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佐野市環境ネットワーク会議
事務局
(佐野市環境政策課)
担当;藤・小野
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去る2月6日にまちづくり葛生(株)さん主催で行われた、まちづくりを考えるシンポジウム「団・談・暖」で議論され、葛生地区のエネルギー自立と地域活性化を両立させる具体的な活動として、まずはまちづくり葛生(株)の株主さんに再生可能エネルギー施設を見学するツアーを予行演習を兼ねて企画されまして、吉田も同行させていただきました。
まず住友大阪セメント(株)さんのグループ会社、泉工業(株)さんの木質チップ製造工場視察からスタート。
そして、施設内へ。以下同社HPから抜粋↓
敷地内に約10億円を投じて2009年9月に「佐野リサイクルセンター」を新設。同センターでは、建設廃材や製材所端材、間伐材などを最新鋭の破砕機、篩い分け機、比重差選別機などによりピュアな木質チップとして仕上げ、販売するリサイクル事業を行います。
年間生産規模が7.8万トンと東日本最大級の木屑破砕能力を誇る新工場でつくられた木質チップは、バイオマス発電やセメントキルンに供給され、CO2削減に貢献します。
画像のような建築廃材をチップ化させます。
当然ながら釘やビスやボルト等々の金属類も混入していて、小さいものなら磁力選別可能なのですが、ボルトのような大きいものが混入していて、破砕機にそのまま入ってしまうと刃をいためてしまうので、あまりにも分別がルーズな業者は引取りを拒否するそうです。
因みに分別された釘・ビス等金属類は当然、有価資源として販売。月に30~40万円ほどに。
まさに、まぜればゴミ、分ければ資源ですね!
チップの品質を高めるべく先の分別や比重差の選別もしてより精度の高い商品を生み出しています。
その後、お馴染み住友大阪セメントさんのバイオマス工場へ。
ここで生まれたチップが住友さん施設で燃焼され発電されるんですね。
焼却灰はセメント材料に利用されゼロエミション完成!!
ご存知となるくらいお馴染みのバイオマス施設ですので、詳細な説明はコチラをご参照ください。
そして、ラストは(株)協和さんの秋山川河川敷のメガソーラー。46,000㎡の敷地にパネル1万枚以上設置。規模は2.9メガワット!
昨今のFITバブルで美しい景観を崩してまでパネル設置を行うケースが増えて来て問題となっています。
わたし自身も再生可能エネルギーの普及は重要だと思っていますが、景観に配慮しないパネルは賛同できません。
しかし、こちらの施設は河川敷ということもあり宅地には出来ず、周辺住宅地も無く、樹木を伐採したわけでもなく、言うならパネル設置意外に利用方法が見つからないような土地で、まさしく、こういうような土地を利用して発電施設をつくることが最大の理想と考えます。
最後に参加者30名の記念撮影。
今後、SACO-netはまちづくり葛生さんと協力して行きながら、エネルギー自立と地域活性化の両立実現を目指すお手伝いして参ります。
エコツアーにご興味ある方は是非ご一報ください(^^)/
(文・撮影・吉田啓発かかりちょう)
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