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佐野市環境ネットワーク会議
事務局
(佐野市環境政策課)
担当;藤・小野
〒327-8501
佐野市高砂町1番地 佐野市役所5階
TEL0283-20-3013
FAX0283-20-3046
kankyou@city.sano.lg.jp
先日(7月1日:日)に行われました。クールアースディ特別セミナーについて報告します。
午前中、葛生の街中散策と住友大阪セメントバイオマス発電所、近くの里山・棚田見学に引き続いて、午後の部として 13:30より場所を佐野市駅裏城山公園(万葉の里 城山記念館 和室)に変えて、特別セミナーとワークショップを行いました。
総合司会:自然かかり長 谷 雅人
まずは、佐野市環境ネットワーク会議の田口代表あいさつ、佐野市からのあいさつ(写真参照)
趣旨説明と講師紹介
講師:宮城県登米町森林組合 竹中雅治氏
講師プロフィール
1967年 東京都江戸川区生まれ。
電子部品メーカーに就職と同時に宮城県に居を移す。津軽出身の妻と共に自宅(木造)を建てる際にお世話になった登米町の方々の暖かさに惹かれ、2001年に登米町森林組合に転職、現在に至る。
2011年3月11日東日本大震災に際して、宮城県北部の支援拠点となった登米市において、森林組合として地元産木材と地元企業による、木造仮設住宅の企画・建設にいち早く取り組み、南三陸町に地産地消の木造仮設住宅を建設した。
また、組手什(くでじゅう)についても地元で生産を開始し、避難所・仮設住宅への寄贈、宮城県名取市図書館等で使用されている。
この経験を初著として「地域のレジリアンス‐大災害の記憶に学ぶ‐」香坂玲編著(2012年5月28日出版:清水弘文堂書房)の中で出筆。
その後も、漁協事務所などの木造事務所建設、福島第一原発の影響によるシイタケ原木栽培事業者の補償問題などにも継続的に取り組んでいる。森林セラピーガイド、森林組合監査士。
午後の部のスケジュール案内
セミナー
第1部 午後1時30分~ 「組手什」を被災地で生産して
第2部 午後2時45分~ 竹中氏講演 宮城県登米市の事例
第3部 午後4時~ ワークショップ「佐野で何ができるか?」
午後7時30分~ 懇親会
を行いました。
第1部「組手什」を被災地で生産して
講師の竹中氏による被災地での組手什生産についての案内とともに、当日愛知から参加していただいた「組手什」を開発した「組手什おかげまわし東海」の長坂代表、渡辺氏、福井氏とともに「組手什」の端切れを使用して実践を行いました(写真)。
(休憩後)
第2部「竹中氏講演」宮城県登米市の事例
竹中氏による宮城県登米市で行なっている「森林」の活用事例についてパワーポイントを用いた講演がありました。
現在の日本における林業と森林組合の実情
東日本大震災における地元木材と地元企業と共に行なった。木造仮設住宅の建設。
福島第一原発事故の影響後における原木シイタケ栽培の賠償問題。
森林セラピーを活用した森林公園の運営など「森の可能性について」多岐にわたる内容を含んだ講演でした。 前日事前に佐野における「森林資源」について視察していただいたため、随所において佐野と比較しながらの内容でした
(写真参照)。
質疑では参加していた地元「みかも森林組合長」さんからも質問を頂きました。
(休憩後)
第3部 ワークショップ「佐野で何ができるか?」
午前の部とこれまでの1部・2部の内容を踏まえて、竹中氏が登米町で韓国の大学生とともに実践したワークショップを「葛生」を事例としての一泊二日ツアー旅行プランをつくるというワークショップを2班に別れて行いました。
午前中見てきた「葛生」での「資源;もの、人を含む」をまず、ポストイットで思いつくだけ書き出して、模造紙に貼っていき、その資源を使って ツアー会社(自分たちで名前を付ける)、対象(世代・団体・人数等)、テーマを設定してツアーを作っていきます。
そのツアーを成功させるために必要な新たな「資源:ひと・もの・しくみ等」も検討しながら実現可能性を検討していきます(写真)。
2班に別れて作られたツアー企画を懇親会の席で発表することになりました。
夜の部 佐野駅前の居酒屋「花の舞」での懇親会&ツアー発表会!
次のようなツアーが企画されました。
㈱のりのり観光
コンダクター:赤堀幸代・遠藤紀子・遠藤隆・佐藤久夫・長坂洋
ツアー名:新婚さんW・1泊ツアー・・美食とアート体験
対象:40代 新婚さん 2組
1日目 AM 佐野駅集合
タクシー 唐沢山見学
タクシー 葛生吉澤記念美術館
徒歩 葛生伝承館(牧歌舞伎)
バス(さーのって号:秋山線) 削った山肌・秋山川の清流を観ながら
お食事処「東林」予約会席料理(ヤマメの塩焼き付き)で昼食。
PM 五丈の滝 見学
(山ビルに出くわす)
あきやま学寮 勾玉作り体験
夕食はあきやま学寮レストランで猪肉 泊
2日目 AM あきやま学寮 レストランで朝食
徒歩 秋山の里 木工クラブ
男性)チェンソーアート体験(講師:遠藤隆)
女性)コサージュ作り体験(講師:遠藤紀子)
徒歩 「かみやまそば」(昼食)
バス(さーのって号秋山線) 葛の里壱番館・・コーヒー
徒歩 石灰会館でフレスコ画見学、「新井屋の味噌まんじゅう」をみやげで購入。
徒歩 葛生駅前 「あづま食堂本店」で「マニングライス」(昼食)
葛生駅から「ロマンスカー」で・・・・
株式会社 猪 鹿 蝶
コンダクター:川村定夫・星野春彦・諏訪一男・福井徹也・渡辺径・溝越剛
ツアー名:孫と巡る昭和の足跡
対象:石灰産業定年後の夫婦と孫
1日目 AM 葛生駅出発(9:00)
軌道跡を散策しながら「葛生化石館」・「住友大阪セメント」見学
昼食(中央軒 独特な葛生ラーメン)
PM 軌道跡を散策しながら採石跡地へ(採石跡地見学)
バス(さーにって号秋山線)あきやま学寮へ
夕食 あきやま学寮レストラン ボタン鍋・鹿刺し・キジの塩焼き・地酒付き
あきやま学寮泊
2日目 秋山川の清流を朝食前に散策
あきやま学寮レストラン 朝食
バス(さーのって号) 氷室 「彩蟲館」で農業体験
(シーズンに応じてソバ・麦・シイタケ・ビール麦等)
昼食 仙波高齢者センター(ダイコンソバ)
お酒が入った中この企画をおもしろおかしく、企画した本人以外の人たちが勝手気ままにオリジナルアイディアを入れながら発表しました(写真)。
実際にこうしてまとめて地域以外の人を交えて企画をしていくとはっと気づくアイディア・問題点などが浮き彫りにされてきます。
こんなワークショップを行いながら実際の企画をみんなでつくっていくと面白いですね。
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Javier Bushong (金曜日, 03 2月 2017 21:24)
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Damon Trueblood (金曜日, 03 2月 2017 21:31)
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