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佐野市環境ネットワーク会議
事務局
(佐野市環境政策課)
担当;藤・小野
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2012年9月20日東京農工大学佐藤敬一先生率いる学生さん3名+自然かかりちょう・谷さんが閑馬小学校に来てくれました。
4年生10名を対象にしたプログラムで「森林・樹木・木材について学ぼう」というテーマ。
佐野市担当の学生、平良木茉梨恵さんがメイン講師です。
まずはイメージマップで「自然」をテーマにそれぞれがおもいつくありったけの自然を紙に書き出します。
しょっぱなから少し難しかったか、ちょっと頭をひねりながら子どもたちは先生方にアドバイスをもらいながらゆっくりと書き出します。
その後2班に分かれるべく、机移動。あまりの陣形変形の早さに佐藤先生が思わず「トランスフォーマーみたいだね」なんて冗談も^^
まずは木でつくった名札つくり。それぞれニックネームや呼ばれたい名前を書きます。最初に難しいことをさせられとまどい気味の子どもたちのテンション回復!って感じです。
今回の企画を快く引き受けてくれた閑馬小4年生担任の橋本先生も一緒に。
名札をそれぞれ首にぶら下げて、本格的プログラム開始。まずは自然に触れ合う為の重要な要素「五感」について学びます。4年生だとまだ習ってないらしく、五感そのものを挙げてもらうときに子どもならではのおもしろい表現がたくさん出ました。
さらに、興味をひきつけるべく、「五感クイズ」もやり、中身のネタばらしはしませんが、とても興味深い出題でした。特に、「触覚」のあのクイズでは一番もりあがりましたね。
次に今回のメインイベント!「木は工場」。これは実際木を構成している組織をそれぞれ擬人化させ、どんな役割をしているのか学びます。
そして自分達で擬人化された役を演じ、みんなで1本の木をつくります。
役割のときにそれぞれの役割をセリフとしていいます。例えば心材だったら「ぼくがささえるよ」とか形成層「からだを大きくするよ」、師部「ごはんをはこぶよ」などなど。
こうすることで、組成の順番と役目を同時に覚えられるので一石二鳥ですよね。
木の中心から「心材(木部)」
「辺材(木部)」
「形成層」
「師部」
「樹皮」
「葉」
「根」
完成♪
みなさん、どれがどの分かわかりますか
更に、「葉っぱちゃんはお料理上手」と題したスライドで光合成のしくみを学びます。4年生だとまだ習ってはいないのですが、ポケモンのキャラクターで「こうごうせいアタック(違ってたらゴメンナサイ)」みたいな攻撃をする奴がいて、「こうごうせい」という響きは知っているようでした。地球温暖化の問題になっている二酸化炭素を光合成により、「葉っぱが二酸化炭素を吸って酸素をみんなのところへ届けてくれるんだよ」と木の重要性を学びます。
次に「木から出来るものクイズ」。これは12種類の様々な物を出し、この中で『木』からできているものはどれかを当てるクイズです。
子どもたちも真剣に考え、運命の答え合わせの時には衝撃の事実が!「へー」「それがぁ~」「全然みえないー」等々すごいリアクションが飛び交い大盛り上がり!
内容と答えは、ばらすとおもしろくないので秘密です^^
ご興味ある方はご一報を!!
子どもたちは半分くらいしか正解が出ませんでした。満点0人。。。
スライドでいかに木から出来ているものが多くあること、木の大切さを知り、今の林業の事情を話し、山が荒れていて木が育たなくなると、これだけ身の回りにたくさんある木の製品がつくれなくなる。
そんなとき、どうすればいいのか?
そう!林業を応援する。つまり、木の製品を多く買ってあげることだよと。そして、木をたくさん使う木造の家は素晴らしいのでみんなも将来は木造の家をつくってねと。
化石エネルギーは枯渇するので、その為にはどうするのがいいのか?
「木は二酸化炭素を吸ってくれるし、エネルギーもつくってくれる素晴らしい役割を果たしているんだよ」とパワーポイントでわかりやすくその一連のプロセスを紹介してくれ、まるでアニメのようだったので子どもたちも興味津々でスライドを見ていました。
最後に、今日の感想を忌憚なく書いてもらって終了!
この後、みんなでおいしい給食をいただきました。
全3回のプログラム初日終了。
1時限~4時限フルに使ってのそれでしたが、子どもたちは集中力途切れることなく最後まで真剣に学んでくれました。
次回もとても楽しみにしてくれていることだと思います。
農工大の皆さんお疲れ様でした!次回も宜しくお願い致します!!
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宮下 (火曜日, 25 9月 2012 06:22)
とても大事なことを体験で学べるのは一生残ります。カリキュラムが素晴らしいと思います。起承転結で要所要所に決め細かな工夫があり、生徒と一緒に楽しみながら学べる。これが本当のゆとり(ゆっくりと、友達と、利口になってく)教育?。日本の未来が緑溢れる事をねがいます。
saco-net (火曜日, 25 9月 2012 12:13)
宮下様
コメント有り難うございます。
一歩ずつ出来ることから前に進みたいと思います。