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2012/10/20 もったいないフェアさの2012 親子木工づくり(組手什) 【報告】

午後1 時30 分 ~午後 4 時
みかもクリーンセンター  3階 研修室  
講師:谷   雅人(佐野市環境ネットワーク会議 自然かかり長)
   糸井 欣也(元中学校技術科教諭)
   林業女子会 @栃木 (宇都宮大学 で森林 の勉強 をしている団体)
   望月寛子・水庭誼子・佐藤里沙

最初にスタッフ紹介と本日のスケジュール案内 。

最初に「組手什」とは何かについて実物を使って説明しました。
●組手什とは?
木材の主用途以外の、捨てられる部分から、断面 40x15mm の細い平板に、組手(クデ)を加工した棒状の組立部材です。のこぎりを使った簡単な日曜大工で、家庭やオフィスの用途にあわせた木遣い空間が実現できます。いわば木材でできた”レゴブロック”!
●どうして組手什なの?
今、日本の人工林では間伐が行き届かず、環境面からも、林業生産面でも、防災面でも、間伐を進める必要があります。また、間伐されてもそのまま切り捨てられることが多く、その利用を促進して海外の森林破壊や地球温暖化の防止に貢献することが求められています。組手什に支払われた代金の一部を、直接森づくりに支援される仕組みを作り、森林の保全や地域活性化を目指しています。  

上の内容をお子さんにもなるべくわかるように実物をみせながら、参加者のみなさんに質問をしながら説明をしました。

 佐野にもいっぱい森林(人工林)がありますね。つかわないのは「もったいない!」 花粉症の槍玉になっているスギだけどスギはすごい木。いじめないでね。 

タイムキーパーから巻が入って、いよいよ後ろの作業スペースで作業。
作業の前に作業上の注意!
・お子様の面倒は原則家族でしてください(必要に応じてスタッフがお手伝い)。
・安全には十分ご注意(場合によってはどなっちゃうかも・・ 親御さんの了承を得て)。
・ノコギリや道具はスタッフに言って借りてください。
・電動ノコギリはなるべく使わない。必要なときはスタッフが行います。
・提供できる「組手什」は全部で2m×100本(5万円分)、必要なものを必要な数だけ、皆さんで話し合いながら「おかげまわし」しましょう。

 まずは設計図を絵で描きましょう。

作業が始まりました。

「想像」して「創造」したものを作りましょう。 

子供たちが、「組手什」の端材を使ってプラレールをつくりはじめたぞ!

最初は並べていただけだったのに、形ができて、重ねだして、そして組手の部分をつなぎ合わせて橋を作り出しました。まさに創造力・・・ 

こちらでは何を作っているかな・・
親子共同作業。
はじめてノコギリを自分で使う子もいます。 

作品がそろいました。

発表会の始まり 始まり! 

沢山の創造性豊かな作品が出来上がりました。

参加者 29名。うち子供11名 (小学生以下)。

イベント後のアンケート結果は以下。

[質問] 講座に参加してとてもよかった。→13名
          よかった。→4名
     あまりよくなかった。→1名
どんなところが良かった(良くなかった)ですか?
子供の意見。
・自分のすきな物を作れて、楽しかったです(8歳女性)。
・作るところが楽しかった(小学生未満男性)。
・のこぎりできるところ(小学生未満女性)。
・木でこんな物がつくれることなど知らなかった(10歳代女性)。

・かんたんにくみたてて、作れるところしかもとてもじょうびにくっつく(小学4年生女性)。

・始めて組手什を使って木を組み立てたのでいいけいけんになった(小学4年生女性)。

・何を作るか考えるだけでワクワクした(小学4年生男性)
・自由に作れていろいろな道具が使えてとても楽しかった(小学4年生男性)。
・話が長い。よくわからなかった。(小学3年生女性) 

大人の意見
・実用的な物が自分用にちょうどよく作れるので、とてもよかったです。親切に教えてもらえました(30歳代女性)。
・子供と一緒に作品が作れた(40歳代男性)。
・子供にのこぎりの使い方・設計の基本を教えられた(40歳代男性)。
・手軽に活用できる組手什という材料があるのを知ることができた(40歳代男性)。

・アイディア次第でいろいろなものが作れるところ、いろいろな協力もあり無料だというところ(40歳代女性)
・いろいろな方に手伝っていただき大作が出来ました(?)

[質問]この講座を体験して、森林や林業について感じたことや考えたこと等がありましたらご記入をお願いします。
子供の意見
・日本の木もつかってほしいなと思いました(8歳女性)。
・森をせいけつに使おうと思いました(小学4年生男性)。
・森を大切にしようと思いました(小学4年生女性)。

大人の意見
・国内で日本の木材をたくさん使用することで安くなるならばぜひ日本の木材を使いたいと思います(40歳代男性)。
・もっと地元の木を使って様々な事に利用して欲しいと思いました(30歳代女性)。
・国産材を積極的い活用することがよいということがわかった(40歳代男性)。

・自分で手を動かhして、設計、作製するのは楽しい。特に木材は身近で加工が簡単なのでよいと思います。より多くの木材を身近につかえる環境があるとよいと思いました(40歳代男性)。
・端材も無駄なく利用したいと思いました(?)。
・杉をもっと使うとよいと思いました(40歳代女性)。

 真摯に受け止めてより良い活動につなげていきたいと思います。

 
(文責:谷 雅人)