回目を開催します。
たのしいリサイクル体験がいっぱい♪是非遊びに来て下さい。
☆みんなで、let`s try!リサイクル!☆
2015年
3月
03日
火
「バクテリアdeキエーロ制作ワークショップ」
自宅で楽しく使える簡単生ごみ消滅器を作って生ごみの減量に挑戦
【内容】利用方法についてのレクチャーや「
【日時】3月14日(土)午後1時~午後3時(予定)
【場所】みかもクリーンセンター (佐野市町谷町206番地13)
【参加費】3000円(材料代)
【定員】 15名(※先着順・事前受付)
【持ち物】金槌・のこぎり・軍手
<お問合せ&お申込み>
佐野市クリーン推進課リサイクル推進係
TEL 0283-23-8153 FAX 0283-22-3593 E-mail clean@city.sano.ig.jp
2015年
2月
09日
月
2015年2月5日『第24弾団・談・暖』で基調講演とその後のワークショップの進行役という全体的ファシリテーターをやらせていただきました。
前年の第23弾は『再生可能エネルギーとまちづくり』というテーマでNPO法人エコロジーオンラインの上岡理事長がファシリテーターをされ、それを受けてこのソーラーバレーや過去議論されてきた葛生のまちづくりのあり方を参加型で考えようと言う趣旨で過去23回開催で初めてのワークショップ方式で行われました。
ワークショップの題材となるような話をということで冒頭の基調講演は「活性化の必須条件~関西人は見た!葛生の魅力~」というテーマ。
その後、3つの大きなテーマを決め、参加者を8つのグループに分けてそれぞれワイワイ話をしました。
ワークショップと言っても今回のは少し変わっていて“未来会議”という手法を取りました。
グループリーダーに田口代表と谷自然かかりちょうも加わっていただきました。
これは以前佐野市でも講演いただいたドイツ在住の環境ジャーナリスト村上敦さんに過去2度ほどモデレートしてもらった会を自分流にアレンジして今回に臨みました。
未来会議のルールは
1、実現性無視
2、議論禁止
3、意見の責任無
つまり、何でも思った事を考え発言して良い。そしてその発言に対して否定したりしてはいけない、更に発言したからと言って何かの役をやらされたりしないのです。
その後、会場を変えて懇親会会場での各班発表。
これが大盛り上がりでわたしも予想以上の雰囲気で司会をしながら内心驚いていました。
そして、これも驚きでしたが実現性無視のはずがどのアイデアも頑張れば出来そうなものばかりでこのアイデア全て実現したら夢のような街が出来上がってしまいます^^
通常懇親会での席ではみなさんそれぞれが会話を楽しむ為発表はあまり聞かれないのが常なのですが、みなさん本当に真剣に、そして楽しく発表を聞いてくださったので、こちらとしてもとても進行がやりやすかったですし、とても楽しかったんです。
この素晴らしいアイデアの何個が実現できるか分かりませんが、これで終わるのではなくこれが全ての始まりで、具体的に一つ一つ検討して実現させていくことが出来れば素晴らしいですね。
わたしも出来る限りのお手伝いをさせていただく所存でございます。
主催者の皆様、参加者の皆様ありがとうございました!
(文・吉田啓発かかりちょう)
2014年
10月
27日
月
2014年10月24日もったいないフェア3Rアカデミーが開催されました。
午前の部と午後の2部構成で行われ、午前は「生ごみ減量リサイクル講座」として、EMエコの会・佐野・小林平八郎代表と“バクテリアdeキエーロ”開発者であるキエーロ葉山の松本夫妻にお話しいただきました。
その前に、クリーン推進課村山係長から佐野市のごみ現状報告。
みかもクリーンセンターに届けられる家庭用ごみの中で約40%が生ごみ。
しかも、生ごみの80%が水分だと。
つまり、この水分80%のごみを焼却しなくてはいけないため、助燃材として化石燃料を多く使用しなくてはならないので大変無駄なことですね。
更に困ったことに、生ごみをつつむ新聞なんかが入るのでゴミのカサが増えてしまいます。もちろん、新聞紙は分別してリサイクルしなくてはならないのでここでも無駄が生じています。
そういう意味でもこの生ごみ減量は佐野市におけるごみ処理の一丁目一番地とも言えるでしょう。
続きまして、EMエコの会・佐野・小林代表のお話。
~生ごみは宝!~と題してEM菌を使用した生ごみ肥料の有効性を話していただきました。
生ごみをを貯める特殊容器から出る抽出液は活性液となり、これを何千倍かに薄めて畑の肥料や、原液のまま池や川に投入すると浄化に繋がると。
EMぼかしをつくって生ごみを肥料にさせればつくった作物も良く出来、肥料を買ってくることも無いので一石二鳥三鳥のメリットがありますね。
毎月第4土曜日このクリーンセンターでぼかしつくり教室をやっているので是非参加してみてくださいとのことです。
キエーロの話に行く前に、実際この夏、クリーンセンターでキエーロの実験をしていてその報告をクリーン推進課高坂さんから。
結果はもちろん大成功!夏という事も有り処理スピードも速かったことも理由にあげられるでしょう。
そして、遠路神奈川県葉山町からお越しいただいた“バクテリアdeキエーロ”開発者の松本夫妻のお話。
まず開発した松本信夫さんからキエーロが何故生まれたかの説明。
葉山町はゴミ焼却場をつくれなかったために、生ごみ減量は死活問題。そこで、これをなんとかすべく松本さんが開発したと。
13,000世帯中、なんとキエーロは1,500台普及していて、大きな変化は、ごみ収集車の臭いが消えた!ゴミステーションからカラスが消えた!可燃ごみの70%も減量できた!
等々多くの好結果が生まれたと。
キエーロの特徴はこれまでの常識と真逆で、これまでのコンポスターは密閉された容器で太陽にも風にも当てませんでしたが、これは透明のポリカ屋根とその下に通風の為のすきまを”わざと”つくります。
こうして太陽・風をあてて処理します。
その理由は容器内の乾燥化にありました。つまり、虫がわくのはジメジメした非乾燥の場所だから。故に、つねに乾燥した場所なら虫がわかない。
更に言えば、こういう形でなくても要は土上層部5cm位を乾燥させておけばOKなのでそうなる形の容器であれば何でも良いのだと。ただしバクテリアの絶対量が必要なので二人住まいだからと言って小さくすることは出来ないと。
あと、早く処理できるコツとして、ステンレスの容器か何かに3日位寝かさて軽く発酵させてから混入すると良いとか、土によーく混ぜ合わせるのが良い等々もお教えいただきました。
参加者からも多くの質問が出て午前の部は大盛況となりました。
講師の方有難うございました。
お昼を挟み、午後は参加者と一緒にこの優れものを一緒につくるワークショップ。
3Rかかりちょうの諏訪一男さんが材料を予め定尺寸法に切って、下穴もあけた状態からスタート。
材料はすべてがリサイクル品(釘類除く)!!
小林代表、松本さんも一緒に手伝いながら参加者の皆さんもワイワイ楽しく作製。
一人一個をつくるのですが、最初の骨組みは二人でやるのが効率が良いのでそれぞれ参加者同士協力しながら。
だんだん形になってきました。
あとはポリカ屋根を付ければ完成。
完成したら、それぞれマイカーでお持ち帰り。ワゴン車でなくても乗用車なら載せられます。
完成後の記念撮影。全部で13台完成。
13時からはじめて、約2時間半くらいですかね。
参加者の皆様大変お疲れ様でした。これから各ご家庭で使ってみて感想を是非是非お聞かせ下さいませ。
2014年
10月
21日
火
10月25日(土)
【場所】みかもクリーンセンター (栃木県佐野市町谷町206番地13)
☆第1部 10:00~12:00「3Rアカデミー・生ごみ減量リサイクル講座」
<内容>
生ごみの減量化を進めるために、市民に向けて生ごみの減量化をする意義やその方法を学んで
もらう講座を開催。EMエコの会佐野の方や神奈川県葉山町のキエーロ葉山の方をお招きして、
家庭における生ごみ処理についてのレクチャーをしていただきます。
☆第2部 13:00~(完成し次第終了)「バクテリアdeキエーロ制作ワークショップ」
<内容>
キットから「バクテリアdeキエーロ」を制作します。
※制作は、キットを釘で組み立てる作業に加え、数か所鋸でサイズを調整する作業があります。
【材料費】3000円
【定員】 15名(※先着順・事前受付)
【持ち物】金槌・鋸・軍手
<お問合せ&お申込み>
佐野市クリーン推進課リサイクル推進係
TEL 0283-23-8153 FAX 0283-22-3593 E-mail clean@city.sano.ig.jp
2014年
7月
11日
金
今年で4回目を数えたCOOL EARTH DAYが無事終了いたしました。
天候も心配されましたが丁度もってくれて有難かったです。
田口佐野環境ネットワーク会議代表のごあいさつでスタート!
さのまる×そらの競演!
恒例の廃油キャンドルナイトをやらないために、メインに大抜擢された「ほこ×たて」出演の巨大クッカー。雨は当然ダメで、曇りでもダメなんです。
10時頃は曇りで今回はやはり季節がまずかったな・・・と少し諦めかけていた、その時!
奇跡?は起こりました^^
お昼前後だけ晴れてくれたのです。本来100食分の里山カレーをつくろうという計画でしたが、前半曇りでしたので叶わず、でも、後半晴れて何とか25人分くらいはつくれたかなと。
ソーラークッカーの達人、足利工業大学中條先生が仕切る中、愛弟子の大和田さんが色んな準備をしてくれました。
食材提供は佐野市富士町で農業を営むやぎファームの青柳さん。
季節さえしっかり選べばこの巨大クッカーなら100食は間違いなくいけると自信もつきました。
この季節暑いか雨かの両極端で、昨年は暑かったので、今年はワークショップは城山公園の木陰に写し、噴水広場は先のクッカーやナノ発電所のエコロジーオンラインさん、アティックさんの太陽光パネル相談会、佐野市水道局さん、COOPさんという布陣。
エコロジーオンラインさんのナノ発電所ブース。このあとおひさまでためた電力でライブをやるMy発電所ライブで大いに活躍。
この日巨大クッカーをボランティアで運んでくれたアティックさんの太陽光パネル相談ブース。
佐野市水道局さん、佐野の名水利き水コーナー。ミネラルウォーター化佐野の水かを当てます。200名分用意いただき完売!わたしも利き水にチャレンジし見事当てることが出来ました。
佐野COOPさんもたくさんのスタッフの方と華やかなブースで大賑わい。
ワークショップは城山公園で。
家庭かかりちょうの長島さんはご自分の運営する団体ママサポが廃材工作ブースで大活躍。
地球温暖化防止センターさんブースではエコ短冊でそれぞれのエコライフ宣言。
足利から来てくれた熊倉拓哉さんによるスーパー竹とんぼつくり。どれくらい飛ぶかと言えばMAX40M!凄いですね。
森林組合婦人部で組織するやまぶき会さんコーナーではとちのみでストラップ、桜の木で鉛筆つくり。
昭和電機さんのソーラー工作ブース。
みかも石けん工房さん+吉川油脂さんのブースでは家庭の廃食油を持参してくれた方に、リサイクル石けんをもれなくプレゼント!
ビー玉迷路つくりのshiramonさんブース。
木製コマつくりの金子庸三さんブース。
丁度 佐野ケーブルテレビさんも来ていてカメラは回る、コマも回る。
テント三張りチャウス自然体験学校さんはキャンプれ作るクラフトとして毛糸でつくるイーグルアイを。
恒例の谷自然かかりちょうによる、城山探検!緑のクールを感じよう!
何故か足工大中條先生まで参加してました^^
その前に、噴水の水を使い打ち水で温度がどれくらい下がるか実験。
かけた直後は逆に温度が上がってしまいましたが、気化熱作用が働きその後は下がるんですね。
エコロジーオンラインさんの協力でおひさまでためた電力でライブをやるMy発電所ライブ。3組の方のステージ!
だんだん日が暮れて、ジョイ☆ミュージックライブさんのコーラス!
そして、オーラスはパルポートさんが用意した秘密兵器!デジタル4次元地球儀“ダジックアース”!!
直径4mの白い球に、プロジェクターで映像を投影。するとこんな大迫力リアル『月』までつくれるんです。凄いですよね~。
これは世界の中でどれだけ電気を使っているかをみたもの。アフリカやその他発展途上国では真っ暗になっているのに対して、日本はダントツ明るい。これだけ、電力を消費している国なんだということが一目瞭然。
今回は少し控えめだった廃油キャンドル。来年は復活させましょう!と誓って無事イベントの終了と相成りました。
参加者の皆様、出展者の皆様、関係者の皆様、大変お疲れ様でした。
来年は更にグレードアップしてここに帰って来ましょう!
2014年
6月
20日
金
去る2月6日にまちづくり葛生(株)さん主催で行われた、まちづくりを考えるシンポジウム「団・談・暖」で議論され、葛生地区のエネルギー自立と地域活性化を両立させる具体的な活動として、まずはまちづくり葛生(株)の株主さんに再生可能エネルギー施設を見学するツアーを予行演習を兼ねて企画されまして、吉田も同行させていただきました。
まず住友大阪セメント(株)さんのグループ会社、泉工業(株)さんの木質チップ製造工場視察からスタート。
そして、施設内へ。以下同社HPから抜粋↓
敷地内に約10億円を投じて2009年9月に「佐野リサイクルセンター」を新設。同センターでは、建設廃材や製材所端材、間伐材などを最新鋭の破砕機、篩い分け機、比重差選別機などによりピュアな木質チップとして仕上げ、販売するリサイクル事業を行います。
年間生産規模が7.8万トンと東日本最大級の木屑破砕能力を誇る新工場でつくられた木質チップは、バイオマス発電やセメントキルンに供給され、CO2削減に貢献します。
画像のような建築廃材をチップ化させます。
当然ながら釘やビスやボルト等々の金属類も混入していて、小さいものなら磁力選別可能なのですが、ボルトのような大きいものが混入していて、破砕機にそのまま入ってしまうと刃をいためてしまうので、あまりにも分別がルーズな業者は引取りを拒否するそうです。
因みに分別された釘・ビス等金属類は当然、有価資源として販売。月に30~40万円ほどに。
まさに、まぜればゴミ、分ければ資源ですね!
チップの品質を高めるべく先の分別や比重差の選別もしてより精度の高い商品を生み出しています。
その後、お馴染み住友大阪セメントさんのバイオマス工場へ。
ここで生まれたチップが住友さん施設で燃焼され発電されるんですね。
焼却灰はセメント材料に利用されゼロエミション完成!!
ご存知となるくらいお馴染みのバイオマス施設ですので、詳細な説明はコチラをご参照ください。
そして、ラストは(株)協和さんの秋山川河川敷のメガソーラー。46,000㎡の敷地にパネル1万枚以上設置。規模は2.9メガワット!
昨今のFITバブルで美しい景観を崩してまでパネル設置を行うケースが増えて来て問題となっています。
わたし自身も再生可能エネルギーの普及は重要だと思っていますが、景観に配慮しないパネルは賛同できません。
しかし、こちらの施設は河川敷ということもあり宅地には出来ず、周辺住宅地も無く、樹木を伐採したわけでもなく、言うならパネル設置意外に利用方法が見つからないような土地で、まさしく、こういうような土地を利用して発電施設をつくることが最大の理想と考えます。
最後に参加者30名の記念撮影。
今後、SACO-netはまちづくり葛生さんと協力して行きながら、エネルギー自立と地域活性化の両立実現を目指すお手伝いして参ります。
エコツアーにご興味ある方は是非ご一報ください(^^)/
(文・撮影・吉田啓発かかりちょう)
2014年
6月
09日
月
若干悪天候の中佐野松桜高校隣のチーム栃木の森植樹会参加して参りました。
この森は佐野市の市有地に住友大阪セメントさんの全面協力のもと、栃木県にも協力してもらって、少し荒れていた森に今回は新しく栃木県由来の苗25種類340本を植えました。
悪天候にも係わらず、企業、個人、松桜高校生徒さん等々総勢140名越え!参加。
高木、中木、低木とバランス良く25種類をこんな感じで植えました。
最後は松桜高校の教頭先生による一本締め。
よーお!パン!!
このバラエティーにとんだ木々達が見事に育つように、これから下草狩り等々のメンテナンスをしながら素晴らしい森にしたいですね。
参加者の皆様大変お疲れさまでした!
(文・吉田啓発かかりちょう)
2014年
6月
02日
月
2014年6月1日絶好の天気のもとリメイクフェア無事終了しました。
たくさんのワークショップにお越しいただき有難うございました。
栃木県の建築士達でつくったグループ『C+』さんは木片木端で工作を企画し、つくった作品で最後に街をつくっていただきました。
リユース抽選会も大賑わい!
外では炎天下の中フリーマーケットも賑わいました。
しかし、外が相当に暑くなってきたので予定より1時間早くに終了。
こればっかりは仕方ありませんね。。。
出展者の皆様、来場者の皆様、スタッフの皆様大変お疲れ様でした~。
【文・吉田啓発かかりちょう】
2014年
5月
26日
月
2014年5月23日みかもクリーンセンターにおいて佐野市環境ネットワーク会議の第4回総会を行いました。
議案第1号 平成25年度佐野市環境ネットワーク会議事業報告について
議案第2号 平成25年度佐野市環境ネットワーク会議決算について
議案第3号 平成26年度佐野市環境ネットワーク会議事業計画(案)について
議案第4号 平成26年度佐野市環境ネットワーク会議予算(案)について
今年度の方針としては更なる会員数増強し、多くの方に環境活動、普及、啓発を行って参りますので皆様今後とも何卒宜しくお願い致します。
【文・吉田啓発かかりちょう】
2014年
2月
08日
土
このイベントはむらおこし実行委員会主催で、その共催者であるまちづくり葛生(株)の廣瀬社長の挨拶から始まった団・談・暖は毎年様々なテーマで葛生地域の将来を「団」みんなが集い、「談」明日を語り、「暖」心・暖かく意見交換する場で、今回のテーマはズバリ「再生可能エネルギーとまちづくり」。
このテーマになったそもそもの発端は昨年8月29日に佐野市の環境基本計画懇談会で、この廣瀬社長も参加下さり、そこで、エコロジーオンラインの上岡さんが、このSACO-netのメンバーが葛生の再生可能エネルギーを中心としたまちづくりのお手伝いをするような形で今後展開できないか?ということを発案され、会終了後の9月10日にまちづくり葛生(株)の役員会が行われ、そこに上岡さん、葛生出身の谷自然かかりちょう、そして、わたしが参加させていただき、すでに、吉澤石灰さんのメガソーラー、東武鉄道さんのメガソーラー、住友大阪セメントさんのバイオマス発電と、更に他の産業からも太陽光パネル中心に計画が出されていて、これはもうすでに役者が揃っていて、個々にそれぞれ展開するより、それぞれが有機的に繋がって、葛生がエネルギー自立をし、その姿を見学者や一つの観光事業として発展させようではないですか!というご提案をさせていただいたのです。
そして、10月29日に第1回目の懇談会が行われ、今回、団・談・暖で内外に大きく議論しようということになったのです。
そんな、経緯からパネルディスカッションが今回の“言い出しっぺ”エコロジーオンラインの上岡裕さんコーディネートでスタートしました。
今回のパネラーは、(株)東武エネルギーマネージメント常務取締役近野真一郎さん、東武トラベル(株)団体営業課長尾崎利行さん、一般社団法人青年会議所地域の未来創造委員会副委員長飯島満弘さん、むらおこし実行委員会専門委員長吉澤章裕さんの4名。
葛生駅敷地に1188kwのパネルを昨年7月に発電開始させた東武エネルギーマネージメント今野さん。
・このパネル設置の動きは私鉄第1号
・1月末で計画より13%UP66万kwを発電
・東武葛生駅は東武線最古の駅で明治27年3月20日にスタートして、なんと今年120周年を迎える
・メガソーラー施設は現在無人で発電量がわかる電光掲示板は設置しているものの見学者の受け入れは行っていないため、今後はそういった体制やノウハウをしっかり構築して行きたい
・スカイツリー地中熱利用のエネルギー施設にはこれまで4000人の見学者が来ている
・まずは何かイベントをやって試行錯誤しながらよりよいものをつくっていけば良いのでは
などなど、とても前向きで心強いお話をいただきました。
先の今野常務が気を利かせてくれて、観光に繋げるならグループ会社の東武トラベルも呼びますか?ということで、昨年の懇談会から尾崎さんにも加わってもらいました。その尾崎さんからは
・長年観光畑で仕事をしているが、とにかく「人をどう呼ぶか?」これが最大且つ永遠の課題!
・東京都檜原村の木材チップ利用、岡山県真庭市は市庁舎が木造で、再生可能エネルギーを装備させ、市庁舎の15%のエネルギーを賄っている、高知県では廃熱利用したチューリップハウスの事例
・食は最重要、思い出に必ず食が残る。例えば、イノシシを使った名物料理を開発してみては?
ご自身の長い経験の中から具体的なアドバイスをいただきました。
青年会議所飯島さん
・青年会議所ではエネルギーリテラシーを高める啓発を行っている
・日本のエネルギー自給率4%は由々しき問題でこれは是が非でも何とか改善しなくてはならない
今後青年会議所と連携して何かイベントや具体的にやっていくことも検討したいと頼もしいお話をいただきました。
団・談・暖主催者のむらおこし実行委員会から吉澤さん
・再生可能エネルギーだけじゃなく、そこから教育や産業を絡ませた総合的な枠組みで捉えていけばもっと葛生がおもしろくなる
葛生のまちおこしに長年尽力して来た吉澤さんならではの熱い想いがこちらまでビシビシ伝わって来ました。
副市長を始め、市議、県議の方も多数ご参加頂き、小暮市議からも佐野新市庁舎も熱エネルギー利用施設があることから、東武さんに具体的な質問をしていただきました。
この壮大なテーマを1時間弱でまとめあげるというのはかなり至難の業で、コーディネーター上岡さんも大変ご苦労なさっていた様子で、その短い時間の中で、上岡さんからは来年度も農水省や経産省等々から補助金事業が出されるので、こういう協議会を立ち上げ、実際補助金を上手く使いながら、展開の試行錯誤が出来れば良いのでは?と提言をいただき、パネルディスカッションは無事終了しました。
そして、実はこれがメイン?と名高い、第二部懇親会へ。
会場は葛の里壱番館で地元の料理とお酒で大いに忌憚の無い意見が飛び交いました。
そうして、大盛況のまま懇親会が終了して、一部のまだまだ話したり無いメンバー(もちろん、わたしも^^)が2次会へと突入し、熱い熱い話しが語られ、散会となりました。
この熱気を終わらせず、次回具体的なイベント、活動をどのようにしていくか?をSACO-netとしてお手伝いさせていただきます。
わたし自身、この葛生の住人では有りませんが、葛生は佐野市街、田沼には無い独特な、そして素晴らしいポテンシャルがあると感じています。ここが輝けば、佐野市街、田沼もそれぞれ長所を発揮してもっと大きな枠組みが出来上がり、それが佐野市全体の盛り上がり、活性化に繋がり、更に、隣市・町とも繋がり、栃木県全体が盛り上がってくると本当に素晴らしい未来となります。
これからは地方の時代と叫ばれて、ふたを開けてみれば、「誰がそんなこと言ってんの?」と言った現状です。でも、本当に今回のようなことを着実に一歩ずつ進めて行けば、必ずや輝ける葛生になりますし、輝ける佐野市・栃木県へと発展していくとを信じています。
とにもかくにも大盛況に終わった団・談・暖。
参加者の皆様、関係者の皆様大変お疲れさまでございました。
2013年
11月
06日
水
台風がどうなるか不安の中、2013年10月26~27日みかもクリーンセンターにおいてもったいないフェア2013終了しました。
26日土曜日の『どうする?どうなる?レジ袋削減~朝から生討論会~』からスタート。
わたしの進行で行政×事業者×消費者の討論会というか、意見交換会をさせていただきました。
2009年に県が本格スタートさせた削減に向けてのプロジェクトがなかなか前に進まずに削減協定参加事業者も2010年38事業者100店舗を頂点に、2012年には34事業者65店舗2013年現在23事業者59店舗と年々減少の一途で行き詰まりの様相のところ、流れが一変したのがイオンさんの全店舗無料配布決定という朗報でした。
もったいないフェア企画の段階で、この討論会を積極呼びかけの場にしようという狙いでしたが、イオンニュースを受けて良い方向修正が出来ました。当然、当日は参加者全員賛成でしたので、討論というより意見交換の場となったわけです。
また、市内の数多くの消費者団体のみなさまにも多数会場にお越しいただきました。
最大の目的はレジ袋削減の条例化。協定ではやはり任意となり、しばりが弱く、実質効果がなかなか得られないという過去の経験からしても条例にもっていくしか方法は無いのかなと。
パネリストとして参加いただいた事業者さんは、カスミ、とちぎCOOP、イオンの3社で、カスミ・COOPは以前から無料配布を中止していて今回のイオンの決定と今後の条例化に向けていち早くスタートさせて欲しいと。
過去にも他県でこのような発足をみたが、そこからどうしても”骨抜き”になってしまうので、是が非でも条例化に!と強い訴えもありました。
レジ袋を有料にするとやはりどうしても売り上げが落ち込んでしまいます。イオンもそこは勇気のいる決断でしたが、地球温暖化防止のためには一刻も早く断行せねばなるまいと。
そのかわり、この決断にこたえる意味でも市民の皆さんは、無料配布しているお店で積極的にお買い物もしていただきたいと。これはもちろん当然のことですね。
今後、SACO-netがプラットホームになり、クリーン推進課を中心とした行政×事業者×消費者の協議会を設立し具体的に条例化へ向けてスタートすることをお約束として会は大成功に終わりました。
2013年
7月
23日
火
SACO-netメンバー有志とみかもクリーンセンター職員さんと合同で佐野市が全国に誇る油のリサイクル会社(株)吉川油脂さんへ見学と意見交換会に行ってまいりました。
まずもって、わたしが非常に驚いたのが同社の立地!飛駒の山に自然に溶け込んでいるオフィスと工場他施設が素晴らしいのヒトコトで、これだけでも多く方に見てもらいたいと思いました^^
吉川千福社長(写真)自ら案内いただきました。
まずは油の基礎知識。国内には事業・産業系を主に30万tの油が集められ、その60%は養鶏用の飼料(カロリー源)に、また純度の高い高品質油はインク原料に販売をされていて、バイオディーゼル等の燃料用としてはおよそ1%くらいしか販売されていないと。
まだまだコストで負けていて、韓国のように何か強力な国の施策が無ければ、まず戦える価格ではないそうです。
同社も佐野市内では年間約400tの油を産業・事業系会社から有価引取りして、リサイクルし、先のような商品にして販売をしています。福島県全域の学校給食施設とは20年来のお付き合い。そんなことで、福島県本宮市にも施設があります。もう一つは埼玉県八潮市で3拠点展開です。
写真右がリサイクル後の油で左は更に蒸留した状態。人の感覚ですが、わたしが匂いをかいだ感じは二つとも感じませんでした。
ご存じファストフードM社の油も同社が引き受けています。
これまたファストフードのL社は専用の容器で渡し、それを処理する会社は洗浄後、またロッテリアに返す方式を取っています。この辺はロッテリアもしっかりリターナル容器を使いリデュースをやっていますね。
同社の凄いところはとにかく、廃棄物を極限まで出さずにリサイクルするその徹底ぶりです。
画像は何をやっていると思いますか?
これは、さっきのM社のような容器から油を取り出すのですが、必ず容器に油がべっとり付着します。これを洗浄すれば、その汚染水がどうしても出てしまう。考えた方式がコレ。蒸気でもって容器を温め、ユルクなった油を簡単に回収します。
ビフォアー。
ほとんどこんな状態です。
アフター。
蒸気パワーでこんなになるんです。凄いですね。
キレイになった容器なので、通常のスチールとしてリサイクル業者へ出せます。
これは油の加温施設。夏場はそうでもないですが、冬場はかなり固くなるのでそれをユルクするために、容器別に扱います。
引取り先から出た容器もリユース!
最初トマトペーストとあってので何でだろ?と質問したらそういうことでした。
さっきのL社容器を丁寧に洗います。
そうそう!ここで大事な情報を。
同社は知的障害者の方を積極採用し、現在23名働いています。画像の彼らがそうです。
更に、素晴らしいことに23名分の宿泊部屋を同敷地内に建設、もちろん、食事も提供。
障害者雇用の問題は日本がかかえる大きな大きな問題でもありますので、同社がなければ困るという方々がこうしているわけですね。
油処理する機械のヒトツ。
そこから、こんな風に処理された油かすが出てきます。香りは結構香ばしいような、ギョーザ店で出てくるラー油かすみたいな感じですね。
それが、先のトリ用飼料になったり用途別に収納されます。
集められた油かすは直射日光の当たらない、風通しの良い場所で保管します。
密閉された空間や日光を直接当ててしまうと、油かす自体、熱を持っているので自然発火する危険があるんです。
これも素晴らしい施設。排水処理施設なんですが1,2,3層あり、1層目(画像奥)で油を浮かしてここでもまた、先の施設に戻して、油かすを搾り取ります。
3層目では法規にのっとった水質まで高めます。
排水処理にとどまらないのがここのスゴイところで、排気用の換気ダクトからも油分を液化して摘出。同じように処理プラントに戻してリサイクル。
本当に至る所で、排出物に関するケアが素晴らしいです!
これがバイオディーゼルプラント。と言っても、そんな何千万もする機械ではなく、自前でつくったプラントだそうです。ただでさえ、価格が合わないのに何千万もするのでは益々市況価格から遠のいてしまいますよね。
残念なことに、他の自治体ではそれを知らず、高い機械を買ってしまい、価格差でほとんど売れてない所もあるそうです。
処理装置を時間差で搾ります。こうすることで、タイムリーな生産が出来、ロスや処理待ち油を減らすことが可能になると。これも自前の機械だから、ユーザーの理想通りに生産できるというわけですね。
沈殿したグリセリンは下から抜いて除去。
これもオリジナルならではですかね?素人目にもとても理にかなった作業性の高いプラントだと思いました。
完成品を容器に移し替える。
SACO-netと意見交換したのは家庭用の廃油の回収についてでした。
事業・産業系油ですと世界一安いと言われている”パーム油”成分が多すぎてどうしても、高品質な油にリサイクル出来にくいと。大豆インクの原料の会社からは高い精度を求められるし、先のバイオディーゼルでも、生産コストを安くしようとすると不純物除去処理を可能な限り避けたいわけです。
そこで、家庭で使われている油はパーム油成分が非常に少なく、リサイクル価値の高い油なんです。しかも、驚くことに現在回収している家庭用油の半分は未使用品だとか!
お中元、お歳暮で賞味期限が切れて、捨てられず、回収されている現状です。回収されるのならまだしも、もしかしたら流し台に捨てられたりしているのかもしれません。
捨てれば河川が汚れるが、回収すれば高品質素材になるんです。
そんなことで、SACO-net、佐野市、吉川油脂三位一体でまずはこの家庭用油の安定回収スキームをつくりたいと考えています。
わたし個人的にもずっと「佐野油田」をやりたいと思っていたので、是が非でも早くに実現したいですね!
やるなら『B100』という100%バイオディーゼルです。2%や3%混入も出来なくは無いですが、現在同社のクルマにこのB100を使用していて何ら損傷が無いし、冬に弱いとされているバイオディーゼルですが、吉川社長曰く「品質の問題!」で、「しっかり精製された排油を使えば、この寒い飛駒の冬でも全く問題ありません」と。
それに、実は2%や3%を使用する場合税金が31%かかり、それの税金計算するだけでも大変な手間だし、面倒だからと言って払わないわけにはいかない。
それなら、ズバッと100%にした方がすべてに対してプラスですよね。
というわけで、貴重なお時間を割いていただいた、吉川社長や吉川油脂の皆さん有難うございました!着実に一歩一歩具体的に進めて参りましょう!!
(文:吉田啓発かかりちょう)
2013年
7月
07日
日
梅雨明けの素晴らしい天候の下、無事終了いたしました!
オープニングセレモニー田口佐野市環境ネットワーク会議代表挨拶。
さのまる、そらちゃんそろって駆けつけくれました。
今イベント協力のNPO法人エコロジーオンラインさんは国民的小さな小さな発電所事業「タイニープロジェクト」でそらべあナノ発電所セットで発電中!
「佐野市環境衛生委員協議会」さんと「佐野市クリーン推進課」さんが3Rキャンペーとして、レジ袋削減アンケートやリサイクル石けん、エコキャンドルプレゼントをやっていただきました。
「足利工業大学」中條先生自らイベントに駆けつけていただき、ソーラークッカーを実演。去年は曇りのち雨で全く日の目をみることが出来なかった素晴らしい道具。
うどんで実演。はたして結果は・・・?
見事完成!少し出すのが遅くなり、汁気がほとんどありませんが。
味はどうだったか聞くのを忘れておりました^^
栃木県の建築士有志で結成している「c+」さんからは建築廃材利用の鉄砲つくり。これが、素晴らしい完成度で大人気のブースとなりました。
栃木の林業家のご婦人達で結成している「やまぶき会」さんからはとちのみストラップや桜の木で鉛筆つくりをやっていただきました。どれもあまり見られない貴重なつくりものですね。
間伐材を利用したウッドブロックやプランターを販売している「HSI」さんには木の粉末を絵にするウッドチップアートを出して頂きました。
これはやはり女の子に大人気で出展者のお二人も休む事無くフル回転だったようです^^
こんな感じに仕上がります。
「栃木県地球温暖化活動防止センター」さんにはストップ地球温暖化クイズをやっていただきました。
秋山木工クラブの遠藤隆さんによる世界で最も危険なアート。チェーンソーアートを披露してもらいました。杉の丸太一本から芸術が生まれます。
さて、どんなのがつくられたのでしょうか?
答えは最後に♬
緑のクールを感じよう企画で城山公園探検前に、谷しぜんかかりちょうがみんなで打ち水をやり、温度がどうなるかを検証してみました。
やったあと、涼しい風が体をつつみましたが、気温はすぐには下がりませんでした。
しかし、地表の温度は打ち水直後5℃くらいは下がりましたので、もっと長く多くやれば効果は必ずあるんだなと。
ゲリラ豪雨は困りますが、夏の夕立はとても有り難いものだったんですね。
今回初の試み、40wのソーラーパネルをバッテリーで収穫した電気をつかった「マイ発電所ライブ」二組の方にライブをやっていただきました。
まずは遠路福島からかけつけてくれた清野智之さん。オリジナル曲を大熱唱!
お次ぎは工藤家with Friendsさん。工藤夫妻の奥様は田中正造正家のある小中町出身。選曲も奥が深くノリノリの演奏を披露いただきました♬
さらに、今回の共催、NPO法人エコロジーオンラインの上岡さんはこのソーラーライブの発案者で、このパネルをメガソーラーに対抗して「ナノソーラー」と称して、全国に普及させる「タイニーライトプロジェクト」を展開しています。
そこで、イベントでは田中正造の手記を朗読するソーラーリーディングを同じこの電気を使ってやっていただきました。
オーラスは事前に市民有志でつくってもらった廃油エコキャンドル点火!
その前に今日の感謝の気持ちを佐野市環境政策課坂井部長からご挨拶。
葛生Jrリーダーズのみなさんにはずっとお手伝いいただきまして有り難うございます!
メインキャンドルにも点火!
上から見ると「さのまる」となっています。
すべて点火して、その前で「JMC」さんによるコーラスライブ。薄暮とキャンンドルの炎が素敵にコラボレーションしていました。
大変暑い中、来場者のみなさま、関係者のみなさまお疲れさまでございました!!
おっと、そうそう!
遠藤さんのチェーンソーアートの完成はコチラ!お見事!!
2013年
6月
21日
金
【日にち】2013年7月7日
【時 間】13:00~19:00
【場 所】佐野駅前広場
今年もライトダウンキャンペーンに合わせて「クールアースデイ」とぱるぽーと3周年記念イベントとコラボレーションで開催します。
昨年より更にパワーアップをしましたので、是非遊びながら学んでいって下さい!!
2013年
6月
04日
火
2013年5月25〜26日NPO法人ソーラーシティジャパン主催で25日「小水力発電のイロハを学ぼう』をパルポートでセミナーを、26日『小水力発電のポテンシャルを探ろう』では実際作原と菊沢川の河川を実際にみてどれくらいのポテンシャルがあるかを参加者と一緒に探りました。
さて、結果はいかに・・・!
詳しくはコチラを。
2013年
5月
12日
日
2013年3月5日にリニューアルスタートを切ったソーラーシティ・ジャパンの第2弾セミナーです。
今回は小水力発電のコンサルタント・山水設計コンサルタント代表の山根健司さんをお招きして、小水力の理論と実践両方学びます。初日25日では、小水力発電の基本中の基本から、これまで氏が国内で手がけて来た数々の事例を学び、その地形、河川に合った設備とはどのようなものが理想なのかその際のコストや問題点、課題点を学びます。
2日目の26日にはこの佐野の地を具体的フィールドとして、実際に河川をみて、どこにどのような設備が理想的かをアドバイスしていただきます。
机上の勉強だけでなく、具体的に明日から実践可能なセミナーとなっておりますのでこの機会を是非お見逃し無く!!
【主催】
NPO法人ソーラーシティ・ジャパン
http://www.solar-city.jp/
5月25日(土)
『小水力発電のイロハを学ぼう!』
■時 間:13:30〜17:00
■参加費:¥3,000/人
■定 員:30名(申し込み先着順)
■場 所:佐野駅前交流プラザ「ぱるぽーと」
■懇親会:終了後
■参加費:¥3,500~4,000/人くらい
5月26日(日)
『小水力発電のポテンシャルを探そう!』
■時 間:9:00~15:00(解散予定)
■場 所:佐野市田沼庁舎駐車場
■参加費:無料
■雨天時:決行
2013年
4月
12日
金
富士山の絶景が間近で見られる山梨県は都留市に行って参りました。
人口33,586人の同市は古くから絹織物を中心に産業が興り、家中(かちゅう)川という富士山の潤沢な水が市中に流れ、その豊富な水量を生かし、水車で精米製粉を行っていたそうです。
その後明治38年には谷村発電所70kwの水力発電が完成し、1200個の灯数を供給することが出来、当時県内で2番目に電燈の明るいまちで、都留市の発展には常に水力発電があったんですね。
時はたち、平成13年に市民や東電OB,教員OBが集まり、「都留市エネルギー研究会」が発足され、市民から小水力発電にもっと力を入れようと活発な運動がスタートし、平成16年に市制50周年の記念として単なる銅像などを建てるより、より発展的な事業をやろう!ということで、今回見学した「元気くん1号」がつくられることになりました。
最大出力20kwの1号は総工費約4,300万円。これをNEDOの補助金約1,500万円、都留市一般財源約1,100万円。残りを市民公募債約1,700万円集めたと言うから驚きです。1口10万円、最大50万円まで。更に驚いたことに、募集に対する応募が何とビックリ4倍!!
抽選で対応したというから羨ましい限りです。ここまで人気になったのは相当な告知をやったのかと聞けば、市報とちょろっと告知しただけですと返って来ました。
3年前に興った市民運動の賜物なんでしょうね。これは我々SACO-netも大いに見習わなくてはなりませんね^^
市役所駐車場に設置した元気くん1号のお隣は小学校で、ご覧のように多くの元気くん達はこれを毎日見て育ちます。
大人になったら、水車は当たり前のエネルギー創出装置だと考えることでしょう。密閉式でなく、解放式を選んだ理由にこのような効果をしっかり狙っていたということです。
次に、その小学校の校庭下をくぐり、出てきた水をしっかりキャッチして発電しているのがらせん形状が印象的な「元気くん3号」。こちらは異なる方式で、少ない落差(1m)でも7.3kw出力できるドイツ製。
平成23年完成、総工費3,500万年は山梨県地域クリーンエネルギー促進事業費補助金でつくりました。
水車3兄弟最下流に「元気くん2号」こちらは落差3.5mを利用した本格鋼鉄製水車。オフィシャルには19kw出力ですが、音の問題も勘案して発電量を落としていて、フルパワーなら30kwは超えるとか!確かにその日も、結構水を逃していて、内心「もったいないな~」と思ったほどです^^
こられの水力発電で市役所や隣接された都留市エコハウス、写真の植物栽培施設の電力も供給し、3号勢揃いした昨年5月には電力自給率77%をマークしました。先にもあるように、フルパワー稼働ならもっと良い数字になっているのでしょうから、4号機5号機でも出来れば完璧に電力自立するんでしょうね。
話しが前後してすみませんが、冒頭、都留市産業・建設部産業観光課の小宮敏明さんにレクチャーいただき、その後、今回の全体講師であります山水設計コンサルタントの山根健司さんに隅から隅までご教授いただいきました。
その後雄大な富士の裾野につくられた民間会社・山一水力発電所に行きました。
同社はもともと絹織物につかう部品を製造する会社でその電力を自家発電するために水力発電施設をなんとびっくり昭和8年からつくったのです。
落差16.43mを利用して発電する装置、現在4代目のドイツ製132kw出力。
除塵機もドイツ製で、ゴミがたまると水位が上がるのでそれを感知すると自動的に水門が開き除去します。
除塵機がある頂上から発電機がある下を見下ろす。人が立っているのがわかりますかね?落差16mの勝利!
これはついこの前まで活躍していた3号機。昭和38年から平成16年まで動いていたそうです。なんとも驚きな長寿命マシーンですね!長寿の秘訣はシンプルイズベスト。
富士山の恵みを余すところなく最大限利用した水力発電をもっともっと設置していただき、ニッポンのエネルギー自給率upにこれからも貢献して頂きたいですね。
最後になりましたが、今回の機会をつくっていただきました、エコロジーオンラインの上岡さん、有り難うございました!
また、懇切丁寧に色々お教えいただいた山水設計コンサルタントの山根さん、有り難うございました!
今度は山根さんに佐野へお越し頂き、この地の小水力発電のポテンシャルを存分にエグリだして頂きたいと思います。
啓発かかりちょう:吉田登志幸
2013年
3月
18日
月
平成24年度森林環境学習支援事業
(企画 佐野市環境ネットワーク会議 田中正造の森と水千年プロジェクト)
「田中正造の森と水勉強会(仮)」発足について
佐野市と東京農工大学は地域連携協定を締結しています。これに基づいて、東京農工大学の佐藤研究室が中心に、小学校での森林環境教育授業を上記のプログラムを利用して行っています。今年度は常磐小学校・閑馬小学校で、総合的学習の時間を利用して計7回の授業を行ないました。「光合成って何?」「バイオマスとは?」「3Rやゴミとは?」このような内容を小学生がゲーム等を通じて理解することができる内容です。実施した各小学校では大変好評でした(佐野市環境ネットワーク会議ウェブサイト参照)。
東京農工大学と佐野市環境ネットワーク会議(以下、SACO-net)は、豊かな森林とそこから生まれる水を将来の子供達に残していくために、地域市民が主体となった持続的な「森林環境に関する授業」等が行えるような仕組みづくりを行っていきます。
3月9・10日、これまで東京農工大学が佐野市内小学校で行なってきた授業の手本としてきたProject Learning TreeとProject
WILDの資格を得ることができる講座を行いました。
3月9日の参加者は16名。PLTファシリテータ資格取得者:16名(21時間ファシリテーター内3名)
3月10日の参加者は16名。プロジェクトワイルドエデュケーター本編資格取得者:16名
両方の資格取得者:8名
今回2回の講習会参加者数:24名
の皆さんに、講座の最初と終わり(9・10両日)に今回講座の趣旨をお伝えしました。
今回、集まって戴いた、皆様達と一緒になって
今後、独自に地域での「森林環境教育」が行えるよう「勉強会」を発足させます。
SACO-netでは、田中正造翁の没後100年に際して、「田中正造の森と水千年プロジェクト」を提案しています。そこでこの勉強会の名称を「田中正造の森と水勉強会」と名づけたいと思います。
地域の自然を子供たちに伝え残していきたいと考えている教育関係者・個人、地域で自然保全活動を既に行っているけれど子供達と触れ合う技術がまだわからないという団体・個人の皆様、自らが体験したことを子供たちに伝えていきませんか?農林業や街おこしの手段についても学べるワークショップも今後行っていきます。
地域の偉人「田中正造」の没後100年となる今年、地域のプログラムを実践しながら一緒に創り、千年後に続く豊かな森と水を保全していきましょう。
まずは、昨年 閑馬小学校4年生を対象とした、3Rと「ゴミ」についてのプログラム(今回も1日目に行いました。)を使って、2014年度 市内小学校4年生を対象に春・秋の二回。このプログラムを実践していきます。
いずれは全ての小学校にクリーンセンター見学とパッケージとして行える仕組みを作っていきます。
また、2014年度東京農工大学が市内小学校と昨年同様継続して行う、森林環境教育に関する授業の一部を実践の場としていきます。
さらに、2014年度は プロジェクトワイルド サイエンス&シビック編の講習会を行い。この手法を使った環境都市佐野市の街づくりに関するワークショップを実践していきます。
具体的に3月27日に行われる「佐野市環境ネットワーク会議」来年度事業計画に盛り込んで、佐野市の環境政策課・クリーン推進課・教育委員会等を巻き込んだ事業展開をしていく予定です。
どうぞ みなさん よろしくお願いいたします。
(文責:谷 雅人)
2013年
3月
12日
火
平成24年度森林環境学習支援事業
(企画 佐野市環境ネットワーク会議 田中正造の森と水千年プロジェクト)
Project Learning TreeとProject WILDを活用した
森林環境学習リーダー養成講座
&
「田中正造の森と水勉強会(仮)」発足の会
*佐野市在住者及び通勤通学をしている方、今後佐野で活動を希望している方を優先とします。
1.はじめに
佐野市と東京農工大学は地域連携協定を締結しています。これに基づいて、東京農工大学の佐藤研究室が中心に、小学校での森林環境教育授業を上記のプログラムを利用して行っています。今年度は常磐小学校・閑馬小学校で、総合的学習の時間を利用して計7回の授業を行ないました。「光合成って何?」「バイオマスとは?」「3Rやゴミとは?」このような内容を小学生がゲーム等を通じて理解することができる内容です。実施した各小学校では大変好評でした(佐野市環境ネットワーク会議ウェブサイト参照)。
東京農工大学と佐野市環境ネットワーク会議(以下、SACO-net)は、豊かな森林とそこから生まれる水を将来の子供達に残していくために、地域市民が主体となった持続的な「森林環境に関する授業」等が行えるような仕組みづくりを行っていきます。
2.日程等
②2日目
日時 平成25年3月10日(日) 午前9時~午後5時
場所 万葉自然公園かたくりの里管理センター(佐野市町谷町112-1)
http://www.sano-kankokk.jp/tour_guide/atrct/tg_atrct_003.html
内容 Project WILD(PWILD:プロジェクトワイルド)本編エデュケーター
得られる資格 PWILD本編エデュケーター
3.講 師 佐藤 敬一氏 (東京農工大学 農学部准教授)
佐藤先生はProject Learning Treeのファシリテーター(上級指導者)をはじめ、環境学習に関するスペシャリストです。東京農工大学と佐野市は地域連携協定の一環で、市内小学校と連携した森林環境学習授業や、市民対象の里山体験講座等を実施しています。
また、佐藤先生はSACO-net会員でもあり、広く市民の方に環境学習に関心を持っていただき、市民レベルでの継続的な環境学習の推進を図れるようにと考えています。
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以下当日の様子
9:00 受付
本日の内容は野生生物を対象としたもの(プロジェクト・ワイルド 本編)。
オリエンテーションの後、さっそく外に出て「Oh Deer! :オーディア」と「瞬間冷凍動物」をミックスしたアクティビティを行いました。
「Oh Deer! :オーディア」は「シカ:Deer」を例として、生物が生きていくために必要な3つの要素(食物・水・隠れ家)を意識しながら自然・人為による制限要因(気候条件の変化等)を加えることによって、生物の繁殖と個体数維持を理解するものである。
佐野市及び栃木県南部地域では野生鳥獣(イノシシ・シカ)による農林生産物への被害が多発しているが、このゲームを応用して野生鳥獣の生態を理解する助けになると思われる。
皆さん 寒い中必死に動いたため体が暖かくなりました。
「Quick Frozen Critters : 瞬間冷凍動物」は捕食者・被捕食者の関係について理解するアクティビティ。ノウサギとキツネを例として行った。
10:00~ 室内に戻って
プロジェクトワイルドとは?
参加者自己紹介を兼ねて
「生態的地位ってなんだろう? Which Niche?」
参加者の名前、職業等の項目とともに自身が野生生物だとしたらどんな種で生態系においてどんな役割を担っているかについて各自発表してもらい(発表時間1分)。
前日作った(前日不参加者は受付の際に作成)バードコールの使い方及び
佐藤氏所有の様々なバード・アニマルコール(用途別)を示して、そのバード・アニマルコールが何を呼ぶものなのか?野生生物と猟に関することについて学ぶ。
「追跡! Track!」
動物の足跡=フィールドサイン から それがどんな動物であるのかを学ぶ。
「移動しよう 」
動物の足跡=フィールドサインの種類と位置からそこにどんな動物が居て、どんな行動をしたのかを想像する。
「東京のホッキョクグマ Polar Bear in Phoenix?」
動物園に飼育されているホッキョクグマと自然のホッキョクグマの比較。
これをアレンジして、ホッキョクグマが自然で捕食しているアザラシの捕食方法をサイコロを使ってゲームを行う。
(昼食)
13:00~
午前中に引き続いて、世界の動物写真と足跡の絵の組み合わせを行う。
オポッサム(アメリカ大陸に生息する有袋類)を間違ってしまいました。
食育アクティビティ
「ベニザケの臭覚」
近所のスーパーの広告にある、食料の原産地と世界地図及び日本地図に切り貼りをする。
その地図をみてどんな傾向があるかについて話し合いをする。
14:00~
3班に別れて 各アクテビィテーの発表
お題は以下の3つ
「大親友 Good Buddies」
共生・片利共生・相利共生・寄生の関係を定義できるようにして、様々な生物どうしの関係を神経衰弱ゲームを行うことによって理解する。
「動物ものまね Animal Charades」
野生生物のものまね(ジェスチャー)を行いそれを参加者が回答する。
「ジャングルゲーム The Thicket Game」
捕食者と獲物になってかくれんぼを行う。 適応とカモフラージュに関するもの。
今回の参加者は16名。佐野市ネットワーク会議会員ほ他、佐野市職員や市内あかみ幼稚園保育士、東京農工大学関係者、ネイチャーフレンド群馬の方が参加しました。
講師(佐藤さん)・アシスタント(平良木さん)
計18名。
プロジェクト・ワイルド(本編)エデュケーターが新たに15名誕生しました。
前日のプロジェクトラーニングツリー(PLT)ファシリテーターとともに
今後「田中正造の森と水勉強会」を結成し、佐野市での活動をスタートしていきます。
みなさん ご苦労様でした。
東京農工大学の皆様ありがとうございました。
(文責:谷 雅人)
2013年
3月
11日
月
平成24年度森林環境学習支援事業
(企画 佐野市環境ネットワーク会議 田中正造の森と水千年プロジェクト)
Project Learning TreeとProject WILDを活用した
森林環境学習リーダー養成講座 & 「田中正造の森と水勉強会(仮)」発足の会
*佐野市在住者及び通勤通学をしている方、今後佐野で活動を希望している方を優先とします。
1.はじめに
佐野市と東京農工大学は地域連携協定を締結しています。これに基づいて、東京農工大学の佐藤研究室が中心に、小学校での森林環境教育授業を上記のプログラムを利用して行っています。今年度は常磐小学校・閑馬小学校で、総合的学習の時間を利用して計7回の授業を行ないました。「光合成って何?」「バイオマスとは?」「3Rやゴミとは?」このような内容を小学生がゲーム等を通じて理解することができる内容です。実施した各小学校では大変好評でした(佐野市環境ネットワーク会議ウェブサイト参照)。
東京農工大学と佐野市環境ネットワーク会議(以下、SACO-net)は、豊かな森林とそこから生まれる水を将来の子供達に残していくために、地域市民が主体となった持続的な「森林環境に関する授業」等が行えるような仕組みづくりを行っていきます。
2.日程等
①1日目
日時 平成25年3月 9日(土) 午前9時~午後5時
場所 みかもクリーンセンター3階(佐野市町谷町206-13)
http://www.city.sano.lg.jp/shisetsu/08/mikamoclean.html
内容 Project Learning Tree(PLT:プロジェクトラーニングツリー)
得られる資格 PLTエデュケータ-(既にエデュケーターを持っている人はファシリテーター)
3.講 師 佐藤 敬一氏 (東京農工大学 農学部准教授)
佐藤先生はProject Learning
Treeのファシリテーター(上級指導者)をはじめ、環境学習に関するスペシャリストです。東京農工大学と佐野市は地域連携協定の一環で、市内小学校と連携した森林環境学習授業や、市民対象の里山体験講座等を実施しています。
また、佐藤先生はSACO-net会員でもあり、広く市民の方に環境学習に関心を持っていただき、市民レベルでの継続的な環境学習の推進を図れるようにと考えています。
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以下当日の様子。
9:00 受け付け後直ぐに、バードコールと名札を作りました。
東京農工大学(府中市)構内で剪定された、シラカシ・ケヤキ・コナラなどの枝を利用して手作りのバードコールと名札を製作。
9:00 過ぎ開始。
まずは 講師の佐藤さん、アシスタントの東京農工大学の学生スタッフあいさつ。
企画の佐野市環境ネットワーク会議 自然かかり長 谷が今回の企画説明。
Session 1 共通基盤づくり
パワーポイントや国際生物多様性年(2010年)、国際森林年(2011年)等を紹介しながら、アメリカでできたPLT(Project Learning Tree)についての説明を佐藤氏が行う。
2012年 佐野市内の閑馬小学校・常盤小学校で行った内容の一部。
PLT#63 Tree Factory(木は工場)の改良版。樹木の構造と役割を妖精に見立て、参加者で樹木を作るアクティビティ。
はっぱちゃん(葉)→ごはんをつくるよ!(光合成)
芯材→ぼくがささえるよ!(樹体支持)
辺材→水をはこぶぞゴボゴボゴボ!(木部・道管)
形成層→からだを大きくするよ!(分裂組織)
しぶちゃん→ごはんをはこぶよ!(師部・師管)
樹皮→みんなをまもるぞ!(樹体保護)
根→水をすって土をだっこ! (根茎)
これらの構造と役割を理解する。
同じく、森林が「ダム」の役割を果たすことを理解するためのアクテビティ。
森林があると水はゆっくりと流れることを実感する。
同じく、PLT#13 We ALL Need Trees(私たちは皆木が必要)と3R(ゴミと資源)に関するアクテビティ。
グループごとに佐野市でのゴミ分別を実際に行ってみる。
佐野市閑馬小学校4年生対象に前日(クリーンセンター見学)、翌日に行ったものと同じ内容。
11:00 より
Session 2 PLTアクティビティと流れのあるプログラム体験
PLT#33 Forest Consequencesを改良したもので、「プーさんの森をデザインしよう」
架空の街(森林を含む)における森林開発計画に関して、経済的な指標をもとにしながら、グループごとに討論し住民合意形成を行って、街づくりプランを考えていく。
各班ごとに、400エーカーの土地利用をパッチごとに決めていく。
それぞれのパッチについての経済的数値を加えて、エクセル(表計算ソフト:東京農工大学学生制作))のプログラムで計算すると、経済的に持続可能などうかの数値が出てくる。
サステイナブルな森林利用と街づくり。実際の街(佐野)にも応用できる市民合意形成シュミレーションだ。
PLT#50 400-Acre wood(400エーカーの森)、PLT#69 Forest for The Trees(木があって森がある)
14:00~
Session 3 振り返りとPLTの方法論
これまでのアクティビティについてテキストを見ながら振り返る。
同時にテキストの使い方を学ぶ。
Session 4・5
Adopt Activity の準備・実践
班ごとに分かれて、講師が指定したアクテビティを班ごとに1つ選んで、テキスト及び講師の指導のもとに実際にそのアクテビティの準備と実践を行う。
指定されたアクティビティは以下
PLT#8 The Forest of S.T. Shrew (トガチュウの森)
PLT#67 How Big Is Your Tree? (木の身体測定をしてみよう、魔法のシートで二酸化炭素量を知ろう)
PLT#68 Name That tree(あの木の名前)
PLT#68 Name That tree(あの木の名前)
外に行って、いくつかの樹木の葉付きの枝を採取してくる。
対生↔互生 (葉のつき方)
単葉↔複葉 (どこまでが一つの葉)
鋸歯↔全縁 (葉の縁)
分裂↔不分裂(葉の形)
それぞれを説明し、採取した樹木の枝葉はどれに当たるかを考える。
樹木の多様性について考える内容。
PLT#8 The Forest of S.T. Shrew (トガチュウの森)
ある小学生が、学校の近くの森には何も生き物はいないと思っていたところ、森でトガリネズミのトガチュウと出会い、土壌生物等様々な役割を持った生物たちにであっていく。
その物語を人形劇で演じていく内容。
生物の生態系ピラミッド及び多様性を学ぶアクティビティ。
Session 6 振り返えりとまとめ
全体を振り返ってまとめを行いました。
最後に本日の講習会で14名の6時間ファシリテーター
2名の12時間ファシリテーターが誕生しました。
(文責:谷 雅人)
2013年
3月
10日
日
2013年3月4日佐野市文化会館にて無事終了しました。
たくさんの方にご来場いただきまして誠に有難うございました。
シンポジウムはNPO法人エコロジーオンラインと佐野市とSACO-netの共同開催。
岡部佐野市長よりご挨拶。
続いて田口SACO-net代表挨拶。
トリはエコロジーオンライン代表上岡裕さんのご挨拶。
今回2番目の講演者、村上敦さんは上岡さんの古くからのお付き合いから遠路ドイツからお越しいただきました。
第1部に牛山足利工業大学学長より「大きく動き始めたわが国の再生可能エネルギーの動向」と題して講演いただきました。
地球的面積のたった0.2%の国が世界の2%ものCO2を排出している。地球温暖化はますます深刻化していると。
再生可能エネルギーの風力発電は北海道や東北が風況的に有利で東北は現在1600基あるがこれは4000基まで増やす事が可能。関連部員点数がたくさんあるので、日本の製造雇用にも大きく寄与する。
興味深いトピックでオリンピックの聖火は「太陽光」で採火するそうです。
また、日本の小水力のポテンシャルも凄い!とヨーロッパの国々と違い、山と川の数、高低差、水流どれをとっても素晴らしいので、もっともっと普及させなくてはいけないと。
県別でみると1位岐阜、2位富山、3位長野と日本アルプスに集中していますが、群馬8位とあり、我らが栃木県は惜しくもトップ10にはランキングしませんでしたが11位12位あたりに来るのでは無いかと思います。
更に当時富国強兵策で銅の開発が必要な時代に足尾銅山を開発した古河 市兵衛とマ逆の開発をした別子銅山・伊庭貞剛のお話しもとても興味深い内容でした。
足尾もこの伊庭さんが開発していたら全く違う歴史になっていたんだろうなと。
栃木県の偉人、相田みつをの「ともかく具体的に動いてごらん具体的に動けば具体的な答えが出るから」を引き合いに出して、このエネルギー問題、地球温暖化問題に市民一人一人が具体的に何かを動いてみることが大事ですとしめくくっていただきました。
牛山学長、貴重なお話し有難うございました。
続きましてドイツフライブルクから遠路かけつけてくれた村上敦さん。
「地域を豊かにするドイツのエネルギー自立」というタイトルで講演頂きました。冒頭からキロワット時=カネ!と切り出し、経済的観念が無いと持続可能な社会は実現できないとして、以下のように佐野市を分析。
・人口12万人
・一般会計約430億円(お恥ずかしながら初めて知りました)
エネルギーとしてのお金
・指標としての民生家庭:4.5万世帯×30万円=135億円
・エネルギー総売上高(業務・産業含む):135億円×3倍≠400億円
・領土外からのエネルギー輸入額:400億円×60%≠250億円
ナント250億円ものお金が佐野市からしかも毎年逃げて行ってしまってるということです。これはもちろん、概算なのでズバリでないことは言うまでもありませんが、しかし、この大きな大きなお金がこの佐野市に落ちる、つまり使われるようになったらどれだけ財政にプラスになることか!!
この経済的観念を持たなくてはこれからさき佐野市はエライことになると。
根拠として持ってきたデータが国交省から出ている“国土の長期展望”。これによると2050年までに半数以上の地方自治体は消滅する!とあるのです。
これは村上さんが勝手に言ってるのではなく、国交省と言う国の公の機関が公表しているデータです。
村上さんが何故このデータを引っ張り出し、論拠にしているかと言えば、現にドイツ東西統一により、旧東ドイツの西への人口移動がハンパなく、人口の30%を失っている旧東・北ドイツの自治体がたくさんあるのを目の当たりにしてきたからなんですね。
そうして、今、この東ドイツでは再生可能エネルギー産業が「最後の希望です」と積極的に施設建設、工場誘致を行って、経済・エネルギー自立を果たそうとしていると。
すでに長野県ではこの危機感からまずは「地球温暖化対策室」をつくり、そこでデータをつくり輸入支出額(2008年度)4,131億円が海外へ逃げているお金だとして、これをいかに県内に落として域内でお金がまわるかを検討実行しているそうです。流石男女とも長寿NO1(関係無いか)ですね。
これは是非とも栃木県、佐野市でも真剣に考えて欲しいですよね。
ドイツではすでに、2012年の段階で再生可能エネルギー比率22%を達成しています。2050年では80%という目標を設定しているが、バイオマス・水力はすでに限界に来ていて、風力を7.3%→5倍の50%、太陽光発電4.6%→約7倍の30%で実現に向かうと。
これに比べて日本のバイオマス・水力のポテンシャルは莫大に大きいと牛山先生もご指摘している通り、ドイツより伸びしろは日本の方が大きいとハッパをかけていただきました。
たくさんのドイツ事例の紹介からわたしが一番驚いたのが、この写真。何の変哲もないビル(実際は病院)ですが、これがゼロエネルギー建築だと。「え、これが?なんで??」と疑問になりましたが、説明を聞いてびっくり!この近くに工場があり、そこの煙突から出る排熱で熱交換してお湯と電気をつくり、それをこの病院まで持ってきているからゼロエネが実現出来るのだと。
本当に凄いし、素晴らしい発想だと思います。ただ、煙を地球に吐き出すだけでなく、しっかり取れるエネルギーはトコトン絞り出す。こんな調子だからドイツの工場の至る所にこういう仕組みが施されているんですね。
こんな素晴らしいことは是非是非真似すべきだと思います。
2011年末までに再生可能エネルギー分野の雇用は38万人に!
地域のエネルギーを外から買わずに中で買うには当然再生可能エネルギー施設をつくらなくてはいけませんが、ここで大事なことはこの施設も地域の企業が地域のお金でつくらなくてはならないと言っています。
当然ですよね。地域経済活性化のためにやるのですから。
これもおどろくべき事実でドイツではこのお金を出す人の39.4%が個人!つまり一般市民!!ついで、21.2%が農家、19.2%地域産業ということで、外部資本はほとんどありません、というか、入れません。行政も外部からメガソーラーを建設しようものならありったけの企業に取って”酷”な、つまり行政に取って”絶大なメリット”を求めます。故、大概の企業は採算に合わないとして計画を断念すると。
こんなデータも紹介!
自治体に発生する純利益2MW風力(標準ケース、初期投資3億円)
ケース1:単に自治体内に風力発電が設置された=49.5万ユーロ(約6,000万円)
ケース2.3とばして
ケース4:風車の所有者が自治体内に存在する=141.4万ユーロ(約1.7億円)
と3倍近くのお金が地域に落ちるんですね。
それくらい、地域の土地や水や風は貴重な資源なのでよそもんには貸せないというわけなんですよね。だから、この地域の財産を有効活用して、地域が発展できるよう必死に考え、実行している。
余談ですが、村上さんのいるドイツ・フライブルク市の職員は市庁舎にほとんどおらず、1日出掛けている。どこに?市一円を歩き回り、個別にボイラーでお湯をつくっている家庭・店舗等があれば、2,3戸を束ね共同でお湯つくって電気もつくるコージェネシステムを提案しているそうです。こういうたゆまぬ努力の積み重ねがエネルギー自立への道だと思います。
この辺も是非是非真似して頂きたいところですね!
もっと、たくさんご紹介したいお話しもありますが、長くなりますのでこの辺にて。。。
村上敦さん有難うございました!
文:啓発かかりちょう吉田登志幸
2013年
2月
20日
水
平成24年度森林環境学習支援事業
(企画 佐野市環境ネットワーク会議 田中正造の森と水千年プロジェクト)
Project Learning TreeとProject WILDを活用した
森林環境学習リーダー養成講座
&
「田中正造の森と水勉強会(仮)」発足の会
佐野市と東京農工大学は地域連携協定を締結しています。これに基づいて、東京農工大学の佐藤研究室が中心に、小学校での森林環境教育授業を上記のプログラムを利用して行っています。今年度は常磐小学校・閑馬小学校で、総合的学習の時間を利用して計7回の授業を行ないました。「光合成って何?」「バイオマスとは?」「3Rやゴミとは?」このような内容を小学生がゲーム等を通じて理解することができる内容です。実施した各小学校では大変好評でした(佐野市環境ネットワーク会議ウェブサイト参照)。
東京農工大学と佐野市環境ネットワーク会議(以下、SACO-net)は、豊かな森林とそこから生まれる水を将来の子供達に残していくために、地域市民が主体となった持続的な「森林環境に関する授業」等が行えるような仕組みづくりを行っていきます。
今回、SACO-netでは、これまで東京農工大学が佐野市内小学校で行なってきた授業の手本としてきたProject Learning TreeとProject WILD(詳しくは裏面を参考にしてください。)の資格を得ることができる講座を企画しました。今回、集まった皆様達と一緒になって今後、独自に地域での「森林環境教育」が行えるよう「勉強会」を発足させたいと思います。SACO-netでは、田中正造翁の没後100年に際して、「田中正造の森と水千年プロジェクト」を提案しています。そこでこの勉強会の名称を「田中正造の森と水勉強会」と名づけたいと思います。
地域の自然を子供たちに伝え残していきたいと考えている教育関係者・個人、地域で自然保全活動を既に行っているけれど子供達と触れ合う技術がまだわからないという団体・個人の皆様、自らが体験したことを子供たちに伝えていきませんか?農林業や街おこしの手段についても学べるワークショップも今後行っていきます。
地域の偉人「田中正造」の没後100年となる今年、地域のプログラムを実践しながら一緒に創り、千年後に続く豊かな森と水を保全していきましょう。
1.日程等
①1日目
日時 平成25年3月 9日(土) 午前9時~午後3時
場所 みかもクリーンセンター3階(佐野市町谷町206-13)
内容 Project Learning Tree(PLT:プロジェクトラーニングツリー)
得られる資格 PLTエデュケータ-(既にエデュケーターを持っている人はファシリテーター)
②2日目
日時 平成25年3月10日(日) 午前9時~午後3時
場所 万葉自然公園かたくりの里管理センター(佐野市町谷町112-1)
内容 Project WILD(PWILD:プロジェクトワイルド)本編エデュケーター
得られる資格 PWILD本編エデュケーター
2.講 師 佐藤 敬一氏 (東京農工大学 農学部准教授)
佐藤先生はProject Learning Treeのファシリテーター(上級指導者)をはじめ、環境学習に関するスペシャリストです。東京農工大学と佐野市は地域連携協定の一環で、市内小学校と連携した森林環境学習授業や、市民対象の里山体験講座等を実施しています。
また、佐藤先生はSACO-net会員でもあり、広く市民の方に環境学習に関心を持っていただき、市民レベルでの継続的な環境学習の推進を図れるようにと考えています。
3.内 容
1980年代、アメリカでは、自然を大切にすることを理解するだけでなく、自然や環境のために行動できる人を育成するため、教育者・生態学者等が協力して森林や水、野生生物などを題材とした環境教育プログラムが開発されました。
そのうち、Project Learning Treeは森林、Project WILDは野生生物、Project WETは水を題材とした環境プログラムであり、今回はそのうちの森林と野生生物のプログラムについて、市民の皆さんに関心を持っていただくとともに、一般指導者(エデュケーター)を養成することを目的とし、さらにこの内容を地域のものにしていくための仲間作りを行っていきます。
Project Learning Tree(プロジェクトラーニングツリー)
Project Learning Tree(PLT)は「木と学ぼう」と訳される、森林を題材とした環境学習プログラムです。
エデュケータ-を取得すると様々なアクティビティが記載されたテキストを基に地域にあった活動及びプログラム開発をすることができます。またファシリテーターを習得すると、資格講座を開くことができます。全国・世界で行っている仲間とツナガリができ情報を交換することもできます。
PLTの目指すところは、幼稚園児から高校生・一般までを対象として、身のまわりの環境に目を向け、自分たちが環境に及ぼしている影響や自分たちの果たすべき責任について考え始める、と同時に、環境の利用や保全に関して充分な知識を持って決断できる技能や知識、さらには、自分たちで考えたことを行動に移せる自信までも身につけていくよう手助けすることです。
講座は講義形式ではなく、写真のように実際に活動しながら、そのプログラムについて学んでいきます。
写真は、木の中味を知ろうというアクティビティ(科目)で、講師からの木の組織、心材・辺材・形成層・師部・樹皮・葉・根の働きの説明とともに、参加者がそれぞれの部位となり一つの木をつくるべく芯材から順々に手をつなぎながら完成させていきます。
Project WILD(プロジェクトワイルド)
Project WILDは、野生生物を題材とした環境教育プログラムです。
エデュケーターを習得すると、PLT同様の分厚いアクティビティテキストを得ることができます。また、サイエンス&シビック等自然を通じた街起こしの内容にもつながる資格となっています。
PLTと同様にアクティビティを通じて学んでいきます。例えば野生生物が生きていくのに何が必要なのか?「水」「食料」そして「隠れる場所」(生態学的にはハビタットと呼ばれる)といった最新の生態学に通じる内容を活動(ゲーム等)を通じて楽しみながら簡単に理解することができます。現在佐野でも問題となっているイノシシ等の野生鳥獣との関わりについても野生生物の生態を知ることによってどんな対策ができるかという示唆も与えてくれます。
4.お申込み及び参加費(テキスト代)
【お申込み】
3月7日(木)までにSACO-net事務局(佐野市環境政策課) 電話61-1155までお願いします。
※いずれか1日の参加も可能ですが、なるべく2日間の参加をお願いします。
定員:30名 *佐野市在住者及び通勤通学をしている方、今後佐野で活動を希望している方を優先とします。
【参加費(テキスト代)】
1日目 PLT(プロジェクトラーニングツリー) 5,000円
*既にPLTエデュケーターを取得していてテキストを持っている方は無料
2日目 PWLD(プロジェクトワイルド) 3,500円
【準備】 昼食、外で動ける服装
お申込み等 佐野市環境ネットワーク会議事務局(佐野市環境政策課) 電話61-1155 |
2013年
2月
18日
月
○期 日 平成25年3月4日(月)午後6時30分~
○場 所 佐野市文化会館 小ホール
○主 催 佐野市、佐野市環境ネットワーク会議、
NPO法人エコロジーオンライン
○趣 旨
風力発電の世界的な権威である牛山泉足利工業大学学長をお迎えし、再生可能エネルギーが生み出す経済効果等について基調講演をお願いします。また、ドイツの環境首都フライブルク在住の環境ジャーナリストの村山敦氏に「エネルギー自立」というコンセプトで自立し始めたEUの都市の取り組みを紹介していただき、日本の地域社会の生き残りのためのアイデア等について、講演をお願いします。
このシンポジウムを通して、再生可能エネルギーが地域の疲弊とエネルギー問題から地域社会を救ってくれる可能性があるということを学ぶ機会とします。
また、このシンポジウムを佐野市・足利工業大学地域連携協定の締結記念事業として位置づけ、この協定締結を市民の皆様に広くお知らせするとともに、佐野市が生んだ環境問題の先駆者である田中正造翁の足跡を尊び、その功績を将来に継承していくものとします。
○基調講演(文化会館 小ホール)
・基調講演「大きく動き始めた我が国の再生可能エネルギー動向」
牛山 泉 氏(足利工業大学 学長)
○講演(文化会館 小ホール)
・講演「EUで活発化する再生可能エネルギーによる町づくり」
村上 敦 氏(環境ジャーナリスト ドイツ・フライブルク在住)
○タイムスケジュール(予定)
18:00 開場・受付
18:30 開演
主催者あいさつ
18:40
~ 基調講演(牛山足利工業大学学長)
19:20 (休憩 10分)
19:30
~ 講演(村上敦 氏)
20:50
21:00 終了
○パネル展【足利工業大学の研究等】
○入場料 無料
2013年
1月
27日
日
12月2日、唐沢山城跡美化活動に取り組みました。
佐野市環境ネットワーク会議では、「できるひとができることから」を合言葉に、市の推進する唐沢山国指定史跡化のバックアップも含めて、唐沢山奈良渕口から山頂にかけての美化活動を行いました。
佐野市環境ネットワーク会議からは、田口代表、諏訪さん(3Rかかりちょう)、㈱ダイセキさん等のほか、これまで佐野市環境ネットワーク会議の講座等にご参加いただいた方々にも参加していただきました。また、当日は唐沢山周辺6町会による唐沢山城跡むかで(ごみ)退治も開催され、栃本、富士、奈良渕側の3つの山道に分かれて、総勢約300人が美化活動に取り組みました。
道路沿いのごみ拾いの他、斜面に投げ捨てられたペットボトル等の燃えるごみやビン・カン等の不燃ごみ、廃家電、廃タイヤ等の回収も行いました。参加者は、斜面を滑り降りたり、よじ登ったりを繰り返しながら、不法投棄ごみを回収していきました。
集められたごみの量は、ペットボトルなど燃えるごみが約1.5トン、ビン・カン・粗大ごみなどの不燃ごみが3.0トンで、併せて約4.5トンにも上りました。また、粗大ごみには、タイヤ34本、テレビ14台、エアコン1台などが含まれていました。
今後も、佐野市環境ネットワーク会議では、唐沢山城跡の美化活動に取り組みながら、地域美化の啓発にも取り組んでいきたいと思います。
みなさん本当にお疲れさまでした。
2013年
1月
27日
日
9時。唐沢山頂上にある神社前に集合しました。
紅葉が真っ盛り。
講師紹介と本日の日程説明の後にストレッチ体操を行いました。
参加した子供たちは元気いっぱい。
私を含めて親御さんはケガをしないように慎重に体を動かします。
最初の観察は唐沢山神社境内にある大きなアカマツ。
問題1:このアカマツには塩ビのホースが下から林冠までつながっています。
これはなんのためにあるものなのかな?
この後、追々分かってきますよ。
ヒント1:唐沢山はかつてアカマツが多く茂っていて、マツタケ狩りも行われていました。
今も頂上駐車場横ではマツタケ料理が名物です。
唐沢山神社境内裏は鬱蒼とした森林。アカマツ・スギや広葉樹(シラカシ)等の大木があります。こういった林のことを社叢林とか神社林と呼ばれています。
神様や仏様がいらっしゃるところでは森林をきちんと保護してきたんだね。
シラカシ(ドングリを付ける常緑広葉樹)の下に木彫りのお地蔵様がありました。
誰かの思いが込められているのかもしれません。
唐沢山にはドングリを付ける樹木でシラカシの他アラカシ(常緑)、落葉樹のクヌギ・コナラ等もあるよ。ドングリや葉っぱを拾って比べてみよう。
先の問題のヒント2:
かつてアカマツが沢山あった唐沢山では近年、常緑広葉樹でドングリを付けるシラカシ・アラカシ等が多くなってきています。
お父さん・お母さんは昔ここにあった唐沢自然の家で宿泊学習をしたんだね。
今は取り壊されてしまったけど、その跡地をみなさん見て「こんなに狭い土地だったかなー」との感想。キャンプ場はまだ残っているけど、最近は使っているのかな??
周りの樹木は素晴らしい紅葉でした。
紅葉には「紅」と「黄」がある。「もみじ」と俗に言われている樹木は主にカエデの仲間だよ。
「黄葉」の代表格はイチョウ。でも同じ木でも種でも場所によって色の違いがあるね。
道沿いにはサザンカやヤブツバキ等冬に花を咲かせる木があるね。ドングリの成るアラカシ(常緑樹)もありました。シラカシと比べてみよう。
「関東ふれあいの道」は東京農工大学唐沢FM(フィールドミュージアム)の敷地内も通っている。
丁度協会にある東京農工大学の看板に「マツガレの原因について」の解説がありますね。
昔、このあたりの尾根筋の道沿いには綺麗なアカマツ林があった。でも最近は多くのアカマツが枯れ出している。
その原因はね
看板にあるように「マツノザイセンチュウ」という生き物がマツノマダラカミキリという虫に寄生をしていて、そのカミキリムシは主に松の木の中の虫を食べている。木に穴を開けるとき、カミキリムシの体から「マツノザイセンチュウ」という線虫(昆虫ではないよ)が松の木の中に入ってしまい。松を枯らしてしまうんだ。
マツ枯れを防ぐために、お父さんが子供の頃はヘリコプターや飛行機で「マツノマダラカミキリ」を殺すために農薬を散布していたんだ。でも他の虫も一緒に殺してしまったり、人にも影響を与えるので最近はやっていないんだよ。
問題の答え
農薬を散布しないとますますアカマツは枯れてしまう。そこで神社にある神聖な大きなアカマツ等に対しては、ホースをつけて定期的に農薬をスプリンクラーのようにして散布しているんだよ(注射をする場合もあるんだ)。
枯れてしまった松はなるべく早く伐採して薬剤をふりかけてビニールシートにくるんで林内に置いているんだよ。
ここには僅かに残ったアカマツがあるね。
それと最近は人が山に入らなくなって、山の整備をしなくなったんだ。元々アカマツ(マツタケ)は、人が整備した松林に生えるんだけど。人が入らなくなって、常緑のドングリをつけるシラカシやアラカシが多くなって松に置き換わってしまっているんだよ。気候が暖かくなったという原因も言われている。
実は綺麗なアカマツ林を残すためにもっとも重要なのは人が山に入って適度にアカマツを利用してやることが必要なんだよ。
見晴台で休憩。
といっても東側にはヒノキの林があって見晴らしがよくないね。
ここに来る前に100年以上たったヒノキの綺麗な林があったね。
ヒノキとスギはどうちがうんだろうか?
とりあえず、持ってきたおやつを食べよう。
東京農工大学フィールドミュージアムの中にある「2000年の森」地元市民によって整備されているんだよ。
どうでしたか?
根本的な理由はなんといっても日本人が山に入らなくなったこと。山に入って整備していたからこそ綺麗な松も残るし、松茸も生える。山に人が入るには山の資源をもっと日本人が利用することが最も大事なんだよ。
ほっておくことが自然ではないんだよ。森林も植物もそこに生きている様々な生物も生きていて動いているんだ。
今日は参加していただいてありがとう。
ゴミはそんなに多くなかったけど、ゴミ拾いしながらのハイキング。来年もやるかもしれないので、参加してくださいね。
(文責:自然かかりちょう 谷 雅人)
2013年
1月
25日
金
場 所:佐野高等学校・同附属中学校 学校林
(犬伏上町2858)
集合場所:佐野高等学校・同附属中学校 駐車場
定 員:20名
講 師:佐野市環境ネットワーク会議 谷雅人、遠藤隆
ツリークライミング講師5名
(ツリークライミングジャパン、みかもツリークライミング)
内 容
12:30 学校集合・学校林へ移動
(自転車又は徒歩、柏瀬教諭引率)
13:00 学校林到着
・大径木の樹形調査(ツリークライミング)
・毎木調査(10m×10m)をして間伐木を選木します
・間伐木の伐倒作業
15:30 学校林出発
16:00 学校到着・解散
元気な森(もり)の勢い・樹(き)の勢い
佐野高等学校にはかつて農業科があり、農業科では森林の学習をするために実習林を持っていました。農業科はなくなりましたが、実習林は残っています(学校林)。佐野高校付属中学校では毎年冬の時期にみかも森林組合指導のもと森林体験学習を行っています。面積は狭いですが、丘陵地の典型的な里山とヒノキの人工林です。
元気な森林の勢いはそこに生育している樹の勢いを見るとわかります。樹形や光環境・植生・樹木の配置を調べて、学校林の樹の勢いと森林の勢い(健全度)を調べます。勢いのある樹や森林はどうしたら作れるのでしょうか?みんなで考えてみましょう。
樹の勢いを調べるために大径木の樹形を観察して、実際に大径木に登ってみましょう。また、樹木の配置を調べて(毎木調査)、間伐したほうがいい木を選択し、間伐を行います。
ツリークライミング
ツリークライミングは専用のロープやサドル(安全帯)、安全保護具を利用して木に登り、木や森、自然との一体感を味わう体験活動です。樹木の林冠(樹木の頂上付近)部分を人が目の前で観察することは非常に難しいことです。90年代から熱帯林を中心に林冠部分で葉がどのくらいの光合成を行っているのか?着生植物は?林冠部分で咲く花にはどんな昆虫がきているのかを調べるために山登りの技術を応用した「ツリークライミング」が使われだしました。「ツリークライミング」は最先端の調査技術のひとつでもあります。「樹上から」という今までとは違う視点で森を見たり、五感を使い樹上の自然を体感すると新しい発見があります。
お問合せ 佐野市環境ネットワーク会議事務局(佐野市環境政策課) 61-1155 お申込み 佐野高等学校附属中学校 柏瀬教諭 |
2012年
11月
20日
火
エコをテーマにした環境に優しいイベント!!
場所:栃木県佐野市谷町206-13
☆古材を使ったあそび&エコセミナー by C+【シィタス】
エコセミナー【お財布にやさしい節電セミナー】 無料
2012年
11月
16日
金
自然と歴史の豊かな唐沢山で美化活動に取り組みます。
佐野市では、唐沢山城跡の国指定史跡化に向けて取り組んでいますが、ポイ捨てごみや不法投棄ごみなどにより、自然環境や景観がそこなわれている面もあります。
そこで、佐野市環境ネットワーク会議では、「できるひとができることから」の合言葉のもと、下記のとおり美化活動を行います。
知り合いの方もお誘いのうえ、ひとりでも多くの皆さんの参加をお待ちしております。
【日 時】:平成24年12月2日(日)
午前9時30分~正午まで
※雨天の場合は中止
【集 合】:奈良渕町公民館 午前9時15分集合
【内 容】:唐沢山奈良渕口から山頂にかけての
道路脇などのごみ拾い
【準 備】:軍手、汚れてもよい服装
【申込・お問合せ】:佐野市環境ネットワーク会議事務局(佐野市環境政策課)
電話 61-1155
※人数把握などのため、11月28日(水)までに、上記までお申し込みください。
2012年
11月
05日
月
日時:平成24年10月21日(日)午前9時集合~正午
集合場所:みかもクリーンセンター 計量棟前(町谷町206-13)
講師:佐野市環境ネットワーク会議 谷 雅人
協力:林業女子会@栃木(宇都宮大学 で森林 の勉強 をしている団体)
鹿山枝里・水庭誼子・安崎沙耶香
受付:参加者13名。スタッフ4名
まずは、計量棟前でストレッチ運動。ケガをしないように! 1・2・3・・・。
清掃センター入口を出てすぐの法面にはセイタカアワダチソウが黄色い花を沢山つけていました。
「外来種」の説明中に電動車イススクーターで女性が声かけ。参加希望とのこと。行程を説明する。ちょっと無理そうだと判断したのか、参加しないとのこと。
橙色のカラスウリの実がなっていた。開いてみると中には種が。ツル植物。夏に咲く花は実に綺麗。主に赤や紫などの色をした実は鳥が種を運んでくれるように植物が仕掛けたワザ!
私が現在住んでいるところは葛生。これはクズの花。クズはマメ科だから大豆や藤などと同じような花が咲く。
この根はでんぷん質で「葛粉」の原料。昔、日本人は大いに利用していた。
クズは日本原産種。でもアメリカに渡ったクズはアメリカにとっては外来種。一夏で放置してある車を全て隠してしまうほど成長が旺盛。
林縁・法面を放置しておくとすごいことになってしまう。
みかも山周辺では溜池が多い。かつて林縁の湿った沢筋にはハンノキ林があってその下で自然の地形を利用した沢田が作られていた。年間を通じて水の量が不足しがちなので近くに溜池が掘られた。
ここは諏訪溜池。典型的なこの地域の溜池。今は使われていない。
現在は両生類。特にアズマヒキガエルの格好の産卵場所。
3月にはチューブ状の卵塊が
5月には小さなアズマヒキガエルの成体(オタマジャクシから変態してすぐ)が大群で上陸を開始する。
黒い点は全てアズマヒキガエル。2003年5月24日撮影。
林縁沿いを歩くと整備された土水路があった。
こういった水路は今や貴重。オニヤンマ・イモリ・トウキョウサンショウウオ等の産卵地となりうる。
カタクリの里の駐車場付近でトイレ休憩。
万葉集の句碑の前でかつてのみかも山の自然を考える。
「しもつけぬ みかものやまの こならのす まくはしころは たかけかもたむ」(「万葉集」巻14東歌)
林縁から湧き出る通称「長者池」。周辺で草刈をしていたおじさんがご説明をしてくれた。
写真は2003年5月撮影。現在は全く枯れている。
かつてトウキョウサンショウウオの卵塊が毎年産み付けられていただ、ここ数年は水が枯れてしまって産卵場所とはなっていない。
カタクリが毎年春に大群落となって花を付ける場所へ。
写真は2003年3月撮影。今(10月)は姿かたちが見えない。でも根は残っているんだよ。
カタクリの植物生態等について説明。
階段を登って、カタクリ山(通称)に到着。
朝、妻に頼んで作ってもらった佐野名物「いもフライ」を参加者の皆さんと一緒にパクリ!
もちろんソースも佐野特産 マドロスソース。
尾根道に出て、岩舟側をみながら「つつじの道」を歩く。
ジョロウグモの蜘蛛の巣が沢山できていたので、私が先頭になって払いながら進む。
いい天気!
時間が遅くなったので、中岳・清竜ヶ岳方面にはいかず、カタクリの里に引き返すコースを選択。
途中 典型的な林冠ギャップの場所有り。林業女子の皆さんにご説明をしてもらい。
下に降りてから参加者にコース選択をしてもらう。
1. 少しだけ藪こぎしながら近道コース(途中栗林有り)
2.先ほど通った林縁の田んぼコース
合意の上1の藪こぎコースを行く。
藪こぎコースを通って林縁に降りました。
ご苦労様でした。
最後のまとめ、もったいないフェアーで何故ハイキングなのか? 佐野の周辺にある里山は人が利用して維持されてきた里山です。近くにある資源を利用するそんなことも是非考えてみてください。
戻ってからの参加者アンケート(8名分)
とても良かった、良かった・・7名
・いろいろな植物のことをあらためてよくわかった。自然の空気にふれ気持ちよかった(60代以上女性)
・おしえてもらった、いろいろなしょくぶつがあっておもしろかった(10代男性)
・いろいろなことを学べてよかった(10代男性)。
・説明があって面白く楽しかった。自然に触れて気持ちよかった(60代以上女性)
・樹木の説明が、初めて聞けて勉強になりました。説明を聞きながら歩くのは楽しいし、きょりを感じずに時間が早かった。木の植え方、山のしくみを勉強できた(50代女性)。
・いろいろな知識が学べて良かった。とても楽しかった(30代男性)。
・あらためて草木のことが分かった。いもフライがおいしかった。みかも山の自然が学べた。半日ではなく1日でも良いと思いました(7歳男性)。
あまり良くなかった・・1名
景色の良いところを歩きたかった。日陰での説明が多かったので体が冷えた。足場の良い所を気持ちよく散歩したかった。(40代女性)
(文責:谷 雅人)
2012年
10月
29日
月
「市民発電所をつくろう!」セミナー無事終了いたしました。
啓発かかりちょうの吉田です。当日ご参加いただいた皆様有難うございました!
冒頭、SACO-net田口代表のご挨拶から、映画「シェーナウの想い」を上映。
このおとぎ話でもない、作り話でもない、現実にドイツの小さな小さな村で起きたサクセスストーリーに多くの方が勇気をもらったのではないかと思います。
後半セミナー、コメンテーターのNPO法人エコロジーオンライン理事長・上岡裕さんによる再生可能エネルギー固定価格買い取り制度についてのお話し。1kwh当たり42円を20年間というこの破格の価格はどう考えても”お得”で来年は恐らくこんな価格にはならず36円とか32円という話しもチラホラ出ているので、今年度は特におススメと。
続いてスペシャルコメンテーターの(株)自然エネルギー市民ファンド取締役事業部長・加藤秀生さんによる「市民風車が地域を変える」と題したお話しでは、同社の発足当時の経緯やその間起こった出来事、注意すべき点、市民事業に認知させる為には等々あり、これまで14基もの風車を設置されたそうです。
それにより、地域の方がこの風車のもとに集まり様々なイベントを行い笑顔がたくさん集うことや、環境教育にも大いに役立つメリットがあることそうすることで地域の特産品が生まれたり、まちおこしまちづくりのきっかけにもなるので大いに地域活性化につながるのだと。
最後に参加者からの質問をお二方にお答えいただき終了となりました。
和気あいあいとした雰囲気で無事終了することが出来ました。今後もこのようなセミナーを開催してより分かりやすい市民参加型の環境事業をご提案して参りたいと思っておりますので今後とも何卒宜しくお願い致します。
2012年
10月
19日
金
先月に引き続き東京農工大・佐藤研究室のみなさんにお越しいただきました。
今回のテーマは「バイオマスとごみについて学ぼう」
前日に子ども達はみかもクリーンセンターへ見学に行き、ゴミ処理の工程や分別について多くを学んで来て、その翌日にという流れです。
まずは、アイスブレイクとして前回のおさらいで”光合成ゲーム”をやりました。
酸素(O2)と炭素(C)の関係を実際に火のフラフープをくぐることにより炭素Cが無くなったり、反対側のフラフープには、木を植えて育てることによりCO2を吸収してくれたり無くなった炭素が生まれることをまさにゲーム感覚で学びます。
これは非常に良く出来た学習方法だと感嘆いたしました!
谷自然かかりちょうもおおはしゃぎ?モトイ、大活躍!!
その後、谷自然かかりちょうから、大阪住友バイオマス発電についての簡単なレクチャー。
そして、前回学んだ紙は木からつくられることから、「では1枚の紙をつくるにはどれくらいの木が必要か」を割り箸を例に学びます。
それぞれどれくらいなんだろうと子どもたちは考えます。
紙1枚約4g、割り箸1膳約4g。
1膳の中に含まれるセルロースは半分の2g・・・
だから?
正解は紙1枚に割り箸2膳必要!
それがわかると、今度は身の回りの本やノートをめいめい選び、それぞれの重さを計ります。
その重量がわかればどれだけの木が必要かが簡単に分かって来ます。
大切な木を簡単に切らせない為にもノートは無駄なく一杯利用することや、本は丁寧に扱わないと無駄になってしまうということが身を持ってわかります。
これも遊び感覚で、しかも伝えたいことがしっかり伝わるとても良い内容だと思いました。
みかもクリーンセンターの村井さんから昨日のふりかえりを勉強。
佐野市では1日に持ちこまれる燃えるごみの量は約114t
資源・不燃・粗大ごみは約14t。
昨日の記憶がホットなうちに『分別トライ』ゲーム。
用意したものを燃えるごみ、燃えないごみ、有害ごみ、資源ごみの4種類にわけます。
さー、全問正解できるか?
2班に分かれそれぞれ話しあいしながら決めて行きます。
1班の答え!
2班の答え!
2班ともかなり優秀な成績でした!!
最後に、昨日自分のうちで出したごみをそれぞれ書き出し
出てきたごみをみんなで、「それは資源ごみになる」とか「もっと、長く使える」とか『28』項目のごみを減らします。
すると・・・
なんとびっくり!『10個』まで減りました。
みんなで勉強したことを考えていくと、こんなにもごみが減らせるし、割り箸で習った紙を大切に使うことナドナド。
意外に簡単に出来るんだな~と、そして、今まで簡単にごみに捨てていたんだな~ということが分かってくれたと思います。
そして、昨日と今日お世話になったみかもクリーンセンターの村井さんに「感謝状」授与!
子ども達(先生?)ニクイ演出してくれます^^
普段から学校で分別を頑張っている閑馬小学校だからこそ、分別トライも素晴らしい成績になったんだと思いますね。
今回もとてもとても勉強になりました。
参加した私自身本当にためになる半日でした!
農工大佐藤研究室のみなさん、そしてメイン担当の平良木さん、有難うございました。
2012年
10月
10日
水
10/15~21佐野市みかもクリーンセンターでおこなわれている”もったいないフェアさの2012”でのメインイベントです。
前半はドイツの2500名足らずの小さな村“シェーナウ”の村民が自分たちの電力会社をつくろうと立ち上がり、村の電力供給業者となり、ついには地域独占電力企業から送電網を買ってしまうという素晴らしいドキュメンタリー映画をご覧いただき、
後半はNPO法人エコロジーオンラインの理事長・上岡裕氏がファシリテーターとなり、市民発電所をつくるにはどのような課題があり、それらをどんな順序でクリアさせていけばよいかを、全国の市民風車事業を応援してきたスペシャルゲスト(株)自然エネルギー市民ファンド取締役事業部長・加藤秀生氏とともに考えて参ります。最後には参加者のみなさまの疑問質問をわかりやすく解説するお時間も設けております。
■開催日:2012年10月21日(日)
■時 間:13:00(開場)13:30(開始)~17:00(終了予定)
■場 所:佐野市みかもクリーンセンター3F研修室 佐野市町谷町206-13
■参加費:無料
■定 員:150名
■内 容:第1部13:30~14:30映画「シェーナウの想い」上映~休憩
第2部15:00~17:00「市民発電所をつくろう!」
ファシリテーター:NPO法人エコロジーオンライン理事長・上岡裕氏
スペシャルコメンテーター:(株)自然エネルギー市民ファンド取締役事業部長・加藤秀生氏
■主催:佐野市環境ネットワーク会議
■協力:NPO法人エコロジーオンライン
2012年
10月
10日
水
日本人の知恵「もったいない」には、リデュース(ごみ削減)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)という環境活動「3R」と、かけがえのない地球資源に対するリスペクト(尊敬の念)の意味が込められています。
この「もったいない」の心のもと、期間中は多彩な講座を開催します。また、21日(日)にはフリーマーケット、太陽光発電所市民セミナーなどを開催し、地球環境やエネルギー問題についても考えます。
【日時】
10月15日(月)~21日(日)
午前9時~午後5時
(21日は午後3時まで)
【会場】
みかもクリーンセンターリサイクルプラザ
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2012年
9月
28日
金
秋山にお住まいの萱原おじちゃんは林業・農業を行いながら猟師もしているよ。実は獣医師でもあるんだ!愛犬のちびといっしょに山に行って、シカやイノシシをとって、とったものをきれいに解体して仲間と一緒に分け、残った革をなめして山の恵み・動物に感謝している。
でも最近はシカやイノシシ、サルがすごく多くなってきた。せっかくご先祖様が植えたスギの皮をシカが食べてしまって、スギが枯れる。畑ではイノシシ・サルが入ってきて荒らし放題。近所の仲間の林業家や農家も困り果てている。また、去年からはとった肉を食べることができなくなってしまった。どうしてなんだろう?
自然豊かなあきやま学寮で、写真と本物の生き物の剥製に触れながら、萱原おじちゃんに話を聞いてみませんか?野鳥の会の皆さんと共に丁寧に説明してくれますよ。
おいしい新そばを食べに秋山にいらっしゃーい!
日時:午前9時~午後5時
場所:あきやま学寮(秋山町721)
内容:月ノ輪熊や山鳥の剥製、きつねなどの毛皮、
野鳥の写真などの展示と解説
解説:野鳥の会
萱原(かやはら) 堅司(けんじ)さん、須永(すなが) 忠一(ちゅういち)朗(ろう)さん
解説時間
両日とも午前9時~12時、午後1時~5時
*それ以外の時間でも展示は行っています。
*申込不要、参加費無料
※当日は、秋山の里協議会による「ゆとりの文化展」を合わせて開催しています。会場では、鮎の塩焼き、イカ焼き、木工品など販売していますよ。
お問合せ 佐野市環境ネットワーク会議事務局 佐野市環境政策課 61-1155 |
2012年
9月
24日
月
2012年9月20日東京農工大学佐藤敬一先生率いる学生さん3名+自然かかりちょう・谷さんが閑馬小学校に来てくれました。
4年生10名を対象にしたプログラムで「森林・樹木・木材について学ぼう」というテーマ。
佐野市担当の学生、平良木茉梨恵さんがメイン講師です。
まずはイメージマップで「自然」をテーマにそれぞれがおもいつくありったけの自然を紙に書き出します。
しょっぱなから少し難しかったか、ちょっと頭をひねりながら子どもたちは先生方にアドバイスをもらいながらゆっくりと書き出します。
その後2班に分かれるべく、机移動。あまりの陣形変形の早さに佐藤先生が思わず「トランスフォーマーみたいだね」なんて冗談も^^
まずは木でつくった名札つくり。それぞれニックネームや呼ばれたい名前を書きます。最初に難しいことをさせられとまどい気味の子どもたちのテンション回復!って感じです。
今回の企画を快く引き受けてくれた閑馬小4年生担任の橋本先生も一緒に。
名札をそれぞれ首にぶら下げて、本格的プログラム開始。まずは自然に触れ合う為の重要な要素「五感」について学びます。4年生だとまだ習ってないらしく、五感そのものを挙げてもらうときに子どもならではのおもしろい表現がたくさん出ました。
さらに、興味をひきつけるべく、「五感クイズ」もやり、中身のネタばらしはしませんが、とても興味深い出題でした。特に、「触覚」のあのクイズでは一番もりあがりましたね。
次に今回のメインイベント!「木は工場」。これは実際木を構成している組織をそれぞれ擬人化させ、どんな役割をしているのか学びます。
そして自分達で擬人化された役を演じ、みんなで1本の木をつくります。
役割のときにそれぞれの役割をセリフとしていいます。例えば心材だったら「ぼくがささえるよ」とか形成層「からだを大きくするよ」、師部「ごはんをはこぶよ」などなど。
こうすることで、組成の順番と役目を同時に覚えられるので一石二鳥ですよね。
木の中心から「心材(木部)」
「辺材(木部)」
「形成層」
「師部」
「樹皮」
「葉」
「根」
完成♪
みなさん、どれがどの分かわかりますか
更に、「葉っぱちゃんはお料理上手」と題したスライドで光合成のしくみを学びます。4年生だとまだ習ってはいないのですが、ポケモンのキャラクターで「こうごうせいアタック(違ってたらゴメンナサイ)」みたいな攻撃をする奴がいて、「こうごうせい」という響きは知っているようでした。地球温暖化の問題になっている二酸化炭素を光合成により、「葉っぱが二酸化炭素を吸って酸素をみんなのところへ届けてくれるんだよ」と木の重要性を学びます。
次に「木から出来るものクイズ」。これは12種類の様々な物を出し、この中で『木』からできているものはどれかを当てるクイズです。
子どもたちも真剣に考え、運命の答え合わせの時には衝撃の事実が!「へー」「それがぁ~」「全然みえないー」等々すごいリアクションが飛び交い大盛り上がり!
内容と答えは、ばらすとおもしろくないので秘密です^^
ご興味ある方はご一報を!!
子どもたちは半分くらいしか正解が出ませんでした。満点0人。。。
スライドでいかに木から出来ているものが多くあること、木の大切さを知り、今の林業の事情を話し、山が荒れていて木が育たなくなると、これだけ身の回りにたくさんある木の製品がつくれなくなる。
そんなとき、どうすればいいのか?
そう!林業を応援する。つまり、木の製品を多く買ってあげることだよと。そして、木をたくさん使う木造の家は素晴らしいのでみんなも将来は木造の家をつくってねと。
化石エネルギーは枯渇するので、その為にはどうするのがいいのか?
「木は二酸化炭素を吸ってくれるし、エネルギーもつくってくれる素晴らしい役割を果たしているんだよ」とパワーポイントでわかりやすくその一連のプロセスを紹介してくれ、まるでアニメのようだったので子どもたちも興味津々でスライドを見ていました。
最後に、今日の感想を忌憚なく書いてもらって終了!
この後、みんなでおいしい給食をいただきました。
全3回のプログラム初日終了。
1時限~4時限フルに使ってのそれでしたが、子どもたちは集中力途切れることなく最後まで真剣に学んでくれました。
次回もとても楽しみにしてくれていることだと思います。
農工大の皆さんお疲れ様でした!次回も宜しくお願い致します!!
2012年
9月
14日
金
午後1時半前から倉阪氏による「エネルギーの地産地消の可能性」と題した講演。
まずは背景として、「政策立案の鉄則・転機の世代としての現代 ・温暖化による影響・原子力発電による発電量の可能性・脱温暖化社会への移行」について独自データ解析によるグラフや資料をし使用しての話がありました。
特に最近政府が行なった「2030年時点での原発比率、0%、15%、20─25%」の意味についての解説は非常によくわかりました。
その後は再生エネルギーとは?定義から始まって、日本における再生エネルギー(太陽光発電・水力・地熱・風力・バイオマス(生物資源)を中心にその他海洋エネルギー(波力・海流力)などの例を上げて日本は再生可能エネルギー資源に恵まれたエネルギー大国であることを話してくれました。
次に全国での再生可能エネルギーの広がりと倉阪さんが提唱した「永続地帯研究」についての話。「再生可能エネルギーは基幹的エネルギー源になるか」「再生可能エネルギーと地域経済政策」「地域における再生可能エネルギーの可能性」「再生可能エネルギーが育つまでの『つなぎ』をどうするか」 「必要な政策」について具体的な事例と数値をあげた解説が行われました。
全部で90枚のスライドが使用されました(すべてのスライドを参加者に参考資料として配布)。
休憩を挟んで
午後3時前から馬上氏による佐野市の資源データを永続地帯指数に変換した解析結果の報告が行われました。馬上氏の計算によると
現在佐野市で作られている再生可能エネルギーは(年間)?
住宅用太陽光発電 :5,245.0kW
事業用太陽光発電 :320.0kW
バイオマス発電 :25,000kW
家庭用需要自給率 :約32.9%
住宅用太陽熱利用 :51.3TJ
事業用太陽熱利用 :1.1TJ
家庭用需要自給率 :約8.3%
自給率1%アップ※1のために必要なものは?
(※1 民生・農水用電力、熱需要)
○太陽光パネル
26,000㎡(3,640kW・約870世帯分※2)
○太陽熱温水器・ソーラーシステム
7,600㎡(約1,900世帯分)
○小水力発電
700kW
○バイオマス発電
1,800kW
というものでした。
住友大阪セメントバイオマス発電所の存在によって バイオマス発電量が他地域に比べて非常に多いこと、家庭用太陽光発電施設の普及率が高いことなどが示されました。
午後3時15分過ぎから第二部ワークショップ開始
進行は千葉大。各班にファシリテータとして千葉大学生が参加。
トランプで参加者を3班編成して行われました。
まずは班ごとにこれまで(午前中の視察から)のことに対して情報を共有するために質疑・応答の時間。
小水力についてや豊富な地下水脈、非常に大規模に存在する採石場跡地、24時間稼働している石灰・セメント工場での余熱利用や発電施設設置の動き、メガソーラー候補地に関する市の方向性等について情報を共有しました。
次に班毎にファシリテータの司会によって参加者が自己紹介をしながら(再生可能エネルギーに対しての意見を加える)、付箋紙を利用して佐野市でのアクションプランのたたき台になるように思ったことを模造紙に貼って、分類分けをする作業。
班の入れ替えを行ってさらに加えていく作業。
まとまった内容を班ごとに代表者が発表を行いました。
1・2班では
「バイオマス・地下水脈(地中熱)・普及啓発教育・小水力・熱利用・太陽光」などの分類がなされ、バイオマスについては運搬コストを安くするようなシステム構築、豊富な地下水脈の現況調査を元とした既設の上水道や下水道官の家庭利用の可能性、普及啓発教育として、「田中正造」をブランドとした(佐野市の再生可能エネルギーを利用した商品に対して)、「田中正造エナジーブランド」、実物を利用したエネルギー教育のプログラムをパッケージとして学校・生涯教育などに提供していく等の話がでました。
3・4班、5・6班でも様々な案がでました(これらの内容は10月15日~21日まで佐野市クリーンセンターでおこなわれる「もったいないフェアー(リンク先は昨年の状況報告)」で展示公開されます。
発表後、全体を通じて 馬上・倉阪氏による講評(コメント)が行われました。
馬上氏からは現在の日本における再生可能エネルギーの出発点は福島第一原発事故である。他の国との比較としてドイツの話をしてくれました。自分の世代としてはこれまでエネルギー教育を受けてこなかった。だからこそ将来をになっていく子供たちに対してエネルギー教育は必要。地域に応じた再生エネルギーの選択が必要ですね。
倉阪氏からは再生可能エネルギーは地域による。5つの手法を地域でどう選んでいくか。太陽光については砕石跡地と空家の利用の可能性。小水力は市内河川でかつて水車が稼働していたので可能性は高い。地中熱の利用として地下水脈が豊富な佐野での可能性は高い。バイオマスが中核になるだろう。既設の日本有数のバイオマス発電所をさらに生かし、山の手入れ林業復活を考えながら今回の固定買取制度をうまく利用していく、薪ストーブ・ペレットストーブ等を活用してエネルギー永続地帯を目指してもらいたい。
最後に佐野市環境ネットワーク会議事務局(佐野市環境政策課長)からお礼とともにコメントをいただきました。「今回のワークショップをきっかけに具体的になにかできるのではないだろうかと思いました。」
**今回のワークショップ発表後の様子については佐野市環境ネットワーク会議のウェブサイト(HOME)及びyouTubeの以下のサイトに動画をアップしてありますのでご参照ください。
http://www.youtube.com/watch?v=eQQx_JQ6ocI&feature=player_embedded#!
2012年
9月
11日
火
千葉大学・倉阪先生と馬上先生+千葉大学生3名がはるばる佐野にやってきてくれました。
午前中住友大阪セメントバイオマスプラント見学ではスタッフ入れて30名ほどに!
冒頭に住友大阪セメント環境課長(創省かかりちょう)星野さんによるプラントのレクチャー。
7月1日に施行された再生可能エネルギー固定買取制度で、今までの建築用廃材を燃料とする発電方法では買い取り価格が13円/kwhに対して、間伐材やいわゆるバージン材を利用する場合は倍近い32円/kwhという条件になっています。
それだけ、国産材とくに間伐利用に期待をされているということなんですね。
その後プラント見学は2班に分かれて。
燃焼炉を覗いた後に、上の管にあたまをぶつけてテレ笑いの倉阪先生^^
25,000kwを生み出す心臓部!
明日は受け入れ休みと言うこともあり多くの建築廃材がチップ化されていました。
ここに10tトラックがドバ~と廃材を入れます。ここは私は初めてでした。
そして、その隣にはしっかり安全第一の貼り紙が!大事なことですよね。
このあと、全員午後の会場へ移動しました。
とここまでの、レポートはSACO-net啓発かかりちょうの吉田でした。
続きは今回の責任者・自然かかりちょう谷さんへバトンタッチします。
2012年
9月
08日
土
【日にち】2012年9月8日(土)
【時 間】第1部10:00~住友大阪セメントバイオマス工場見学
第2部13:00~セミナー&ワークショップ
【場 所】下記参照
【参加費】無料
【講 師】千葉大学大学院人文社会科学研究科倉阪環境研究室
倉阪秀史教授、馬上丈司講師、研究室学生3名
URL http://www.hh.iij4u.or.jp/~kurasaka/
【内容】
バイオマス発電施設見学及びワークショップを一連の内容として実施し、佐野市のエネルギー資源データを元に、佐野市での再生可能エネルギーの地産地消の可能性を探る。
10:00 住友大阪セメント㈱栃木工場 木質バイオマス発電施設見学(案内:星野)
集合;住友大阪セメント㈱栃木工場駐車場(佐野市築地町715)
定員;20名(佐野市環境政策課に事前予約要、参加費無料)
(8月31日現在:まだまだ余裕があります。)
11:30 見学終了。各自で昼食後、みかも森林組合へ
13:00 ワークショップ開演・・総合司会(谷)
第1部 午前中見学会の振り返り(星野)
講師紹介、
講演(倉阪氏)、
佐野市のデータ解析の説明(馬上氏)
場所;みかも森林組合(佐野市戸室町685-1)
定員;50名(佐野市環境政策課に事前予約要、参加費無料)
(8月31日現在まだまだ余裕があります。)
15:00 第2部 ワークショップ・・・進行(千葉大)
参加者グループ分け(3~5)
・第一部に関して班ごとに質疑・応答
(休憩)
・ 班ごとに佐野市でのアクションプラン策定作業
(休憩)
・班ごとにアクションプラン発表
・講評(倉阪氏)及びまとめのディスカッション
【講師プロフィール 】
1964年1月三重県伊賀市(旧・上野市)出身。
11年間(87年4月~98年3月)環境庁に勤務。環境基本法と環境影響評価法の制定作業、温暖化、リサイクル、企業の環境対策、LCAなどの新規施策の立ち上げ時期の作業に携わる。本人は忍者の末裔だと思っている。各地マラソン大会に忍者服で出没。
東日本大震災に際して、陸前高田等に学生を連れてガレキ処理・学習支援などを行う。
近著:「地域主導のエネルギー革命」本の泉社刊(2012年6月)
★施設見学会及びワークショップの予約・お問合せ先★
佐野市環境政策課 0283-61-1155
【前日懇親会】(倉阪環境研究室の皆さんもいらっしゃいます)
日時:平成24年9月7日(金)午後6時45分頃から
場所:手打蕎麦あらいや(佐野市大町2991 電話22-0381)
会費:料理3,000円+飲み物代別途(当日徴収します)
申込:9月3日(月)までに佐野市環境ネットワーク会議 谷 雅人まで
携帯 090-6116-3876
8月31日現在:千葉大参加者を含めて10名。まだまだ参加可能です。
主催 佐野市環境ネットワーク会議
後援 佐野市
協力 みかも森林組合、住友大阪セメント㈱栃木工場
2012年
7月
21日
土
【日にち】2012年7月28日(土)
【時間】13:30開場
14:00開始
17:00終了
【場所】みかもクリーンセンター
~ロラン島のエコチャレンジ発売記念講演会~
「原発を選ばなかった国、デンマークに学ぶエコスタイル」
オイルショック後の日本が原子力発電への依存度を高めることでエネルギーの安定供給を図ったのに対し、その逆の選択をした国があります。それがデンマークです。デンマーク国民は自らの力で原発を否定し、風力発電やバイオマスなどを選択し、現在では2050年までに再生可能エネルギー100%を達成すべく動いています。
そんなデンマークのなかで最も先進的な取り組みをしているロラン島に住むのがニールセン北村朋子さん。ロラン島の人口は佐野市より少ない6万5千人。この島から生み出された再生可能エネルギーがコペンハーゲンなどの大都会に販売され、エネルギー自給率は120%に達します。みんなでやれば脱原発も可能です。地球と子どもたちの未来のために、北村さんと一緒に地域でのエコなライフスタイルについて考えてみませんか!
ニールセン北村朋子さんプロフィール
デンマーク・ロラン島在住のライター、ジャーナリスト、コーディネーター。再生可能エネルギーの利用などの環境や食など、地球と人にうれしいライフスタイル追求がライフワーク。森の幼稚園の運営委員、ロラン市地域活性化委員、デンマーク・インターナショナル・プレスセンター・メディア代表メンバー。7月15日にロラン島の環境の取り組みを紹介した「ロラン島のエコ・チャレンジ デンマーク発、100%自然エネルギーの島」を野草社から出版。
<講演会内容>
13:30 開場
14:00 挨拶 佐野市環境ネットワーク会議代表田口博一さん
14:10 講演 ニールセン北村朋子さん
「原発を選ばなかった国、デンマークに学ぶエコスタイル」
15:30 休憩
15:40 パネルディスカッション
「水と緑の佐野市で私たちができること」
パネラー
福地和子さん 栃木県地球温暖化防止活動推進委員
上岡七生美さん 佐野市環境ネットワーク会議家庭かかりちょう
高橋恭子さん 桜屋代表取締役
コーディネーター
吉田登志幸さん 佐野市環境ネットワーク会議副代表
コメンテーター
上岡 裕さん NPO法人エコロジーオンライン理事長
16:40 質疑応答
17:00 終了
(会場)
栃木県佐野市「みかもクリーンセンター」
http://www.city.sano.lg.jp/shisetsu/map/map08-01.html
(参加費)
2012年
7月
07日
土
はやいもので全5回の5回目、最終回に参加して参りました。
この日も出席率が良く、欠席者は2,3名でした。
まずは、これまでのまとめた意見書を岡部市長に今回くじびきで当選?された小暮悦子さん(佐野市市民活動推進委員会)から渡されました。
岡部市長との懇談会では参加者一人一人感想を述べるとうのが今回のメインテーマとなりました。
それぞれの団体から選出されて来ている方々なので、新庁舎にかける思いもそれぞれの専門性から来る所が多かったように思います。
その中で、各参加者の感想として主な所を列記しておきますとー
・50年後を見据えた建築にして欲しい
・建設的な意見がなかなか言えなくて、自分として残念
・ワークショップそのものが初めて、楽しい庁舎にして欲しい
・ワークショップで障害を持つ人や高齢者に対して優しい意見がたくさん聞けたのでとても嬉しかった
・高齢者に優しく、元気が出る市庁舎にして欲しい
・ハードだけでなくソフト面もしっかり充実させて欲しい
・時間の無駄だった
・今回の意見をしっかり反映して欲しい
・新市庁舎がまちづくりの「核」となって欲しい
・佐野の歴史が勉強できた
・もっと、多い回数をやりたかった。色んな人の意見をもっと聞きたい
・欲しいものと必要なものの区別が必要
・ワクワクする街へ。現在1,200万と言われている観光客を更に増やすように
・こども・孫に自慢できる庁舎に
・各団体の寄付によるベンチやその他に甘えず、アートなものをしっかりつくって欲しい
・足利や小山の方がいいなと思っていたが、今回参加して佐野の方が良いと思えた
・完成した後もしっかり見守って行きたい
・ワークショップが無駄にならないように実現して欲しい
・コミュニティーつくりのきっかけになって欲しい
・遊び部分も大事
番外編として?最後に僭越ながらわたしの今回出席した総括を。
これは会合では話していませんのであしからず^_^;
新庁舎の図面をはじめてみたときに「おおー!」とうなりました。
これはお世辞抜きに素晴らしいと思ったからです。
ただ、第1回目の時にわたしは「この68億という予算内に本当にこの建築が出来るのか?積算をやっての設計なのか?」ということを質問させていただきました。
回答は積算をしての提案だということでしたのでホッとしつつ、だが、今でも一抹の疑問は持っています。
一応?環境系の代表として行きましたので、その辺の意見を言うのが役目で参加しましたが、
特に素晴らしい設計だと感じたのは、地下駐車場をつくると同時にそこに「免震構造」を施し、更に掘った地中を生かすべく、地中熱の冷暖房利用を考えているところですね。
もう少し言えば、夏場夜間の熱を排熱させる「ナイトパージ」も考え、当然ながら日射遮蔽も考え、中庭を利用しての温度差換気、日射取得等々。
もちろん、屋上には太陽光パネル、屋根緑化と。環境建築のお手本のような設計です。
ここに、都市ガスのコージェネが入れば言うこと無しですね!
ここで、エネルギーの大切さは敢えて触れませんが、市庁舎だからこそ、災害時・緊急時に市内一頼れる施設にならなくてはならないのです。エネルギーインフラが破壊されても自家発電で対応出来たり、避難者を莫大に受け入れ、食糧貯蔵もやっておき、兵糧ぜめに耐えうる準備も当然です。
こういった機能が備えられなければ市庁舎をつくる意味は皆無でしょう。
さらに、街中活性化としても最大且つ、重要な役割をここが担わなければなりません。
1回ロビー通路を土日解放する案は大賛成です!
南北にここが道になれば、土日は屋内販売やイベント等々に様々利用ができます。
こういう施設を見学する視察者もこの地に多くやってくるでしょう。
活性化のカギは「人」です。この「人」が多く集まらないことには何も始められません。
ある意味”巨大客寄せパンダ”の使命があるんですね。
68億の予算でこれら設計がしっかり建築されれば、間違いなく、全国有数の市庁舎になれるでしょうから、視察者は間違いなく増えるでしょう。逆に、どこかのマニフェストのように理想だけズラララと並べて、実現したのが少しというような市庁舎であれば、はっきり言って、街中の活性化は絶望的と言わざるを得ません。
個々の人たちはそれぞれ努力をしているのに、肝心の行政がそんな姿勢ではこの先何をやっても効果が上がらないことばかり、それこそ税金の無駄遣いになってしまうでしょうね。
そんな思いから私は終始、この「本当に積算したのか?」にこわだるわけなんです。
さて、ここからは脱線するかもしれませんが、街中活性についての個人的な意見を述べさせていただくと。
市庁舎を中心になるべく多くの範囲でクルマ排除をすべきです。
わたしが昨年ドイツへ行ってみてきたものはまさに、カーフリーを見事に成功させて、尚且つ街中を素晴らしく活性化させた成功例だったのです。
詳細はコチラをみていただくとして。
なぜ、街中に人が来ないか?それは街に行こうと思わないからです。
ではなぜ思わないか?それは買うもの(店)がないからです。
いや、あるじゃないか?あっても魅力ある店でなければやはり行きません。
この辺の話しはよくある話だと思いますが、ここからがカーフリーの真骨頂です。
つまり、クルマのスピードだとゆっくり街中を歩く時間が出来ない為、ウィンドウショッピングが
出来ないんですね。歩くスピードなら普段見落としていた知らないお店や商品や風景が目に飛び込んできます。当然群集心理で、人が多く歩くようになるだけで”盛り上がり感”が出て、買うつもりの無い、入るつもりの無い店にふらっと入ってしまうものです。
皆さんも経験あると思いますが、観光地のお土産集積地を思いだして下さい。
必ず入るし、正直、たいしたものでなくても、何となく買ってしまいますよね。あれこそ、群集心理の極みで、人がそこに少なければ、店にも入りづらいし、購入と言う行為そのものが盛り上がらないのです。
諸悪の根源はクルマといっても過言ではありません!
クルマが無いと不便という意見もあります。それは遠くへ行くときに乗れば良い話しで、何も佐野の駅前までがクルマがうじゃうじゃいる必要は全くないのです。昔ながらの駅前の商店街には人と自転車しか入れなかったはずです。
もちろん、クルマを完全排除せよと言っているのではなく、遠方から来た人用に、少し離れた所に駐車スペースを設け、そこからは歩いて駅まで行くのか、買い物するのか、食事をするのか。その範囲は必ず徒歩にすれば、間違いなく人はどんどん増えて行きます。
新庁舎の南北通路解放はそういう意味からも非常に重要なのです。
市民広場も設計にありました。ワークショップの意見では不要派の方が多い印象でしたが、私は
こういう徒歩圏の中に中心となる広場があることはとても重要だと思っていて、すべては活かし方なんだと思います。
ドイツやスウェーデン(過去4回訪問)他ヨーロッパの街には必ず中心部に教会がありそこから同心円状に庁舎やお店やオフィスが広がります。もちろん住居もです。この中心の役割が新庁舎で、その中の市民広場は無くてはならないスペースです。逆にコレ無しでは先々何も出来ません。
たまごVSにわとりの話しですが、人が来ないから活性化しないのか?街に魅力が無いから人が来ないのか?永遠に尽きる事の無い議論だと思いますが、今の時代・これからの時代は「にわとり」を出さないとたまごは出て来ません。つまり、カーフリーにして魅力ある店がまずスタンバイしていないと人は来ません。
しかし、カーフリーにして人が来れば、今度はそこに店が増えて人が増えます。さらに店、人となるでしょう。ご近所の『プレミアムアウトレット』がその好例の典型です。
最初は鳴り物入りで来てそれなりに人も来ましたが、私を含め地元ではブームが去れば、撤退かな?と予想されていましたが、ナンノナンノ!そのあと第2拡張、更に第3拡張と次々に店を増やしたところあれよあれよという間に大人気アウトレットとなりました。
まさに、にわとりを先にじゃんじゃん出した好例そのものです。
「いや、あれは有名ブランドだから人を呼びやすい。佐野駅前とは違う」。その通りです。
何も、そんな所と張り合っても勝てないしそれこそ、差別化できません。佐野には佐野の良い所があるんです。街中でしか出来ないこと。手作りでしか出来ない商品。地元でしか食べられない食事。出せば枚挙にいとまがありません。全国、全世界にある商品より、佐野でしか、街中でしか見つけることができないモノの方が魅力あると思いませんか?自分で歩いてそれを探し出せた時、嬉しくありませんか?
確かに理想論で机上論かもしれません。でも、現にドイツやヨーロッパの国々ではちゃんと根付いて成功して持続可能な循環になっているのです。何も誰もやったことの無いノーベル賞ものの実証検証をやるわけでは無いのです。やる気さえあればそんなに難しい話しではありませんよね。
長々と脱線しましたが、要は私はいいたいことはこの2点!
①新庁舎を当初設計案(環境面)通りに建築する
②街中をカーフリーにする
これで、佐野の未来はワクワクすることだらけです!!
2012年
7月
05日
木
早いもので全5回の4回目に行って参りました。
今回は実際の模型を見ながら、各場所の要望や仕分け?を話しあいました。
例により4グループにわかれてのワークショップで
議場、市民劇場、市民スペース、窓口、駐車場、中庭等々
あらゆるばしょの検討です。
各階、場所別に意見を貼って行き
屋外スペースも
最後に各班代表者が発表をしました。
班によって集中してその場所について議論しているところが多く
特徴的な意見も多く飛び交いました。
本日7月5日が5回目の最終回です。
2012年
7月
01日
日
田中正造没後100年記念事業「田中正造の森と水千年プロジェクト」の一環として今回は自然かかり長・谷さんのナビゲートで里山とまさにその隣にある大阪住友セメントさんのバイオマス発電プラントの見学をさせていただきました。
今回は特別講師として宮城県登米町森林組合の竹中雅治さんを招聘して午後からセミナーも企画しましたので、朝から竹中さんもご同伴いただきました。
また、愛知県から午後のワークショップで使用した「組手什」を開発した「組手什おかげまわし東海」から3名もお越しいただき、にぎやかな見学会となりました。
葛生の街中にある、谷かかり長のお母様の実家である呉服屋を改装して、ここを拠点に里山再生、環境問題、地域活性化等々色んな仕掛けをやっていきたいと谷かかり長。
すでに愛知から組手什も寄付いただいたり、秋山の林家の遠藤さんがつくった、チェーンソーアートの作品もここで展示販売するとのことです。
そこから、大阪住友セメントさんに行き、プラント見学の前に、同社の星野さん(創省かかり長)からレクチャー。
・発電量・・・25,000kw
・燃料・・・・木質チップ85%(直近では89%)、石炭15%
・全体内訳・・・住友全プラント37万t/年、葛生工場だけで15万t/年 処理
木質チップの原料は建築廃材がほとんどで、現在でも間伐材燃焼もやってはいますが乾燥方法や伐採集荷等々の問題がなかなか困難で比率を伸ばす所までは行っておらず、その辺は大いに課題だと。
10tトラックが土日問わず1日約50台プラントに届けに来ます。土曜日でもご覧のとおりです。
燃焼中。燃えてます!
炉は「内部循環流動床ボイラ(ICBF)」と言いまして、簡単に言うと炉の中に少量の珪砂(けいさ)を入れることで木質チップがバラけやすくなり、それにより燃焼効率を高める炉ということです。
木質チップ比率が高い同社ボイラーならではの方式ですね。
で、写真はその主役たる「珪砂」の山。
そして、これが発電機!コレ1台でおおよそ、佐野市の全家庭の電力を供給できるとのことです。
すこし、バイオマスとは外れますが、これがセメントプラント。
上流から下へ下へこの大きな管に熱風を入れて乾燥させて、一番下まで来たら完成と。
この近くはとても熱いです。冬にはこの熱を何か利用したいところですよね。
さらに、セメントプラント最上階へ。ビルで言うと20階位の位置ですね。
さしずめ、佐野のスカイツリーかな。
佐野のスカイツリーから田沼町方面をみた景色。
私が仕事でよく通る道路がちっちゃくなってます。
更に、一行は谷かかり長のお義父様がやっておられる水田・畑へ。
昔は今より広大な土地をやっていたがとてもやりきれなくなり、現状へ。今後、谷かかり長が大棚田を復活させるとか?
鳥獣対策の柵。しかし、イノシシやシカはこれだけではやはり簡単に突破してしまい、近隣のやぶや耕作放棄地、山のメンテナンス等々総合的に対策を施して行かないといけないということで、このあたりも今後しっかりやっていきたいと。
そして、午後の部では登米の竹中さんによる『森林(もり)の可能性をさぐる」と題してセミナー&ワークショップが行われました。
私の方は、COOL EARTH DAYの設営段取りがありますので、ここで別れましたので、このあとのレポートは谷かかり長にバトンタッチします。
2012年
6月
26日
火
2012年6月22日
佐野市環境ネットワーク会議がお手本にしたNPO法人すぎなみ環境ネットワークへ視察に行って参りました。
スタートは1994年、区のごみ集団回収事業委託から設立され、2003年にNPO法人化されました。現在正会員128名、協同会員44名、賛助会員6名の規模で運営していて、区からの委託事業もあり、年間1億近い規模の事業をやられています。
当日は理事長はじめ多くの役員の方に出席いただいて色々お話しを聞かせていただきました。
なかでも、事業の中心となる区民からの不要な家具や衣料を引き取り販売する事業は毎年3千万前後の売り上げをつくり出しています。
家具等の引き取りはシルバー人材を活用して、区の粗大ゴミ引き取り料の半額を負担してもらい引き取りに行くそうです。出す側としては半額でしかも引き取ってもらえるのでとてもメリットがあるわけですね。
リサイクルショップには廃油せっけんはもちろんのこと、リサイクルアクリルたわし(これで汚れを一旦落としてから洗えば洗剤の量も少なくて済む)の販売、またこれのつくりかた教室も開催しているようです。当日も区民客が雨にもかかわらず来店されていました。
SACO-netでも検討されていた学生服のリユースは東京では、もはや「常識」のようで、逆に学校としてそれをやっていない所は無いのでは!?というほどで、軽いカルチャーショックを受けて帰って来ました。
持続可能な活動を可能にするためにはやはり「資金面」はなくてはなりません。今回のすぎなみの理事長さんはことさらにこの区からの”独立”を強調していました。今はまだその段階に至っては無いがいづれかの段階でそれを実現したいと。
SACO-netはまだ生まれたばかりで独立とは程遠い団体ですが、こんかいのすぎなみさんを見習い様々化活動を活発化させて事業の安定から持続可能な社会づくりへと発展していきたいと思いました。
午後から有明の方に移動して、食品リサイクル工場の(株)アルフォさんを見学させていただきました。
ここでは食品を特殊技術により乾燥させて主に家畜用の飼料にリサイクルをしています。興味深いことに食品なら何でもOKということではなく、基本的に人間の食べられるもの以外は受け付けない。つまり、家庭の生ごみ等はNGで給食センターの残りや外食産業、コンビニ弁当等々、普通にお客さんに出していた物でないと品質が保たれないのでNGなんだそうです。
飼料は輸入したトウモロコシにここでつくられたリサイクル資料を配合して養豚養鶏の飼料として完成します。牛は使わないそうですね。
以前問題になったコンビニの廃棄弁当。
たしかにもったいないですが、ここでしっかりリサイクルされてふたたび人々の食になるということですから、これはこれで徹底してリサイクルして欲しいものです。
2012年
6月
16日
土
【日にち】2012年7月1日(日)
【場所】佐野駅前交流プラザぱるぽーと
【時間】15:00~20:00
パルポート2周年記念とジョイントイベントです。
昨年に引き続きライトダウンキャンペーンの一環として地球環境の事をみんなで考える良い機会です。環境商品盛りだくさんでとても楽しいイベントです。
また、イベント当日の7月1日はくしくも、再生可能エネルギー固定買い取り制度スタートです。
制度についてよくわからない、どういうメリットがあるの?等々様々な疑問質問にお応えすべく専門の会社が相談窓口を出しておりますので、この機会に色々聞いてみては!?
2012年
6月
03日
日
5月31日第2回目のワークショップ参加して参りました。
今回から各4グループに分かれて意見交換します。
今回のテーマは「庁舎内部イメージ」。
1)なにをやりたいか
2)どこでやりたいか
3)どんなふうにやりたいか
1)何をやりたいか
をそれぞれポストイットに書きそれらを並べて
2)、3)をどこでどんな風にと更に考えます。
私はやはり環境の事を考えて欲しいので
1)は
・庁舎が自然エネルギー給電所の役割を担って欲しい
・災害時のシェルター機能としての充実
・空き部屋の無い効率的な施設利用
2,3は1を具現化して欲しい旨と
議会の休みの日には結婚式場として市民に開放し、ロビーでライスシャワーなんて意見を書きました。これは冗談でもなんでもなく、是非実現してほしいなと思っております^^
最後に班の代表がそれぞれどんな意見が出たかを発表します。
流石に各団体を代表する方々が参加されているので色んな具体的な意見が出て
聞いている私も違う分野に関して「なるほどな~」と納得させせられることが多々ありました。
一番印象に残っているのは、市民活動スペース。これ、そもそも不要じゃないか!?という意見。田沼や葛生にもそれぞれ公民館やそれなりのスペースがあるし、遠路はるばる佐野市庁舎まで来る必要もないのでは?と。旧佐野市街地にも確かにいろんな施設はありますよね。
そこで、そういうスペースを省く代わりに廊下やトイレのさらなるバリアフリー化やベビーカーと一緒に入れるトイレにスペースを割くとか、待っている間に子供が安全に遊べる場所とか。確かにこれは一理あるなと思いました。
次回は庁舎外部についてです。
主には市民劇場や市民広場、屋外駐車場等々。
2012年
5月
24日
木
佐野市の新庁舎建設にあたり、幅広く市民の声を反映させるべく、市内30団体の代表が選出され、様々な意見交換をするワークショップにSACO-net代表で参加して参りました。
数名の欠席者はありながらもかなりの人数が集まりました。
なぜか?
参加団体エントリーNO1になってしまっていた環境ネットワーク代表として、1番目に自己紹介をさせられ・・・させていただきました^^
今回は”プロポーサル技術提案方式で東京の設計事務所と宇都宮の設計事務所がコラボしてつくってきた案が採用されました。
みなさんのお手元の広報「さの」にドドドーンと掲載されています。
私も当日配布資料にコレがあり、最初見た時に「おおお」となりました。
あまり大きな声では言えませんが、それはまさに、期待以上の素晴らしいプランだったのです。
市からの建築予定額を聞いてその範囲内に収まる計画だとか。
このプランが確実に実行され建築されれば全国有数の環境配慮型庁舎だということは間違いありませんね。
ただ、ここまでするのであればあともう一歩二歩進めて欲しい項目があるので、私なりに機会を伺い発言して行きたいと思います。
いずれにせよ、素晴らしい庁舎であることは間違いありません。
今回を入れ全5回の日程で約2時間のワークショップです。
スケジュールは
*5/31 第2回WS
他の庁舎の市民スペースの事例紹介
屋内市民スペースについて
その他(バリアフリー、トイレ、窓口、キッズスペース)
*6/15 第3回WS
市民劇場の活用方法
市民広場 〃
*6/28 第4回WS
設計者より過去3回までの意見を採り入れた計画についての説明
第2,3回でまとめた意見をイメージ化する
*7/5 第5回WS
設計者より模型を使った庁舎案の説明
佐野らしさ、環境について、気軽さについて、自由な意見
こちらの模様は公開で行われますので、ご興味のある方は文化会館2Fへ
18時スタートです。
2011年
10月
24日
月
SACO-net会員さんの交流を兼ねて同じく会員さんで創省かかりちょうの星野さんがお勤めになっている住友大阪セメントさんのバイオマス発電工場へ見学させていただきました。
写真がその発電プラントで発電出力25,000kwhは佐野市全世帯の電力使用量と同じくらいだそうです。以下は簡単な説明です
・栃木以外にも岐阜・赤穂・高知と系4プラントあり、なかでも栃木がダントツのバイオマス発電量を誇る
・内部循環流動床方式
・木質燃料の約90%(400t/日)建築用廃材、残り間伐材10%、助燃料として石炭使用⇒将来的には石炭をゼロにして100%のバイオマス発電にしたい
1日10t車が40台入ってきて建築用廃材を運んで行きます。
流動床の炉内。ここでチップが燃焼され蒸気を発生させ、タービンを回して発電といった流れになります。
図だとこんな感じです。
蒸気を冷やして水にさせます。その水が再度燃焼室に行き蒸気のもとをつくる。完全な循環型システムが完成しています。
工場長のごあいさつと、レクチャー。
平成22年2月みかも森林組合、同社、泉工業(株)3社による佐野市内から産出される間伐材の有効利用に関する協定書締結。
12月にはマロニエECO事業所表彰(温室効果がス削減部門)。
住友大阪セメントの皆様有難うございました!!
2011年
10月
16日
日
インターネットなどで環境問題に取り組むNPO法人「エコロジーオンライン」の上岡裕理事が30日、佐野市役所に地球温暖化防止などを呼びかける「そらべあ」を伴い岡部正英市長を表敬訪問した。
そらべあは、地球温暖化で北極の氷が溶け、お母さんと離ればなれになってしまったホッキョクグマの兄弟で、毎日新聞「水と緑の地球環境本部」のシンボルキャラクター。
上岡理事は佐野市出身。これまで市内の全小学校28校にDVD環境教育教材「~そらとべあとみんなの地球(ほし)~」を寄贈しており、「小学校での環境教育にぜひ役立てて」と期待している。
毎日新聞WEBより転載
2011年
9月
22日
木
来る2013年は田中正造が亡くなって100年になります。それでもなお田中正造の自治・人権・環境などの思想は現代に生きる私たちに多くのものを訴え続けています。そうした田中正造の思想と行動を学び、さらに現代社会に活かしていくには、没後100年は、誠にいい機会です。
そこで、田中正造をより多くの皆さんに知っていただくために、映画会や講演会・シンポジウム、さらに田中正造にかかわる展示会や現地見学会などの開催、そして、この事業の集大成として、田中正造の思いを次世代に引き継ぎ、明るい未来を実現するために「田中正造・未来への大行進」を計画しています。
そのために広範な人たちの参加を得て、田中正造没後100年記念事業を進める会の結成大会を開催いたします。熱意ある多くの方々の参加をお待ちしています。
◆日時 2011年10月1日(土)
◆会場 佐野市中央公民館 佐野市金井上町2519 TEL 0283-24-5771
◆参加費無料
第Ⅰ部・結成大会(1:00~1:50PM)
<オープニングセレモニー> 田中正造八木節
◎田中正造没後100年記念事業を成功させるために・・・・経過報告
◎事業計画案・・・・活動方針・予算案・その他
第Ⅱ部・記念講演(2:00~4:30PM)
<足尾・水俣・福島>
ー甦る田中正造の警告「デンキ開ケテ、世見暗夜となれり」ー
福島第一原発事故の原因と原子力公害の脅威
・講師 菅井 益郎(國學院大學教授)
【趣旨】
今年3月11日に東日本大震災が発生し、福島原発一号機が水素爆発した。3月下旬、講師は現場から約30から50キロ離れた福島県飯舘村の放射能汚染調査に出かけた。村長や村民と話し、村内を見学しているうちに「これは現代の谷中村ではないか。」と思いを強くしたと言う。足尾鉱毒事件から120年、足尾銅山から鉱毒が流れ出して本県をはじめ群馬・埼玉県に大きな被害をもたらした。そして佐野市に於いても渡良瀬川周辺地で大きな鉱毒被害を出した。今回の福島原発一号機の事故と足尾鉱毒事件は多くの類似点がある。「人々を難民化する文明とは何か。」田中正造は足尾鉱毒事件に対して鋭い文明批判をしている。この田中正造の警告をもとに2年後に迫った田中正造没後100年をどう迎えるのかを考え、その中で戦後、熊本県で発生した水俣病とともに現代社会の本質を探ってみたい。
・主催 田中正造没後100年記念事業を進める会
・連絡先
TEL・FAX 0283-23-2896(坂原辰男)
E-mail tatuo-777@orange.plala.or.jp
・後援 佐野市/佐野市教育委員会
2011年
8月
25日
木
7月23日(土)足工大牛山泉学長をお招きして「再生可能エネルギーが地域を救う」の講演&パネルディスカッション無事終了しました。
300名近い方にお越しいただき誠にありがとうございました。
また、東日本大震災の義援金¥2,051ご協力いただき重ねて厚く御礼申し上げます。
2011年
7月
08日
金
日にち;2011年7月23日(土)
時間;13:00会場 13:30講演開始
場所;佐野市文化会館小ホール
内容;
【第1部】基調講演 13:30~14:30
テーマ「再生可能エネルギーが地域を救う!」
~ 日本における脱原発は可能か ~
講 師 牛山 泉 氏(足利工業大学 学長)
現在取り組んでいる研究
風力、太陽光、バイオマスの自然エネルギーを利用した発電など
【第2部】パネルディスカッション
14:40~16:30
テーマ「再生可能エネルギーと地域活性化」
○パネリスト
牛山 泉 氏 (足利工業大学学長)
繁山 勝 氏 (株式会社アティク代表取締役社長)
上岡 裕 氏 (NPO法人エコロジーオンライン理事長)
星野 春彦 氏 (住友大阪セメント株式会社栃木工場環境課長)
田口 博一 氏 (佐野市環境ネットワーク会議代表)
○コーディネーター
吉田 登志幸 氏 (佐野市環境ネットワーク会議 副代表)
≪牛山学長プロフィール≫
略 歴
1942 年 長野県長野市生まれ
1971年 上智大学大学院理工学研究科博士課程修了
1971年 足利工業大学機械工学科専任講師、助教授を経て1985年より教授
1998年 放送大学客員教授
1998年 中国・浙江工業大学客員教授
1998年 足利工業大学総合研究センター・センター長
2006年 足利工業大学副学長
2007年 足利工業大学学長
この他に、上智大学、慶應義塾大学、東京大学、国土交通大学校の非常勤講師も務めている。
社会的活動
日本機械学会フェロー、日本太陽エネルギー学会前会長・名誉理事、日本風力エネルギー協会元会長、NEDO新エネルギー産業技術総合開発機構風力委員会委員長、NEF新エネルギー財団企画委員会委員長及び風力委員会委員長。グリーン電力認証機構委員長、再生可能エネルギー普及促進機構副代表、エネルギー資源学会理事、日本技術史教育学会会員、EWEA欧州風力エネルギー協会会員、TIMS国際風水車協会会員、英国風水車保存協会終身会員など
著 書
風力エネルギーの基礎、オーム社(2005)、風力エネルギー読本、オーム社(2005)、風車工学入門、森北出版(2004)、さわやかエネルギー風車入門、三省堂(1991)、 小型風車ハンドブック、パワー社(1980)、環境とエネルギー工学、日本放送出版協会 (1996)、エネルギー工学と社会、日本放送出版協会 (2000)、エネルギー変換技術、東京電機大学出版局(1982)、手づくり風車ガイド、パワー社(1996)、風と風車のはなし、成山堂(2008)、新エネ・省エネの経済的導入法~実例に学ぶ計画と評価~、オーム社(2009)、トコトンやさしい風力発電、日刊工業新聞社(2010)、エネルギー工学、オーム社(2010)、その他8冊、(風力関連では中国、台湾、韓国で翻訳出版されている。)
受 賞
日本機械学会畠山賞(1966)、国際協力推進協会学術奨励賞(1992)、WREC国際再生可能エネルギー会議パイオニア賞(1995)、日本風力エネルギー協会功労賞(1998)、ASMEアメリカ機械学会太陽及び先進エネルギー部門功労賞(1999)、文部科学大臣賞(科学技術普及啓発功績者)(2003)、日本機械学会関東支部功労賞(2004)、日本風工学会2008年度出版賞(2008)、WREC国際再生可能エネルギー会議功労賞(2010)など。
これまで120回を超える海外の風力発電など自然エネルギー関連の学会・会議の参加と調査活動を行い、国内外で自然エネルギーの研究開発や利用促進に尽力するとともに、国内のローカルエネルギー調査・環境教育・町おこしのアドバイザーも務めている。また、足利工大はエネルギー教育拠点校にも選出され、その代表も務めた。さらに、大学構内には環境エネルギー教育のテーマパークである「風と光の広場」と自然エネルギー・ミニ博物館が設置されており、JICA国際協力機構、NEF新エネルギー財団、などの見学コースに指定されている。ここは一般市民にも広く公開され好評を博している。これらの活動が評価され、文部科学大臣賞、新エネルギー大賞を受賞している。
2011年
6月
23日
木
ぱるぽーと1stアニバーサリー&クールアースデイ
自分達でできる事・・・資源を大事に、エコしよう!
<<開催日時>>
開催日・・・2011年7月2日(土)
・クールアースデー(ぱるぽーと多目的ホール&周辺)
時間:13:30~20:00
ぱるぽーと多目的ホール
「地球とお財布に優しい節電セミナー」
講師:エコロジーオンライン理事 上岡 裕
時間:13:30~14:30
・屋外ステージイベント(ぱるぽーと交流広場)
時間:15:00~20:00
<<主催>>
佐野駅前交流プラザ ぱるぽーと 佐野市
<<協力>>
佐野市環境ネットワーク会議、オンダ楽器、昭和電機
木親匠会(もくしんたくみかい)
<<企画・制作>>
トールツリー(株式会社ケイミックス)
2011年
5月
02日
月
二日目は諏訪監事と私の二人が参加した“Project WET”です。
WET とはWater Education for Teachersの略で、水や水資源に対する認識・知識・理解を深め責任感を促すことを目標として開発された 「水」に関する教育プログラム です。
ということで、この日は水に触れない時間はないくらい水と戯れました。
まずはアイスブレイク。写真はその模様です・・・。いきなり、何をしているのやら?という感じですね^^
これは「傷つけられたカゲロウたち」というアクティビティーから取り上げられています。
各人、トビゲラ、カワゲラ、カゲロウ、イトトンボの4種類のカードを任意に引いて、それぞれの役に扮します。一人だけ“環境ないストレス要因”という鬼の役が仕込まれていてそれを引いた人が鬼役ですね。
簡単にいえばこの4匹とストレス要因との鬼ごっこなのですが、耐性の弱い生物ほどつかまりやすい状況になっていきます。これがつまり環境負荷(河川の汚染度)を差し、最初は普通にスタートラインに達10Mくらい先のゴールまでストレス要因をかわして走り抜けます。
次に、トビゲラは袋を両足はいてジャンプで渡リ、カワゲラは10歩ごとに写真のような体制になり再び歩き、カゲロウは10歩進むとその場を手をバタバタさせながり1週、耐性の比較的強いイトトンボは負荷なしというように。因みに私はそのイトトンボでした(実際の私は非常に耐性が弱いはずなのですが・・・)。捕まるとそれぞれユスリカやオナガウジといった体制の強い生物に代り今度は負荷無しです。
何度も続けることにより、耐性の弱い生物ほどストレスに捕まり徐々に絶滅して行きます。今回はストレスが一人でしたがもう一人また一人と増えればイトトンボでもイトも簡単に捕まってしまいますね。
こういうリアルな運動をさせることにより、いかに水質の浄化が生物にとって大切かを身を持って体験出来るので子供達はキャッキャ楽しみながら、現実問題に簡単に落としこめるという非常に効果的な目的が達成されるのです。
大人げなくカワゲラVSストレス対決!
勝利者カワゲラ!!(若いっ!)
次アクティビティーは"地球上で水の割合はどれくらいか調べる”ということで、参加者にまずは聞くと当然7:3という答えが返ってきました。
すると、「ほんとうにそうかしらべてみましょう!」と。「え、どうやって???」そこで写真のように地球が載っているビーチボールを互い違いに投げ合って、そのとき、右手人差し指が触れている部分が陸か海かで自己申告してそれぞれの回数を記録します。今回は100回投げ合ってそれを2回やりました。
すると、見事!①71:29、②68:32とほぼ同じ比率になったんです。これには正直驚きました!
中に入り「水差しをまわそう」というアクティビティーをやりました。
水の大切さを分かりやすく理解しようというもので、1列10人のそれぞれ水利用者と利用歴の書かれたカードを読みながら自分のカップに利用量だけ水差しから抜いて行きます。川上の水力発電業者からスタートして川下の臨海工業用水局長までに水が最後まであるのかどうかを見ます。
1回目は少し多めにスタート、当然ながら2回目は半分以下に減らします。当たり前ですがスタートが少ないとゴールまでには水は尽きてしまいます。
3回目は同じ量で、各人どうすれば貴重な水をゴールまで保つ事が出来るか工夫しながら入れて行きます。生産の効率化で従来の半分で済むや計画断水をやるといった事をそれぞれ発言しながら。
我が列は“ナイル川”で創意工夫により何とか水はゴールまで残りましたが、当然のことながらスタート時より減っているわけで。
今回はやりませんでしたが、下流に向かうほど汚染度が増すので水に色をつけるとよりリアルな汚染具合がわかるということです。
次に恒例の4班に分かれてアクティビティー実習。
最初の班は「貴重な一滴」。これは地球全体にある水の中で我々が飲める水はどれくらいあるのかを分かりやすく先の水差しのような感じで抜き取って行き最後に残った水が飲める水なんだと分からせます。
タイトル通りたくさんあった水が写真のように結局飲めるのはスポイトにあるたった一滴「ポトン。。。」と落とされると、何とも言えない虚しさが湧いてくるくらいホントに貴重なんだな~と実感しました。
数字で言われてもピンと来ませんがこうやって「ポトン」とやられると非常にショッキングで子供心にも貴重さが身にしみるのだと思います。
次のアクティビティー「驚異の旅」は2月に宇都宮で体験していたので知っていましたが、またやっても新鮮で楽しかったです。
ここでは自分が水分子となって水循環内を移動する事を理解させます。水が移動する場所を9(雲、動物、植物、川、海、湖、地下水、土、氷河)箇所をつくり、写真のサイコロには移動する場所が書かれてあり、出た場所へ移動し、その際その場所の色のビーズをひもに繋げて行きます。
すごいのがこのサイコロは非常に上手く出来ていて、例えば海に行けば移動の場所はそのまま、海か雲しかないのです。実にリアルに水移動の現実がわかるようになっているんですね。
私も地下水にはまりました。。。地下水だとそのままか川、海しかありませんのでなかなか抜けられなかったです。
そして、ビーズの色が自分の旅を表す事になります。
海や地下水の人は同じ色ばかりですし、川や雲は色んな所に移動できるわけなんです。
次に我が班は「アクアボディー」を行いました。
水が生命体の主要な構成要素であるということを理解してもらうアクティビティーです。
9(リンゴ、キュウリ、バナナ、ポテトチップス、人参、ヒト、クジラ、イヌ、割り箸)種類のものの水分含有率の多い順にそれぞれカップに水を注いて順位を当てるというクイズです。手前が監事の諏訪さんです。年の興?さてさてどこが優勝したのか。
分かりやすいものもあれば微妙なものもあり皆さんワイワイいいながら考えていてかなり盛り上がりました。答え合わせも盛り上がるので教える側も非常に楽しいのではないかなと思いました。
順位は敢えて書きません^^
最後に(本来は導入部でやる)クイズを出し、二人の人間が砂漠で立ち往生し、一人は水以外の食糧1ヶ月分、もう一人は水だけもっていました。さて、どっちがどれくらい生き伸びれるでしょうか?という問題で、結構意外な結末だったのです。答えは敢えて書きません^^
オーラスは「水のオリンピック」というまたまた子供達のテンションが上がりのうなタイトルのアクティビティーで、ここでは水の“凝集”“凝着”の二つの特性について学びます。写真はコント風に?水分子がフードの二人真ん中の諏訪監事が物体で凝着を説明しています。写真では非常に分かりにくいですね(^^ゞ
凝集の最も分かりやすい例が表面張力だということで紐を使って上から水を垂らすと見事に下に伝って落ちて行きます。それがこの画像。
さらに分かりやすく理解する為に各班対抗でコップの水をギリギリまで満たし中にお金を入れ規定線を越えて水があふれるまで何円入れられるかというオリンピックをやりました。
我が班は金額ではトップだったのですが、ちょっと1円玉をいじっていたら、まさに表面張力でひっついてきた水がこぼれてしまい敢え無く失格。。。
その他競技の実例もいくつか紹介されていましたが時間が無いので1種目で終わりました。
と、初日に比べてWETは時間通り終了しました。
今回の研修で環境教育の内容でしたがこの学習方法そのものはありとあらゆるジャンルで応用できると思いましたし、環境を学びながら理科や算数、社会も同時に学べてしまうと言う、とても効果的なプログラムがあるのだと言う事をしっかり認識いたしました。
基本的に子供は勉強より遊びが大好きです。でも、遊びながら勉強が出来ればこんな楽しい事はありません。それは教える側も同じ事で、テンション高く教えていると聞いてる側も乗ってきますよね。
そういう意味でもとても有意義な2日間を過ごさせていただきました。
東京農工大学・佐藤先生本当にありがとうございました。
また、参加者の皆様お疲れ様でした。またいつかどこかでお会いできる事楽しみにしております!!
2011年
5月
02日
月
2011年4月30日~5月1日と東京農工大学・佐藤先生の指導のもと環境教育エデュケーター育成の
4/30“Project Learning Tree”(PLTと略)、5/1“Project WET”(WETと略)に参加して参りました。
場所は唐沢山麓の同大学演習林。参加者は田口代表、諏訪監事そして私。
全体の参加社は20名近くでその半数は農工大の学生さんで他、他県からの社会人という構成でした。
初日のPLTの概要からご説明しますと、1976年にアメリカの環境教育プログラムとして開発され、現在では2万5千人の教育者がPLTの専門性向上ワークショップに参加し、そのプログラムを若い人々に対してどのように活用するか学んでいるそうです。
海外でもカナダ、スウェーデン、フィンラ ンド、メキシコ、そして日本などで30万人以上の教育関係者と1200万人以上の子どもたちがプログラムに参加しています。1977年に初めて現場で実践が試みられて以来、改定を重ねてきましたと。
この中で特に強調して論じられている事に「気づき」という項目です。
1日の講習の中でいかに「気づき」が重要かが非常によく、理解できました。
では、写真をご覧いただきながら内容のご紹介をして参ります。
導入の時によくつかわれる言葉に「アイスブレイク」があります。これはそのまま氷を溶かす・・・つまり、リラックスして物事を理解出来る為の作業と言えるでしょう。
今回も参加者の多くが初対面と言う事もあり、自己紹介かねてゲーム性たっぷりにアイスブレイクをやりました。写真は握手をお互い自然に出来る為に手の温度が高い人から低い人へと順番にならびましょうということで、それぞれ自分の位置を探すべく、近くの人と握手をして温度を確かめ合います。
最終的には端から順に各人とバレーボールの終了の挨拶みたく全員と握手をするのです。
そして、木の中味を知ろうというアクティビティ(科目)では佐藤先生より木の組織、心材・辺材・形成層・師部・樹皮・葉・根の働きの説明とともに、参加者がそれぞれの部位となり一つの木をつくるべく芯材から順々に手をつなぎながら完成したのが写真です。
ひもを引っ張っているのが「葉」の部分です。写真左はじ「葉」が佐野市役所関谷さんです。
そして、4班に分かれて課題学習へと続きますが、ここでも面白い関心が持続するような作業がありました。13品目の物を並べこの中で「木」で出来ている物はいくつかるかというクイズを出します。箸、コルク、その他・・・。中味はいつかの日のお楽しみとして私は3つ間違えてしまいました。
田口代表は1問くらいしか間違えていなかったですねさすがです!
写真は真剣なまなざしで考える田口代表。皆さん、楽しみながらかなり真剣でした。
続いて、これまた参加者に参加させて人形劇をさせながら、生物多様性を学ぶアクティビティーです。
主役ある女の子が色んな動物を探しに森に来たがスズメやカラスぐらいしかいないな~とため息をついている所にトガリネズミの“トガチュー”がやってきて、土の中や空に飛んで次々に色んな生物が存在している事を教えてくれるというストーリーで単なるお話しより、人形を使う事により楽しみや立体感が出て
子供達を飽きさせず理解させるというミッションが見事に完成されています。
最終課題として各班それぞれ異なるアクティビティーを参加者(生徒)にむけて実際に自分達で教えると言う難題にチャレンジしました。
私の班は「校庭サファリ探検」という、校庭と言う身近な場所でも多くの生物が理由があって存在しているということを理解させる為のアクティビティを担当しました。
他には木の高さをモノサシや分度器で計りそこから重量を割り出し更にその木が吸収できるCO2を調べてみたり、葉や幹枝の特徴から森の中にある特定の樹種を探したり、木の芽から朽ちて更に新しい目が出るサイクルを実際に体を動かしながら学ぶと言った4種類をそれぞれ、先生・生徒になりながら体験しました。
通常終了時間を1時間もオーバーする白熱ぶりで。それでもまだまだ足りないと言った、皆さん熱がこもったノリノリな講習会でした。
夜は皆で佐藤先生(調理師免許取得者)のほうとうをめん打ちから初めてワイワイ楽しくつくり、とても充実した1日を終えたのでした。