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もったいないフェア2014~3Rアカデミー~終了しました

午前の部~生ごみリサイクル講座~

2014年10月24日もったいないフェア3Rアカデミーが開催されました。

午前の部と午後の2部構成で行われ、午前は「生ごみ減量リサイクル講座」として、EMエコの会・佐野・小林平八郎代表と“バクテリアdeキエーロ”開発者であるキエーロ葉山の松本夫妻にお話しいただきました。

左、村山係長
左、村山係長

その前に、クリーン推進課村山係長から佐野市のごみ現状報告。

みかもクリーンセンターに届けられる家庭用ごみの中で約40%が生ごみ。

しかも、生ごみの80%が水分だと。

つまり、この水分80%のごみを焼却しなくてはいけないため、助燃材として化石燃料を多く使用しなくてはならないので大変無駄なことですね。

更に困ったことに、生ごみをつつむ新聞なんかが入るのでゴミのカサが増えてしまいます。もちろん、新聞紙は分別してリサイクルしなくてはならないのでここでも無駄が生じています。

そういう意味でもこの生ごみ減量は佐野市におけるごみ処理の一丁目一番地とも言えるでしょう。

続きまして、EMエコの会・佐野・小林代表のお話。

~生ごみは宝!~と題してEM菌を使用した生ごみ肥料の有効性を話していただきました。

生ごみをを貯める特殊容器から出る抽出液は活性液となり、これを何千倍かに薄めて畑の肥料や、原液のまま池や川に投入すると浄化に繋がると。

EMぼかしをつくって生ごみを肥料にさせればつくった作物も良く出来、肥料を買ってくることも無いので一石二鳥三鳥のメリットがありますね。

毎月第4土曜日このクリーンセンターでぼかしつくり教室をやっているので是非参加してみてくださいとのことです。

キエーロの話に行く前に、実際この夏、クリーンセンターでキエーロの実験をしていてその報告をクリーン推進課高坂さんから。

結果はもちろん大成功!夏という事も有り処理スピードも速かったことも理由にあげられるでしょう。

そして、遠路神奈川県葉山町からお越しいただいた“バクテリアdeキエーロ”開発者の松本夫妻のお話。

まず開発した松本信夫さんからキエーロが何故生まれたかの説明。

葉山町はゴミ焼却場をつくれなかったために、生ごみ減量は死活問題。そこで、これをなんとかすべく松本さんが開発したと。

13,000世帯中、なんとキエーロは1,500台普及していて、大きな変化は、ごみ収集車の臭いが消えた!ゴミステーションからカラスが消えた!可燃ごみの70%も減量できた!

等々多くの好結果が生まれたと。

キエーロの特徴はこれまでの常識と真逆で、これまでのコンポスターは密閉された容器で太陽にも風にも当てませんでしたが、これは透明のポリカ屋根とその下に通風の為のすきまを”わざと”つくります。

こうして太陽・風をあてて処理します。

その理由は容器内の乾燥化にありました。つまり、虫がわくのはジメジメした非乾燥の場所だから。故に、つねに乾燥した場所なら虫がわかない。

更に言えば、こういう形でなくても要は土上層部5cm位を乾燥させておけばOKなのでそうなる形の容器であれば何でも良いのだと。ただしバクテリアの絶対量が必要なので二人住まいだからと言って小さくすることは出来ないと。

あと、早く処理できるコツとして、ステンレスの容器か何かに3日位寝かさて軽く発酵させてから混入すると良いとか、土によーく混ぜ合わせるのが良い等々もお教えいただきました。

 

参加者からも多くの質問が出て午前の部は大盛況となりました。

講師の方有難うございました。

午後の部~キエーロワークショップ~

お昼を挟み、午後は参加者と一緒にこの優れものを一緒につくるワークショップ。

3Rかかりちょうの諏訪一男さんが材料を予め定尺寸法に切って、下穴もあけた状態からスタート。

材料はすべてがリサイクル品(釘類除く)!!

つくりかた説明をする諏訪3Rかかりちょう
つくりかた説明をする諏訪3Rかかりちょう

小林代表、松本さんも一緒に手伝いながら参加者の皆さんもワイワイ楽しく作製。

一人一個をつくるのですが、最初の骨組みは二人でやるのが効率が良いのでそれぞれ参加者同士協力しながら。


田口代表もお手伝い
田口代表もお手伝い

だんだん形になってきました。

あとはポリカ屋根を付ければ完成。

完成したら、それぞれマイカーでお持ち帰り。ワゴン車でなくても乗用車なら載せられます。

完成後の記念撮影。全部で13台完成。

13時からはじめて、約2時間半くらいですかね。

参加者の皆様大変お疲れ様でした。これから各ご家庭で使ってみて感想を是非是非お聞かせ下さいませ。